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小5国語 最難関問題集下巻 第15回
小学校5年生の皆さんは、年が明けたと思ったらすぐに「新小6」を迎えます。 予習シリーズ小5という、おそらくすべてのテキストの中でもハードモードな内容を乗り越えた皆さんは、志望校に向けてロケットのように飛んでいけることでしょう。 さて、小6になってからはいよいよ「志望校別」の対策がスタートしてきます。特に国語は、学校ごとの特徴が他の科目よりも目立つ科目です。記述校を目指す皆さんは、志望校の出題傾向を早い時期からつかんでいくと良いでしょう。 そのうえで、まず1学期はコツコツと最難関問題集で記述力を高めていってください! 第15回は随筆文です。 問五 「もう少し、ここでなんとかふんばらなくては」とありますが、このときの「わたし」の気持ちを説明しなさい。 随筆文は「物語的」「論説的」の2種に分けて考えると対応がしやすくなります。 今回は、筆者の「体験」を振り返った「気づき」を中心に書かれているので、「物語的」に読み解いていきましょう。 「わたし」の気持ちを答える出題なので、物語と同じく意識するのは「心情のかたまり」と「きっかけ」です。...
大谷琢也
2025年12月21日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第14回
小6生は本番まで残りおよそ50日、ラストスパートの時期ですが、記述対策をしていて実感するのは「記述に使う語彙」の大きな差です。これは一朝一夕に身につくものではなく、いかにこれまで記述問題に向き合ってきたかが如実に表れます。 小5生は、残りおよそ400日、しっかり最難関問題集に向き合っていきましょう。 第14回は論説文です。 問三 「その説明がまたとても懇切丁寧で、専門分野の人でなくとも容易に理解できるような図になっているものが多い」とありますが、それはなぜですか。」 論説文の読解をする際、意識をしておくべきことは「対比」の構造です。 ただ単に、「日本人は〇〇だ!」と主張するよりも、「欧米人は△△である。それに対し日本人は〇〇である!」と主張した方が、相手を納得させることができる、という構造ですね。 この問三も、対比の構造をつかむとまとめやすくなります。 まず、「説明が懇切丁寧である」とありますが、その主語をおさえましょう。 主語は「外国の学者の発表は」です。 ということは、 「日本人の発表は△△なのに対し、外国の学者の発表は〇〇だから」という..
大谷琢也
2025年12月14日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第13回
小6生は本番まで残り2か月、ラストスパートの時期ですが、記述対策をしていて実感するのは「記述に使う語彙」の大きな差です。これは一朝一夕に身につくものではなく、いかにこれまで記述問題に向き合ってきたかが如実に表れます。 さぁ、残り1年と2か月、しっかり最難関問題集に向き合っていきましょう。 第13回は物語文です。 問四 「その声がかすかに震えていた」という部分から百井のどのような気持ちがわかりますか。 心情記述に用いる材料にはある程度パターンがあります。 【できごと(きっかけ)】→【心情】→【行動・様子】 まずはこのフローに沿って材料を集めてみましょう。 【できごと】 「あんなふうに全力で走ったの、初めてだった。水切りも取っ組み合いも、全部。」 ⇒転校する最後の日、友人と子どもらしく全力で遊んだ 【心情】 「僕、今日のこと、いつか思い出す気がする。」 「何度も、何度でも思い出す気がする。」 「矢代くん」ありがとう、と百井が言った。 ⇒自分のことを思いやってくれた友人への感謝 【行動・様子】 その声がかすかに震えていた という流れを考えると、「かすか
大谷琢也
2025年12月9日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第12回
四谷予習シリーズ準拠で学習をしている生徒さんは、当然四谷大塚主催の模試を受けているわけなんですが、四谷とSAPIXだと「国語の模試の記述の質」に差があるんですよね、、、 残念ながら、四谷の模試を受けているだけだと、記述校の対策にはあまりならないところがあり… そこを補う教材が最難関問題集です! ということで、記述校の受験を目指す方は、くじけず最難関問題集に取り組んでください。 さて、第12回も第11回に引き続き随筆文です。 第11回で次のように説明しました。 >>>> そもそも随筆文は「体験+感想」のコンボを読み取ることが重要です。 「この段落は体験、この段落は感想」と区別して読む習慣をつけると効果的です。 今回もこのロジックを意識して記述を解いてみましょう。 問二 「そのときは、それなりに正しい意見にも思えました」とありますが、結局筆者は正しいと判断しませんでした。その理由を説明しなさい。 まず、「体験」をまとめてみましょう。 ・デートの前にズボンを汚してしまった ・ズボンをはき替えに家に戻った ・デートが台無しになった ・その話を友人にしたら
大谷琢也
2025年11月16日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第11回
四谷予習シリーズ準拠で学習をしている生徒さんは、当然四谷大塚主催の模試を受けているわけなんですが、四谷とSAPIXだと「国語の模試の記述の質」に差があるんですよね、、、 残念ながら、四谷の模試を受けているだけだと、記述校の対策にはあまりならないところがあり… そこを補う教材が最難関問題集です! ということで、記述校の受験を目指す方は、くじけず最難関問題集に取り組んでください。 さて、第11回は随筆文です。 問五 本文にはフエでの体験を通して、筆者の海外旅行に対する見方が変わったことが書かれています。その変化を七十字以内で説明しなさい。 この問題ははっきりと書いてくれていて助かりますが、 そもそも随筆文は「体験+感想」のコンボを読み取ることが重要です。 「この段落は体験、この段落は感想」と区別して読む習慣をつけると効果的です。 さて、「海外旅行に対する見方」の「変化」を答える問題なので、 「変化前」と「変化後」で分けて材料を探してみます。 「変化前」 132行目 外国を緊張感もなく旅しているツアー客を困った存在と見なし、一人か二人で毅然と旅行してい
