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学習記録・振り返りシートで自走力を育てる|中学受験の家庭学習
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、言われたことはやるんですが、自分で考えて動くということができなくて」——中学受験の伴走をしていると、この「自走させたい」というお悩みに本当によく出会います。先日も、ある4年生の保護者から「どうすれば自分から勉強する子になりますか」と聞かれました。 結論から言うと、自走力は性格ではなく仕組みで育てられるものです。そして、その仕組みのなかで僕がいちばんおすすめしているのが、学習記録・振り返りシートなんですよね。今日はこの地味だけど効く道具の使い方を、一緒に見ていきましょう。 自走力は「自分を客観視できる力」から始まる そもそも自走力とは何か。僕の定義はシンプルで、「自分が今どこにいて、次に何をすべきかを自分で言える力」です。これができる子は、親が横でいちいち指示しなくても動けます。 逆に、自走できない子の多くは、能力が低いのではなく、自分の学習を客観的に見るクセがついていないだけなんです。今日何をやったか、どこでつまずいたか、それを言葉にしたことがない。だから「次どうする?」と聞かれてもフリーズ
ユウキ先生
7 時間前読了時間: 4分


5年生で難しくなる「親子の距離感」との付き合い方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「4年生のときは素直に一緒に勉強してくれたのに、5年生になった途端、横に座るだけで嫌がるんです」——これ、5年生の保護者の方から本当によく聞くお悩みです。先日も、ある5年生の女の子のお母さんが「最近、丸つけをしようとすると『見ないで』と言われる」と寂しそうに話してくれました。 結論から言うと、これは反抗でも、お子さんが受験をなめているわけでもありません。成長の証なんですよね。今日は、5年生で必ずやってくる「親子の距離感」の変化と、その上手な付き合い方を一緒に考えていきましょう。 「べったり伴走」が効かなくなるのが5年生 4年生までの伴走は、いわば「隣に座って一緒に進む」スタイルでうまくいきます。親が横で丸つけをし、間違えたらその場で一緒に直す。この距離感が、4年生にはちょうどよかったんですよね。 ところが5年生になると、子どもの自我がぐっと育ちます。「自分でやりたい」「見られたくない」という気持ちが芽生えてくる。ここで親が4年生と同じ距離感のまま踏み込み続けると、サポートのつもりが監視と受け取られてしま
ユウキ先生
1 日前読了時間: 4分


受験未経験の親が「教える」前にやるべきこと|中学受験の家庭学習
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、自身は中学受験を経験していないというお父さんから、こんなご相談をいただきました。「子どもに算数を教えようとしたら、つるかめ算で僕のほうが固まってしまって……。これ、親が教えていいんでしょうか」と。 すごく正直で、いい悩みだと思います。結論から言うと、受験未経験の親が教えること自体は、まったく問題ありません。ただし、いきなり「教える」に飛び込むと、たいてい親子げんかで終わります。今日は、教える前にやっておくべき準備の順番を、一緒に整理していきましょう。 いきなり「即興で教える」のがいちばん危ない まず、いちばんやってはいけないのが、お子さんが解いている横で、その場でパッと解いて教えようとすることです。これ、中学受験未経験の親御さんが最もやりがちな失敗なんですよね。 理由はシンプルで、中学受験の算数は、大人の感覚で解くと「方程式で一発」みたいな解き方になりがちだからです。でも子どもは方程式を習っていない。つまり、親が出した答えと、塾で習う解法がズレる。お子さんは「お父さんのやり方と先生のやり方が違う」
ユウキ先生
2 日前読了時間: 4分


中学受験に必要な学習時間の実際|早稲アカ12時間 vs 必要16〜20時間
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生のお母さんから「うちは塾と宿題で手一杯なのに、なぜか成績が伸びないんです」というご相談をいただきました。よくよく話を聞いてみると、週の学習時間はだいたい12時間。本人もご家庭も、けっこう頑張っているつもりなんですよね。でも、伸びない。 結論から言うと、これは「サボっているから伸びない」のではなく、そもそも投下している時間の総量が足りていないケースが非常に多いんです。今日はこの「中学受験に必要な学習時間」という、誰もあまり正面から言わないテーマを、僕の現場経験と数字で一緒に見ていきましょう。 早稲アカの拘束時間は「ざっくり12時間」という現実 僕は元・早稲田アカデミーの校長として、子どもたちのスケジュールを毎日見てきました。5年生でいうと、塾の授業・テスト・通塾の移動を全部足しても、拘束時間はだいたい週12時間前後に収まります。学年や校舎で多少前後しますが、感覚としてはこのくらいです。 ここで多くのご家庭が勘違いするのが、「塾に通っている=12時間勉強している=それで十分」という思い込みな
ユウキ先生
3 日前読了時間: 4分


