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中学受験ブログ
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家庭学習の質を上げる「質問できる環境」の作り方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「家でわからない問題に当たると、そこで完全に止まってしまうんです」。中学受験の家庭学習で、これは本当に深刻な悩みです。あるご家庭では、お子さんが算数の1問でつまずいたまま、解答を写すだけで30分が過ぎていく——という時間が、毎晩のように発生していました。 結論から言うと、家庭学習の質を決めるのは「わからないをその場で潰せる環境があるか」です。今日は、進捗の見える化とは別の角度から——質問できる環境の作り方について、一緒に考えていきましょう。 「質問できない」が学習効率を半減させる まず知っておいてほしいのは、つまずきの放置は、想像以上に学習効率を奪うということ。 人が新しいことを学ぶとき、わからない箇所で止まると、そこから先は頭に入ってきません。1問でつまずくと、その後の問題も「なんとなくモヤモヤしたまま」進むことになる。これは、パソコンが1つの処理でフリーズすると、その後の操作が全部もたつくのに似ています。1つの「わからない」が、その日の学習全体を重くするんですよね。 家庭学習でいちばんもったいない
ユウキ先生
9月19日読了時間: 4分


「これ塾に通う意味ある?」と感じた時に見直すこと|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「毎月けっこうな月謝を払っているのに、成績が変わらない。これ、塾に通う意味あるんでしょうか?」。中学受験を続けていると、一度はこの疑問が頭をよぎりますよね。先日も、週3回の通塾と高い夏期講習費を払いながら、偏差値が半年間ほぼ横ばいというご家庭から、まさにこの相談を受けました。 結論から言うと、「塾に通う意味があるか」を判断する前に、見直すべきは家庭側の使い方であることが多いんです。今日は、塾そのものの構造的限界の話ではなく——家庭側で点検できることに絞ってお話しします。 「塾に通っている」と「塾を使えている」は別物 ここでまず整理したいのが、「通っている」と「使えている」はまったく別だということ。塾に席があるだけでは、月謝は授業料ではなく「場所代」になってしまいます。 塾の授業は、基本的にインプットの場です。新しい単元を聞いて、わかった気になって帰ってくる。でも、成績を上げるのは、その後の家庭でのアウトプット——つまり、自分で解き直して定着させる工程なんですよね。ここが回っていないと、どんなに良い塾でも
ユウキ先生
9月18日読了時間: 4分


動画教材で親子一緒に予習するという新しい伴走|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「親が教えると喧嘩になる。でも放っておくと不安。この間でちょうどいい関わり方ってないんでしょうか」——中学受験の伴走をしていると、こういうご相談をよくいただきます。先日も、ある5年生の保護者が「教えるのも違う、丸投げするのも違う気がして、ずっとモヤモヤしている」と話してくれました。 実は、この「教えると喧嘩・放置だと不安」のジレンマに、とても相性のいい方法があります。それが、動画教材を使って親子で一緒に予習するという伴走スタイルです。今日はこの「新しい伴走」のかたちを、一緒に見ていきましょう。 「教える親」をやめると、喧嘩がなくなる 親子で勉強がうまくいかない最大の原因は、親が「先生役」を背負ってしまうことにあります。先生役になると、親は「分からせなきゃ」と力み、子どもは「なんで分かってくれないの」と反発する。教える側と教わる側という上下関係ができた瞬間、喧嘩の火種が生まれるんですよね。 ここで発想を変えてみてほしいんです。親が先生役を降りて、親も子も、一緒に動画で教わる「生徒側」に並ぶ。同じ画面を見て
ユウキ先生
9月13日読了時間: 4分