大谷琢也
2025年11月11日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第10回
開成、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、雙葉、駒場東邦、フェリス、栄光、聖光、芝、洗足、鴎友を目指す受験生はもれなくこの教材やっておこう!とおすすめする、四谷大塚教材 最難関問題集の解説集です。 ただ模範解答をうつすだけでなく、解答を導く論理をしっかりたどって学習をしていきましょう。 さて、第10回は総合回ですが、最難関問題集は組み分けテストを目標にしていませんので、テスト対策など目もくれず(笑)、物語文の記述を学んでいきましょう。 問三 「『あっ』僕は大きく叫んだ」のはなぜですか。文章中の言葉を使って、六十五字以上七十五字以内で答えなさい。 物語文の記述には、ロジックがいくつかあります。 その中でも基本中の基本にあるのが、 「行動・表情の【なぜ】は心情を答える」 「心情はきっかけとセット」 のふたつです。 まず、 「行動・表情の【なぜ】は心情を答える」 ですが、 たとえば 「少年は泣き出した」のはなぜですか。 という問題があったとき、 「怒られたから」という解答では△です。 「怒られて悲しかったから」「怒られて悔しかったから」「怒られたことに感謝した
大谷琢也
2025年11月3日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第9回
開成、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、雙葉、駒場東邦、フェリス、栄光、聖光、芝、洗足、鴎友を目指す受験生はもれなくこの教材やっておこう!とおすすめする、四谷大塚教材 最難関問題集の解説集です。 ただ模範解答をうつすだけでなく、解答を導く論理をしっかりたどって学習をしていきましょう。 さて、第9回は「俳句」です。もちろん、俳句単体で出題される学校はほとんどありません。俳句の基本自体は、通常の予習シリーズで学習すれば十分です。 大問2のような「物語文と短歌俳句の融合」の問題に対応できるようにトレーニングしましょう。 問二 「それは誰でも、いつの時代のどんな人間でも、夕焼雲を眺めてこんな思いを抱いたことを暗示しませんか?」とありますが、この句にはどのような思いがえがかれていると思いますか。 題材となっている俳句がこちらです。 夕焼雲でほんたうに好きだった この句を 「夕焼雲。でもほんとうに好きだった」と読むか、 「夕焼雲でも、本当に好きだった」と読むか、で意味の通りが変わってきますね。 第8回でも触れましたが、 短歌・俳句の基本は、【モチーフ】をおさえ、【
大谷琢也
2025年10月26日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第8回
開成、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、雙葉、駒場東邦、フェリス、栄光、聖光、芝、洗足、鴎友を目指す受験生はもれなくこの教材やっておこう!とおすすめする、四谷大塚教材 最難関問題集の解説集です。 ただ模範解答をうつすだけでなく、解答を導く論理をしっかりたどって学習をしていきましょう。 さて、第8回は「短歌」です。もちろん、短歌単体で出題される学校はほとんどありません。短歌の基本自体は、通常の予習シリーズで学習すれば十分です。 大問2のような「物語文と短歌俳句の融合」の問題に対応できるようにトレーニングしましょう。 問一 「ペットショップのうさぎの気持ち」とありますが、短歌からはどんな気持ちが読み取れますか。 下線部に前に出てきた短歌が ほっといて 「かわいい」の声 きくために 長い耳している わけじゃない という短歌です。 短歌・俳句の基本は、【モチーフ】をおさえ、【比喩を元に戻す】ことがポイントです。 【モチーフ】 ・ペットショップのうさぎ ⇔ 野生のうさぎ 本来のうさぎ ・長い耳 → 個性・特徴 ・「ほっといて」 → うんざりしている 【比喩】..
大谷琢也
2025年10月19日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第7回
早稲アカや四谷大塚、臨海セミナー、進学くらぶなど予習シリーズカリキュラムで学習を進めている中学受験生で、偏差値63以上の難関校を目指す人たちは、「最難関問題集」で学ぶのが最適解だ!と思う私大谷の解説集です。 組み分けテストでSコースに入れる学力があるなら、そこから先は組み分けテストの結果にこだわらず、最難関問題集で本質的な国語力を磨くことをお勧めします。 第7回は説明文です。 説明文のだいたいは「え?そうなの?知らなかった!」と読者に思ってもらうために書いています。 ・一般的に知られていないこと・もの ・一般的に考えられていることと実は違うもの こういった切り口で話が展開していく、と予想して読むと筋がつかみやすくなりますよ。 さて、問4を扱いましょう。 問四 「受難の時代」とありますが、ここではどういうことですか。文章中の言葉を使って、七十五字以内で答えなさい。 「どういうことですか?」という問いかけは「中身をわかりやすく言い換えて答えなさい」つまり言い換え問題であることはもうマスターできていますね? 下線部の前後をチェックすると、...
大谷琢也
2025年10月12日読了時間: 3分