塾に行かず、家庭学習だけで中学受験は可能か?
みなさんこんにちは!ユウキです。 「子どもが通塾を嫌がっていて……家庭学習だけで中学受験ってできますか?」というご相談、本当に増えています。先日も、都内の某エリアで、他の習い事に打ち込んでいるお子さんのご家庭からそんなお話をいただきました。 結論から言うと、条件が揃えば、家庭学習だけでも十分に戦えます。むしろ僕は、家庭学習中心の受験に大賛成な立場です。今日はその理由と、成立させるための条件を書きます。 なぜ「家庭学習だけ」を僕がすすめるのか 塾に通う最大のストレスは、実は授業ではなく家庭学習の管理です。塾講師だった僕自身が、わが子の中学受験で「これ、塾に通っている意味あるの?」と何度も思いました。授業を聞いてきても理解しきれず、結局家でもう一度教え直す。これなら、最初から自分のペースで進めたほうが効率がいい場合も多いんです。 しかも今は、良質な動画コンテンツで予習・復習ができる時代。リアル授業と違って、分からないところを何度でも巻き戻せます。実際、動画中心の学習で偏差値を大きく伸ばしたお子さんもいます。 成立させるための3つの条件 .
ユウキ先生
4 日前読了時間: 4分


中学受験のゴールは大学受験|10年スパンで考える学校選び
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験の真っ只中にいると、どうしても視野が「来年の2月」に集中してしまいます。先日も、ある6年生のご家庭が「とにかく合格すること、それだけで頭がいっぱいで」とおっしゃっていました。気持ちは痛いほどわかります。でも、僕がいつもお伝えしているのは、中学受験のゴールは「合格」ではなく、その先の「大学受験」、さらに言えば「社会に出る準備」だということなんですよね。今日は、目の前の入試から少し顔を上げて、10年スパンで学校選びを考える発想についてお話しします。 中学受験は「10年プロジェクト」の入り口 結論から言うと、中学受験は、中高6年間と大学受験までを含めた、約10年の長期プロジェクトの入り口にすぎません。 12歳で受ける入試の合否は、もちろん大事です。でも、その学校で過ごす6年間と、そこから大学へどうつながっていくか——この時間軸の長さに目を向けると、学校選びの基準が変わってくるんですよね。「今の偏差値で入れる一番上の学校」を選ぶのではなく、「6年後、わが子が一番伸びた状態で大学受験を迎えられる学校はどこか
ユウキ先生
7月17日読了時間: 4分


「私立はお金持ちか優秀な子が行く場所」という思い込みを外す
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちみたいな普通の家庭が、私立中学なんて考えていいんでしょうか」——先日、ある保護者の方からこんな言葉をいただきました。お子さんは勉強が嫌いではないけれど、特別に成績が抜群というわけでもない。家計も特別に余裕があるわけではない。だから、私立は「自分たちには関係のない世界」だと感じていたそうです。この感覚、すごくよくわかります。でも僕は、はっきりお伝えしたい。「私立はお金持ちか優秀な子が行く場所」というのは、思い込みです。 今日は、この固定観念を一緒に外していきましょう。 「優秀な子だけが行く場所」という誤解 まず、「優秀な子だけが行く場所」という思い込みから。 確かに、最難関と呼ばれる一部の学校は、相当な学力が求められます。でも、中学受験で受けられる私立中学は、最難関だけではありません。実際には、ものすごく幅広い偏差値帯の学校が存在していて、それぞれに通っている子がいるんですよね。「優秀でないと私立は無理」というのは、最難関だけを私立だと思い込んでいることから来る誤解なんです。 しかも、大事なのはここ
ユウキ先生
7月16日読了時間: 4分