子どもが課題に「自分から」取り組まない問題の正体|中学受験のやる気
みなさんこんにちは!ユウキです。 「言えばやるんです。でも、言わないと一切やらない」——中学受験の伴走で、いちばん多いお悩みかもしれません。先日も、ある6年生の保護者が「毎日『勉強しなさい』と言い続けるのに疲れました。なんで自分からやらないんでしょう」とため息をついていました。 このお悩み、僕は「やる気がない子」の問題として片付けてはいけないと思っています。結論から言うと、子どもが自分から取り組まないのには、ちゃんとした構造的な理由があるんですよね。今日はその正体を、一緒に分解していきましょう。 「やる気がない」のではなく「始められない」だけ まず大前提として、「自分からやらない=やる気がない」ではありません。これは多くの親御さんが見誤るポイントです。 人間の脳は、すでに動き出している作業は続けられるのに、何もない状態から動き出すこと(着手)に、いちばん大きなエネルギーを使うようにできています。大人だって、やるべき仕事を前にスマホをいじってしまう経験、ありますよね。あれと同じです。子どもは、勉強が嫌なのではなく、「何から手をつければいい
ユウキ先生
9月12日読了時間: 4分


共働き家庭の中学受験|時間がない中での優先順位の付け方
みなさんこんにちは!ユウキです。 「夫婦ともにフルタイムで、帰宅は毎日19時過ぎ。中学受験なんて、うちには無理なんでしょうか」——共働きのご家庭から、こういう切実なご相談をよくいただきます。先日も、ある共働きのお母さんが「平日は子どもの勉強を見る時間が物理的にない。専業のご家庭にどんどん引き離される気がして」と不安をこぼしていました。 結論から言うと、共働きでも中学受験は十分に戦えます。ただし、時間がある家庭と同じ戦い方をしようとすると潰れます。今日は、限られた時間の中で「何を優先し、何を手放すか」を一緒に整理していきましょう。 「全部やる」を最初に捨てる 共働き家庭がまず受け入れるべき現実は、「専業家庭と同じ量・同じ密度の伴走はできない」ということです。これを認めるのは少し悔しいかもしれません。でも、ここを認めないと、できないことを数えては落ち込む日々が始まってしまうんですよね。 中学受験は、塾の課題も含めると本当にやることが多い。時間が潤沢な家庭ですら全部はこなしきれないほどです。そこに、平日数時間しか取れない共働き家庭が「全部やる
ユウキ先生
9月11日読了時間: 4分


兄弟姉妹がいる家庭の家庭学習の作り方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「上の子が受験勉強しているのに、下の子がリビングでテレビをつけてしまって、毎日もめます」——兄弟姉妹のいるご家庭から、こういうご相談を本当によくいただきます。先日も、3人きょうだいの真ん中のお子さんが受験生というお母さんが、「家の中が常に誰かの声でいっぱいで、集中させてあげられない」と困っていました。 結論から言うと、兄弟姉妹がいる家庭の中学受験は、「静かな環境を完璧に作る」ことを目指すと、たいてい挫折します。今日は、にぎやかな家でも家庭学習を成立させる、現実的な作り方を一緒に考えていきましょう。 「完全な静寂」を目指すと家族が疲れる まず手放してほしいのが、「受験生のために家じゅうを静かにする」という理想です。気持ちはよく分かります。でも、下の子に「お兄ちゃんが勉強してるから静かにしなさい」と言い続けると、家庭全体がピリピリしてくるんですよね。 しかも、これは受験生本人にもよくありません。「自分のせいで家族が我慢している」というプレッシャーは、子どもの集中をかえって奪います。家が図書館のように静まり返
ユウキ先生
9月10日読了時間: 4分