小5国語 最難関問題集下巻 第6回
早稲アカや四谷大塚、臨海セミナー、進学くらぶなど予習シリーズカリキュラムで学習を進めている中学受験生で、偏差値63以上の難関校を目指す人たちは、「最難関問題集」で学ぶのが最適解だ!と思う私大谷の解説集です。 組み分けテストでSコースに入れる学力があるなら、そこから先は組み分けテストの結果にこだわらず、最難関問題集で本質的な国語力を磨くことをお勧めします。 第6回は物語文ですが、今回も質の高い良い問題です! どれもこれも解説のし甲斐があるのですが、ブログでは問三を取り上げましょう。 問三 「コレハナニ?」とありますが、カタカナで書くことでどのような効果があると考えられますか。このときの「わたし」の気持ちにもふれて説明しなさい。 まず、知識として知っておいてほしいのが、 「日本語の漢字は表意文字である」⇔「ひらがなやカタカナ、アルファベットは表音文字である」という対比です。 表意文字と表音文字の違いは各自で調べてほしいですが、要は「漢字はその文字自体に意味がある」ということです。 つまり、「漢字をわざわざひらがなやカタカナで表現する」という文は、たと
大谷琢也
2025年10月6日読了時間: 3分


小5国語 最難関問題集下巻 第5回解説
小5の皆さんがもうすぐ組み分けテストでしょうか。 最難関問題集で学んだ記述力を遺憾なく発揮してください! さて、第5回は説明文と詩の融合です。まず文章が長い!これを読み切る体力がついていればそれだけでたいしたものです。 さて、解法として良い学びになる問題として問5を扱います。 問題 「きみはたしかに前より生き生きと輝いているだろう」とありますが、アウトドアを体験することで、生き生きと輝くことができるようになるのはなぜですか。文章中の言葉を使って、五十五字以内で説明しなさい。 では、「材料」にマーキングしていきましょう。 「材料」を探すとなると、すぐに本文にアプローチしたくなりますが、まずは「設問」の中にヒントがないかマーキングしましょう。 この問題だと 「アウトドアを体験することで」という条件があるのでここをマークします。 本文に「アウトドアは~」「アウトドアによって~」「アウトドアを通じて~」と言った表現があれば材料に使える、ということが分かります。 (この問題はこの目があればそれだけで解けます) では本文から材料を見つめましょう。 ・185行
大谷琢也
2025年10月2日読了時間: 2分