学校説明会で本当に見るべきポイント(元塾講師の視点)
みなさんこんにちは!ユウキです。 学校説明会のシーズンになると、「説明会って、何を見ればいいんでしょう?」という質問をたくさんいただきます。先日も、初めて説明会に参加するという5年生のご家庭から、同じ相談を受けました。多くの方が、進学実績のスライドを熱心にメモして帰ってきます。でも正直に言うと、進学実績の数字は、説明会で一番見なくていい情報のひとつなんですよね。今日は、元塾講師の視点から、学校説明会で本当に見るべきポイントをお話しします。配られる資料には載っていない、現場の見方です。 進学実績の数字は「鵜呑みにしない」 まず、なぜ進学実績を一番に見なくていいのか。結論から言うと、説明会で示される数字は、学校が一番見せたい部分を切り取ったものだからです。 例えば「難関大学○名合格」という数字。これが在校生数に対してどのくらいの割合なのか、現役なのか浪人込みなのか、ひとりが複数学部に合格した延べ人数なのか——こうした前提を抜きに数字だけ見ても、実態はわからないんですよね。ぶっちゃけ、数字はいくらでも見栄えよく加工できます。だから僕は、進学実績
ユウキ先生
7月15日読了時間: 4分


4年生のうちに志望校を考えるべき理由
みなさんこんにちは!ユウキです。 「志望校なんて、6年生になってから決めればいいですよね?」——4年生の保護者の方からは、よくこう言われます。気持ちはわかります。まだ受験までは時間があるし、成績だってこれからどう変わるかわからない。先に決めても意味がないように思えますよね。でも、僕の答えは「いえ、4年生のうちから考え始めてください」なんです。誤解しないでほしいのは、4年生で志望校を「決める」必要はないということ。考えるのと決めるのは違います。今日は、なぜ4年生のうちから志望校を考えるべきなのか、その理由をお話しします。 理由1:方向性があると、学習の「意味」が変わる 結論から言うと、4年生のうちに「どんな学校に行きたいか」という方向性をぼんやりとでも持っていると、日々の勉強の意味づけがまるで変わるんですよね。 子どもにとって、ゴールの見えない勉強はしんどいものです。「なんでこんなに勉強しなきゃいけないの?」という問いに、「行きたい学校があるからだよ」と答えられるかどうか。これは大きな違いです。ある4年生の男の子は、文化祭で訪れた学校に憧れ
ユウキ先生
7月14日読了時間: 4分


偏差値が下がってきた時の志望校再設定の手順
みなさんこんにちは!ユウキです。 「ずっと志望していた学校に、偏差値が届かなくなってきました。どうすればいいでしょうか」——6年生の秋が近づくと、この相談がぐっと増えます。先日も、長く第一志望にしてきた学校との差が広がってきた、というご家庭から切実なご相談をいただきました。これは中学受験で誰もが通りうる、本当につらい局面です。でも、ここでの動き方ひとつで、結果も親子の気持ちも大きく変わるんですよね。今日は、偏差値が下がってきたときに、志望校をどう再設定するか、その手順を具体的にお話しします。 ステップ1:まず「数字の下がり方」を冷静に分解する 結論から言うと、偏差値が下がったと感じたとき、いきなり志望校を変えるのは早すぎます。まずやるべきは、「なぜ下がったのか」を分解することです。 偏差値が下がる理由には、いくつかパターンがあります。周りが追い上げてきて相対的に下がったのか、特定の単元でつまずいて実力そのものが落ちたのか、一時的なコンディション不良なのか。これらはまったく別の現象で、対処も変わるんですよね。 例えば、5年生から6年生にか
ユウキ先生
7月13日読了時間: 4分


中学受験を始める前に決めておきたい「ゴールの形」
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験を始めようとするご家庭から、僕がよく聞かれるのは「いつから塾に入れればいいですか?」「どの塾がいいですか?」という質問です。気持ちはわかるんですが、僕はいつも「その前に、ちょっとだけ立ち止まりましょう」とお伝えしています。先日も、これから受験を始めるという3年生のご家庭に、同じことをお願いしました。塾選びより先に決めてほしいのは、「ゴールの形」なんですよね。今日は、中学受験を始める前にこそ考えておきたい、この「ゴールの形」についてお話しします。 「ゴール=合格」だと思っていると、走り方を間違える 結論から言うと、多くのご家庭は中学受験のゴールを「志望校への合格」だと設定します。これ自体は間違いではありません。でも、僕はそれだけだとゴールの解像度が低すぎると感じるんです。 なぜなら、「合格」だけをゴールに据えると、走っている途中で迷子になりやすいから。成績が上下するたびに一喜一憂し、目の前のテストの点数がすべてに見えてくる。気づけば「何のために中学受験をしているんだっけ?」という根本が、家庭の中から
ユウキ先生
7月12日読了時間: 4分