親が伴走を「仕事のタスク管理」にしてはいけない理由|中学受験の親伴
仕事ができる親御さんほど、ある落とし穴にはまりやすいんです。先日、普段プロジェクト管理をされているというお父さんから「子どもの学習を全部タスク化して、進捗を見える化したのに、なぜか子どもが潰れかけている」というご相談がありました。 スプレッドシートに単元ごとのToDoを並べ、締め切りを引き、消化率をパーセントで管理する。仕事なら100点の進め方です。でも、中学受験の親伴走でこれをやると、けっこうな確率で空回りするんですよね。今日は「なぜタスク管理化してはいけないのか」を、一緒に掘り下げていきましょう。 子どもは「プロジェクト」ではなく「人」だから まず大前提として、タスク管理という手法は、対象が予測どおりに動くことを前提に設計されています。タスクAが終われば必ずタスクBに進める。締め切りを引けば、その日までに終わる。仕事のリソースなら、これでうまくいきます。 ところが子どもは、そうはいかないんですよね。今日は調子がいいのに明日は集中できない。昨日できた問題が今日できない。気分も体調も理解度も、毎日ゆらぐ。これを「タスク未消化」として赤字で
ユウキ先生
9月9日読了時間: 4分


学習記録・振り返りシートで自走力を育てる|中学受験の家庭学習
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、言われたことはやるんですが、自分で考えて動くということができなくて」——中学受験の伴走をしていると、この「自走させたい」というお悩みに本当によく出会います。先日も、ある4年生の保護者から「どうすれば自分から勉強する子になりますか」と聞かれました。 結論から言うと、自走力は性格ではなく仕組みで育てられるものです。そして、その仕組みのなかで僕がいちばんおすすめしているのが、学習記録・振り返りシートなんですよね。今日はこの地味だけど効く道具の使い方を、一緒に見ていきましょう。 自走力は「自分を客観視できる力」から始まる そもそも自走力とは何か。僕の定義はシンプルで、「自分が今どこにいて、次に何をすべきかを自分で言える力」です。これができる子は、親が横でいちいち指示しなくても動けます。 逆に、自走できない子の多くは、能力が低いのではなく、自分の学習を客観的に見るクセがついていないだけなんです。今日何をやったか、どこでつまずいたか、それを言葉にしたことがない。だから「次どうする?」と聞かれてもフリーズ
ユウキ先生
9月8日読了時間: 4分


5年生で難しくなる「親子の距離感」との付き合い方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「4年生のときは素直に一緒に勉強してくれたのに、5年生になった途端、横に座るだけで嫌がるんです」——これ、5年生の保護者の方から本当によく聞くお悩みです。先日も、ある5年生の女の子のお母さんが「最近、丸つけをしようとすると『見ないで』と言われる」と寂しそうに話してくれました。 結論から言うと、これは反抗でも、お子さんが受験をなめているわけでもありません。成長の証なんですよね。今日は、5年生で必ずやってくる「親子の距離感」の変化と、その上手な付き合い方を一緒に考えていきましょう。 「べったり伴走」が効かなくなるのが5年生 4年生までの伴走は、いわば「隣に座って一緒に進む」スタイルでうまくいきます。親が横で丸つけをし、間違えたらその場で一緒に直す。この距離感が、4年生にはちょうどよかったんですよね。 ところが5年生になると、子どもの自我がぐっと育ちます。「自分でやりたい」「見られたくない」という気持ちが芽生えてくる。ここで親が4年生と同じ距離感のまま踏み込み続けると、サポートのつもりが監視と受け取られてしま
ユウキ先生
9月7日読了時間: 4分


受験未経験の親が「教える」前にやるべきこと|中学受験の家庭学習
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、自身は中学受験を経験していないというお父さんから、こんなご相談をいただきました。「子どもに算数を教えようとしたら、つるかめ算で僕のほうが固まってしまって……。これ、親が教えていいんでしょうか」と。 すごく正直で、いい悩みだと思います。結論から言うと、受験未経験の親が教えること自体は、まったく問題ありません。ただし、いきなり「教える」に飛び込むと、たいてい親子げんかで終わります。今日は、教える前にやっておくべき準備の順番を、一緒に整理していきましょう。 いきなり「即興で教える」のがいちばん危ない まず、いちばんやってはいけないのが、お子さんが解いている横で、その場でパッと解いて教えようとすることです。これ、中学受験未経験の親御さんが最もやりがちな失敗なんですよね。 理由はシンプルで、中学受験の算数は、大人の感覚で解くと「方程式で一発」みたいな解き方になりがちだからです。でも子どもは方程式を習っていない。つまり、親が出した答えと、塾で習う解法がズレる。お子さんは「お父さんのやり方と先生のやり方が違う」
ユウキ先生
9月6日読了時間: 4分