秋のおすすめ読書5選―1冊でもOK! 今こそ、心に火を灯す読書体験を―
こんにちは。akiraです。 受験勉強の真っ只中だけど、「ちょっと立ち止まって、自分と向き合う時間」も大事。秋は、そんな静かな時間を与えてくれる季節です。 今回紹介するのは、受験期の6年生にも読んでほしい、心に残る5冊。どれも“今だからこそ出会ってほしい物語”ばかりです。全部読む必要はありません。 1冊で十分。あなたの心に響くものを、ぜひ自分で選んでみてください。 『チョコレート・ピース』 著:青山美智子(ポプラ社) 難易度★★ 出る度★★ https://amzn.to/3KGHAnP 卒業、失恋、挑戦、後悔―― 「チョコチップクッキー」がおすすめ。 そんな人生の「ひとくち」を、いろんなチョコレートにたとえた24の短編集。 おすすめポイント チョコレートがモチーフの連作短編集。ひとくちサイズでも心にしみる。 視点が変わる構成がユニーク。同じ出来事でも「見え方」が違う! 読みやすく、どこから読んでもOK。スキマ読書にもぴったり。 自分の気持ちに似た話がきっと見つかる。感情にそっと寄り添う1冊。 『天才望遠鏡』 著:額賀 澪(文藝春秋) 難易度★★

akira/中学受験Walker
2025年9月30日読了時間: 5分


「模試」が“うまくいく子”の秘密、教えます
こんにちは。akiraです。 10月に入り、ぐっと涼しくなってきましたね。この時期から年末にかけては、中学受験生にとって 「実践力」を問われる模試が続々とやってきます。今回はその中でも「外部会場模試」で、実力を出しきる子、逆にいつも通りの力を出せずに終わる子の違いについてお話しします。結論から言うと、それは「勉強量の差」ではありません。実は…“当日の過ごし方”と“日頃の意識”の差なんです。 【テスト当日の朝】“親のテンション”が勝敗を分ける!? 模試の日の朝。子どもが寝坊して、親がイライラ…そこから怒り口調になって、気まずい空気のまま出発…。実はこれ、「模試あるある」です。でも、こういう朝を過ごした子は、高確率で“本調子”が出ません。親子喧嘩をしてしまう日もあるでしょう。でもテスト当日だけは、大人が「空気づくり」を頑張る日と割り切ってみてください。「送り出せただけで、今日は100点」「入試の朝のシミュレーションだと思って、落ち着いて見送ろう」こう思えると、子どもも“心拍数”が安定してきます。何より「いつもの雰囲気」で送り出してもらえるのが、子ども

akira/中学受験Walker
2025年9月30日読了時間: 5分


小5国語 最難関問題集下巻 第4回
小5下巻が始まり、早くも1か月経とうとしています。算数が重いと評判のシリーズ下巻ですので、なかなか国語までは手が回らないと思うのですが、最難関問題集だけは取り組みの質を上げていくことを心がけてください! さて、第4回は詩の単元です。 正直「詩」が出題される学校は数えるほどしかありませんが、説明文と融合して出題されるパターンは対応できるようにしておきましょう。 大問2 問2 「人間の季節にも必ず春がめぐってくるものであってほしいという祈り」とはどんな祈りですか。この詩の時代背景を考え、自分の言葉で四十字程度で答えなさい。 では、「材料」にマーキングしていきましょう。 下線部は20行目ですが、その5行前に「当時、軍国日本は冬の真ん中だった」とあります。 【冬の真ん中】と【春がめぐる】が対比の関係になることに気づきますね。 【冬の真ん中】は問1で出題されていますが、「戦時中で生活が苦しい」ことの比喩表現です。 (壷井繁治ら詩人からすれば、言論弾圧の時代でもあったので、そこを要素にしても良いかと思います) 対比関係を活用すれば、【春がめぐる】は【冬の真ん
大谷琢也
2025年9月21日読了時間: 2分