旧来型・一斉勉強の進学校が向く子・向かない子
みなさんこんにちは!ユウキです。 「最近は探究だ国際だと華やかな学校が多いですが、昔ながらのガリ勉系の進学校って、もう古いんでしょうか?」——先日、ある6年生の保護者の方からこんな質問をいただきました。なるほど、と思いました。時代の流れの中で、伝統的な「一斉授業でひたすら鍛える」タイプの進学校が、なんとなく地味に見えてしまうんですよね。でも僕は、このタイプの学校を一概に古いとは思いません。合う子には、これ以上ないほど力を伸ばしてくれる環境だからです。今日は、旧来型・一斉勉強の進学校が向く子・向かない子を、具体的にお話しします。 「旧来型の進学校」とはどんな環境か まず、ここで言う旧来型の進学校とは、先生主導の一斉授業を軸に、宿題や課題をしっかり出し、大量の演習で鍛え上げるタイプの学校を指します。先取り学習を進め、定期テストや小テストで定着を細かく確認していく。良くも悪くも「面倒見がいい」「鍛えてくれる」と評される学校群ですね。 このタイプの最大の強みは、学習のペースとリズムを学校が作ってくれることです。自分で計画を立てるのが苦手な子でも、
ユウキ先生
7月11日読了時間: 4分


国際系の学校に集まる家庭の特徴と向き不向き
みなさんこんにちは!ユウキです。 「英語にだけは困らない子に育てたいんです」——国際系の学校に興味を持つご家庭からは、こうした声をよく聞きます。先日も、お子さんがまだ4年生というご家庭が、すでに国際系の学校をいくつもリストアップして相談に来られました。グローバルな教育環境への憧れは、年々強まっているように感じます。ただ、国際系の学校というのは、合う家庭と合わない家庭がわりとはっきり分かれるんですよね。今日は、国際系の学校に集まる家庭の特徴と、向き不向きの見極め方をお話しします。 国際系の学校に集まる家庭の「3つの傾向」 まず、僕が現場で見てきた範囲で、国際系の学校に集まるご家庭には、いくつか共通する傾向があります。 ひとつ目は、親自身が海外経験や英語環境に親しみがあること。駐在経験があったり、仕事で英語を日常的に使っていたりするご家庭が多い印象です。ふたつ目は、「大学受験のその先」まで見据えていること。国内の大学だけでなく、海外進学も選択肢に入れているご家庭が少なくありません。 そして三つ目が、これが一番大事なんですが、「英語教育=英会
ユウキ先生
7月10日読了時間: 4分


「御三家を目指せますか?」の問いにどう答えるか
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、御三家を目指せますか?」——これは僕が面談で本当によく受ける質問のひとつです。先日も、4年生のお子さんを持つお父さんから、ほとんど挨拶代わりにこの問いを投げかけられました。気持ちはすごくわかります。中学受験という大きな挑戦に臨むなら、最高峰を狙いたい。でも、この問いには正直、簡単に「イエス」とも「ノー」とも答えられないんですよね。今日は、最難関の射程をどう見極めるか、そして親はこの問いとどう向き合えばいいのかをお話しします。 「目指せますか」と「届きますか」は別の質問 まず整理したいのは、「御三家を目指せますか」という質問には、実は二つの意味が混ざっているということです。ひとつは「挑戦する資格があるか」、もうひとつは「合格する可能性があるか」。この二つはまったく別物なんですよね。 挑戦する資格、という意味なら答えはシンプルです。誰でも目指していい。中学受験に出願資格の制限はありません。問題は二つ目、「現実的に届くのか」のほうです。 ここで僕がいつもお伝えするのは、最難関校の合格者層は、模試の
ユウキ先生
7月9日読了時間: 4分