【後編】併願にまつわる“すべらない話”⑤〜⑦ ~親の期待と子の気持ち、そのズレをどう埋める?~
こんにちは、akiraです。 前回の【前編①〜④】では、「募集要項チェック」「HP活用法」「過去問ランキングの読み解き方」「合格1校の重み」など、併願戦略の基本となる視点をお届けしました。 今回は、さらに踏み込んで―― つい親がかけてしまう“我が子補正” 過去問での「年度格差」問題 子どもの志望校はどこでどう変わるのか? といった、「あるある」だけど見落としがちなリアルな話を、エピソードとともにお伝えしていきます。 ⑤ 併願で一番難しいのは「我が子補正」! 併願を考えるとき、最も慎重に扱いたいのが「我が子補正」です。 模試や過去問の結果を見るときに、ついつい「でもこの子は本番に強いから」「この学校とは相性がいいから」と、評価を上方修正してしまうことってありませんか?実はこれ、どのご家庭でも、どんな先生でも、誰にでも起こりうる“希望的観測”の罠なんです。 ■ 教え子補正、過去問補正… 「国語の記述、これは丸もらえるかも」 「この学校の算数、合ってる気がする」 「1月の模試が悪かったけど、きっと今回は本気出すはず」 すべて“我が子補正”の一種です。し

akira/中学受験Walker
2025年9月20日読了時間: 5分


【前編】併願にまつわる“すべらない話”①〜④ ~9月から始める併願戦略の第一歩~
こんにちは。akiraです。 9月に入り、各校の募集要項や学校説明会の案内が出始めると、いよいよ中学受験に向けて「併願戦略を考える時期」に突入します。 今回は、併願を考えるうえで知っておいて損のない話を「7つのすべらない話」としてまとめました。5年生のご家庭も、6年生のご家庭も、まずは前半の4つからじっくり読んでみてください。 ① 募集要項は“スミからスミまで”チェックせよ! 9月は、各中学校が最新の募集要項を発表し始めるタイミングです。ここで、意外と多いのが「なんとなくHPを見て、なんとなく把握した気になっている」というケース。とくに出願の方法がオンライン中心になった今、スマホでパッと見るだけでは済まされない細かいルールが増えています。 たとえば… 「写真はスナップ不可・デジタルデータ推奨」 「志望理由欄あり(300字以内)」 「出願開始は〇月〇日〇時から。」 「保護者記入欄あり:学校・家庭での様子について」 こういった情報は、すべて募集要項の中に細かく書かれています。 スマホの小さな画面で見ると、「見たつもり」になっていてもページの途中で大事

akira/中学受験Walker
2025年9月20日読了時間: 5分


小5国語 最難関問題集下巻 第3回
早稲アカや四谷大塚、臨海セミナー、進学くらぶなど予習シリーズカリキュラムで学習を進めている中学受験生で、偏差値63以上の難関校を目指す人たちは、「最難関問題集」で学ぶのが最適解だ!と思う私大谷の個人的解説集です。 第3回は物語文、続きが読みたくなる文章ですね! 問五が「差のつく問題」でしたので、こちらを解説していきます。 問5 「先生はもう一度、今度はもっと大きく首を横に振った」とありますが、このとき「先生」は、どのようなことを考えていましたか。具体的な内容にふれながら、七十字以内で答えなさい。 では、「材料」にマーキングしていきましょう。 まず、下線部の直前、「わたし」は「先生が悪いわけじゃないのに」と言っています。 それに対し「首を横に振った」と続いていますから、「自分が悪かった」と思っていることが分かります。 (人物の行動・様子を心情に置き換える、というロジックを使いましょう) この「自分が悪かった」ことを具体的に説明している部分を材料として線を引きましょう。 ・私にも責任があるんだよ ・何度か町で会ってたからな。春に会ったときも、ちょっと
大谷琢也
2025年9月15日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第2回
早稲アカや四谷大塚、臨海セミナー、進学くらぶなど予習シリーズカリキュラムで学習を進めている中学受験生で、偏差値63以上の難関校を目指す人たちは、「最難関問題集」で学ぶのが最適解だ!と思う私大谷の個人的解説集です。 それでは今週も第2回で記述力を強化していきましょう。 今回の題材は論説文です。 論説文の記述は「本文中に書いてある言葉を使う、もしくは抽象化して使う」ことが原則です。ただ、「それは分かっているけれど、どこの文を使えばいいのか分からないんだよ」と口をとがらせる人もいることでしょう。 ですので、今回は「記述の材料の探し方」のひとつのパターンを解説していきます。 問四 「こうして、この銀行はつぶれてしまいました」とありますが、「この銀行」がつぶれた理由を説明しなさい。 103行目にある下線部を見つけてください。 「こうして」とあるので、その内容を前からまとめると、 「人々の要求に応えて交換できるほどの金を持っておらず、交換に応じることができなかった」 という内容に線を引けたと思います。 では続けて考えてください。 「それはなぜですか?」...
大谷琢也
2025年9月7日読了時間: 2分