探究学習に振り切った学校、実は2タイプある
みなさんこんにちは!ユウキです。 学校説明会のシーズンになると、「探究学習」という言葉をあちこちで耳にします。先日も、ある保護者の方が「いくつか学校を回ったんですが、どこも『探究』を掲げていて、正直、違いがわからなくなってきました」とこぼしていました。これ、すごく本質的な悩みなんですよね。同じ「探究」という看板を掲げていても、中身はまるで違う。今日は、探究学習に振り切ったタイプの学校を見るときに、ぶっちゃけ知っておいてほしい「2つのタイプ」についてお話しします。 「探究」という言葉の中身は玉石混交 まず、結論から言います。探究学習を売りにする学校は、「本物の探究型」と「探究っぽく見せている型」の2タイプに大きく分かれます。これを見抜けるかどうかが、学校選びの分かれ道なんです。 なぜこんなことになるのか。理由はシンプルで、「探究」が今や学校の人気を集めるキーワードになっているからです。パンフレットに「探究」と書けば、教育感度の高いご家庭の目を引ける。だから、実態が伴っていなくても言葉だけは掲げる学校が出てくるんですよね。これは別に悪意という
ユウキ先生
7月8日読了時間: 4分


通学時間50分の壁|エリアから志望校を絞り込む
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生の保護者の方から「いい学校が見つかったんですが、通学に片道80分かかるんです。やっぱり無理でしょうか?」というご相談をいただきました。志望校選びというと、つい偏差値や進学実績の話になりがちです。でも僕がいつもお伝えしているのは、学校選びは「地図」と「時計」から始めてくださいということなんですよね。今日は、通学時間という生活の制約を起点に、志望校を現実的に絞り込んでいく方法をお話しします。 なぜ「通学時間50分」が一つの目安になるのか 結論から言うと、僕は通学時間の現実的なラインを片道50分前後と考えています。もちろん80分でも90分でも通っているお子さんはいます。でも、ここで一度立ち止まって計算してほしいんです。 片道80分なら往復で160分、つまり1日2時間40分を電車の中で過ごすことになります。これが中高6年間続くと、ざっくり計算しても3,000時間以上を移動に費やすことになるんですよね。睡眠時間を削るのか、家庭学習を削るのか、部活を諦めるのか——中高生の体力と1日24時間という限りあ
ユウキ先生
7月7日読了時間: 4分


「今から間に合う?」と聞く前に——現在地を知ることの大切さと、親子で走り抜けた中学受験の舞台裏
こんにちは、ユウキです。「今からでも間に合いますか?」——私もこの質問を、年間で数えきれないほど受けます。正直にお伝えすると、この問いに即答できる塾講師はいません。なぜなら、 「今から東京駅に行きたいんだけど間に合う?」と、自分がどこにいるのかを伝えず、乗り物のスペックも伝えずに聞くことと同じだからです。 今日は、この「間に合う?」という問いに潜む心理と、二人のお子さんを合格に導いたある芸能人ご夫婦のサポート術から、6月のこの時期に保護者の皆さんに考えていただきたいことをお話しします。 「間に合う」と言ってほしいだけではありませんか? 中学受験に関する著書『下剋上受験』で知られる桜井信一さんが、産経新聞のコラムで興味深い指摘をされています。 「本当は間に合うかどうか知りたいのではなく、『間に合う』と言って欲しいだけなのではないか」と。 この言葉、ドキッとされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も15年以上この仕事をしてきて、同じことを感じてきました。「間に合いますか?」という質問の裏には、「大丈夫だと背中を押してほしい」という切実な願いが隠
ユウキ先生
6月15日読了時間: 5分


「不合格が多いのは当たり前」という事実をどう伝えるか——2027年度都立中高一貫校の入試日程発表と、7月の女子校見学で親が見るべきポイント
こんにちは、ユウキです。 「合格者より不合格者の方がずっと多い」——これは中学受験の厳然たる事実です。 進学塾の華々しい合格実績の裏には、それ以上に大勢の不合格者がいます。 では、私たち保護者はこの現実を、どう受け止めて子どもに向き合えばいいのでしょうか。今日は、この時期だからこそ考えておきたい「不合格への心構え」と、直近で発表された入試日程、そして7月に控える学校見学の情報をお伝えします。 「不合格」に直面したとき、親がやりがちな"落とし穴"とは 東洋経済オンラインで、教育・受験指導専門家の西村創氏が興味深い指摘をしています。 早稲田アカデミー、駿台、河合塾Wingsで授業に携わってきた西村氏は、中学受験不合格の結果に親がどう向き合い、わが子をサポートするべきか解説しています。 不合格で最もショックを受けているのはお子さんのはずなのに、隣でショックを受けている親を見てしまったら、さらに落ち込んでしまう ——これは私も何度も目にしてきた光景です。 西村氏は、 生徒が不合格の報告をしに塾に来たら空き教室に連れていき、まずは報告に来てくれたことへの感
ユウキ先生
6月13日読了時間: 5分


「勉強で競争するのはいやだ」と子どもが言い出したとき——世界文学が問いかける"受験の意味"と、7月の学校見学・英語入試の最新動向
こんにちは、ユウキです。「アルファクラスだったのですが、勉強で競争するのはいやだと言い出しました」——ある保護者のこんな悩みが、いま話題になっています。中学受験塾に通わせている親御さんなら、一度は似たような言葉を聞いたことがあるかもしれません。今日は、この悩みに対してある世界文学が投げかけるヒント、そして7月に控える学校見学イベントと英語入試の最新動向についてお伝えします。 「アルファベットで選別する世界」が映し出すもの プレジデントオンラインで紹介された記事によると、「子どもを中学受験塾に通わせています。アルファクラスだったのですが、勉強で競争するのはいやだと言い出しました。将来のために続けさせるべきか、子の意思を尊重すべきか……」という保護者の悩みが取り上げられています。 この記事では、 1932年に発表されたディストピア小説の名作『すばらしい新世界』 を通じて、この問いを考えるヒントが提示されています。 同作品では、人間は受精卵の段階から培養ビンの中で「製造」され「選別」され、階級ごとに体格も知能も決定される 未来社会を描いており、「アルフ
ユウキ先生
6月12日読了時間: 5分


「親が熱くなるだけでは成功しない」——現役小学校教師が語る父親の伴走術と、7月の学校見学・AI学習の最新動向
こんにちは、ユウキです。 「夫婦二人で息子を追い詰めてしまうこともありました」——先日、あるメディアで現役の小学校教師がご自身の中学受験体験をこう振り返っていました。この言葉、思い当たる節があるご家庭も少なくないのではないでしょうか。今日は、この記事から見えてくる「父親の関わり方」の教訓と、7月に向けた学校見学の動き、そしてAIを活用した最新の学習ツールについてお伝えします。 現役教師が明かす「四面楚歌」からの教訓——父親が気をつけるべき3つのこと ダイヤモンド教育ラボに掲載された記事が注目を集めています。 執筆者の松下隼司氏は、2003年より大阪の公立小学校で教壇に立つ現役教師 であり、中学2年の息子を持つ父親です。松下氏のご家庭では、息子さんの中学受験が「まさに四面楚歌」だったと振り返っています。 受験勉強のスタートは小6の春休み。周囲が3年以上前から塾に通う中、最後尾からの出発でした。偏差値60以上が必要な志望校、併願校なし、さらに小3から続けていたソフトボールも「辞めない」と譲らない状況だったそうです。 松下氏は「小6の春、いざ受験勉強を
ユウキ先生
6月11日読了時間: 6分


秋のおすすめ読書5選―1冊でもOK! 今こそ、心に火を灯す読書体験を―
こんにちは。akiraです。 受験勉強の真っ只中だけど、「ちょっと立ち止まって、自分と向き合う時間」も大事。秋は、そんな静かな時間を与えてくれる季節です。 今回紹介するのは、受験期の6年生にも読んでほしい、心に残る5冊。どれも“今だからこそ出会ってほしい物語”ばかりです。全部読む必要はありません。 1冊で十分。あなたの心に響くものを、ぜひ自分で選んでみてください。 『チョコレート・ピース』 著:青山美智子(ポプラ社) 難易度★★ 出る度★★ https://amzn.to/3KGHAnP 卒業、失恋、挑戦、後悔―― 「チョコチップクッキー」がおすすめ。 そんな人生の「ひとくち」を、いろんなチョコレートにたとえた24の短編集。 おすすめポイント チョコレートがモチーフの連作短編集。ひとくちサイズでも心にしみる。 視点が変わる構成がユニーク。同じ出来事でも「見え方」が違う! 読みやすく、どこから読んでもOK。スキマ読書にもぴったり。 自分の気持ちに似た話がきっと見つかる。感情にそっと寄り添う1冊。 『天才望遠鏡』 著:額賀 澪(文藝春秋) 難易度★★

akira/中学受験Walker
2025年9月30日読了時間: 5分
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