小5国語 最難関問題集下巻 第1回
さぁ、9月から下巻がスタートします。 早稲アカや四谷大塚、臨海セミナー、進学くらぶなど予習シリーズカリキュラムで学習を進めている中学受験生で、偏差値63以上の難関校を目指す人たちは、「最難関問題集」が最適な教材です。この教材にしっかり取り組んで合格を目指していきましょう。 さて、それでは第1回の解説です。 問一「きみの好きなフルーティストはだれだ?」とありますが、マエストロはこの質問をして、どんなことを「ぼく」に伝えたかったのですか。 マエストロの心情を考える問題です。 材料に使えそうな文を前後に探してみましょう。 まず、直前に 「マエストロは、ぼくの肩に大きな手をドスン、とのせた」とあります。 物語のロジックとして、「行動」は「心情」に置き換える というものがあります。 このマエストロの行動はどういう気持ちから起こったものでしょうか? さらにその前を読んでみましょう。 どういう「できごと」がありましたか? マエストロと初めて会った主人公ユージが、こんなことを言っています。 ・「ぼくは二段階くらいレベル低いですけど」 ・ああ、またここでもサンドロ
大谷琢也
2025年8月31日読了時間: 2分


【第2回】点数を上げる過去問演習のやり方とは?
―“やりっぱなし”にしない!中学受験・過去問完全攻略ガイド【実践・ふり返り編】― こんにちは、akiraです。前回は「過去問演習の始め方・準備編」をお届けしました。今回はいよいよ【実践編】です。 過去問演習で成績を伸ばしていく子たちは、実は共通して「やり方」と「ふり返り方」に工夫があります。 ただ何年分も解くのではなく、「どう解いたか」「どう見直したか」「その後どう活かしたか」 この3点を意識しているかどうかで、結果が変わってきます。 「うちもちゃんとやってるつもりなんだけど…伸びなくて」というご家庭にこそ読んでいただきたい、過去問演習の“伸びる子の秘訣”を7つの視点からお伝えします。 ④過去問は“数”より“濃度”! 1年分を数回味わうつもりで 過去問を「何年分解いたか」で勝負しようとするご家庭もありますが、そこはちょっと立ち止まってほしいところです。 ■ 10年分×1回より、3年分×濃密なふり返り 過去問の効果は「ふり返りの質」に比例します。解きっぱなしで答え合わせをして「ふーん」で終わってしまっては、もったいない! たとえば、次のようなステッ

akira/中学受験Walker
2025年8月26日読了時間: 4分


【第1回】「過去問演習」って何から始めればいい?
―“やり方次第で結果が変わる”中学受験・過去問完全攻略ガイド【準備編】― こんにちは、首都圏で中学受験塾の教室運営をしておりますakiraです。 いよいよ夏も終盤戦。6年生の皆さんにとっては、いよいよ“過去問演習”が本格化する時期に入ってきましたね。 でも、こんな悩み、ありませんか? 「過去問って、いつから始めたらいいの?」 「どうやって解けばいいのか、よくわからない…」 「とりあえず解いてみたけど、全然点数が取れなくて不安…」 そう、過去問演習って“ただ解けばいい”わけではないんです。やり方を間違えると、せっかくの時間と労力がムダになることも…。 そこで今回から2回にわたって、「中学受験の過去問演習で本当に大切なこと」を丁寧にお伝えします。第1回のテーマは《準備とスタートの仕方》。これを押さえておけば、2学期以降の過去問演習がまったく違ったものになりますよ。 ①「できる限り“実物レイアウト”でやる」が鉄則! まず、いちばん大事なこと。それは「本番と同じ形式・見た目で解く」という意識です。 過去問演習というと「とりあえず問題を解いて、点数を見て…

akira/中学受験Walker
2025年8月26日読了時間: 5分
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