中学受験に必要な学習時間の実際|早稲アカ12時間 vs 必要16〜20時間
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生のお母さんから「うちは塾と宿題で手一杯なのに、なぜか成績が伸びないんです」というご相談をいただきました。よくよく話を聞いてみると、週の学習時間はだいたい12時間。本人もご家庭も、けっこう頑張っているつもりなんですよね。でも、伸びない。 結論から言うと、これは「サボっているから伸びない」のではなく、そもそも投下している時間の総量が足りていないケースが非常に多いんです。今日はこの「中学受験に必要な学習時間」という、誰もあまり正面から言わないテーマを、僕の現場経験と数字で一緒に見ていきましょう。 早稲アカの拘束時間は「ざっくり12時間」という現実 僕は元・早稲田アカデミーの校長として、子どもたちのスケジュールを毎日見てきました。5年生でいうと、塾の授業・テスト・通塾の移動を全部足しても、拘束時間はだいたい週12時間前後に収まります。学年や校舎で多少前後しますが、感覚としてはこのくらいです。 ここで多くのご家庭が勘違いするのが、「塾に通っている=12時間勉強している=それで十分」という思い込みな
ユウキ先生
9月5日読了時間: 4分


塾に行かず、家庭学習だけで中学受験は可能か?
みなさんこんにちは!ユウキです。 「子どもが通塾を嫌がっていて……家庭学習だけで中学受験ってできますか?」というご相談、本当に増えています。先日も、都内の某エリアで、他の習い事に打ち込んでいるお子さんのご家庭からそんなお話をいただきました。 結論から言うと、条件が揃えば、家庭学習だけでも十分に戦えます。むしろ僕は、家庭学習中心の受験に大賛成な立場です。今日はその理由と、成立させるための条件を書きます。 なぜ「家庭学習だけ」を僕がすすめるのか 塾に通う最大のストレスは、実は授業ではなく家庭学習の管理です。塾講師だった僕自身が、わが子の中学受験で「これ、塾に通っている意味あるの?」と何度も思いました。授業を聞いてきても理解しきれず、結局家でもう一度教え直す。これなら、最初から自分のペースで進めたほうが効率がいい場合も多いんです。 しかも今は、良質な動画コンテンツで予習・復習ができる時代。リアル授業と違って、分からないところを何度でも巻き戻せます。実際、動画中心の学習で偏差値を大きく伸ばしたお子さんもいます。 成立させるための3つの条件 .
ユウキ先生
9月4日読了時間: 4分


中学受験のゴールは大学受験|10年スパンで考える学校選び
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験の真っ只中にいると、どうしても視野が「来年の2月」に集中してしまいます。先日も、ある6年生のご家庭が「とにかく合格すること、それだけで頭がいっぱいで」とおっしゃっていました。気持ちは痛いほどわかります。でも、僕がいつもお伝えしているのは、中学受験のゴールは「合格」ではなく、その先の「大学受験」、さらに言えば「社会に出る準備」だということなんですよね。今日は、目の前の入試から少し顔を上げて、10年スパンで学校選びを考える発想についてお話しします。 中学受験は「10年プロジェクト」の入り口 結論から言うと、中学受験は、中高6年間と大学受験までを含めた、約10年の長期プロジェクトの入り口にすぎません。 12歳で受ける入試の合否は、もちろん大事です。でも、その学校で過ごす6年間と、そこから大学へどうつながっていくか——この時間軸の長さに目を向けると、学校選びの基準が変わってくるんですよね。「今の偏差値で入れる一番上の学校」を選ぶのではなく、「6年後、わが子が一番伸びた状態で大学受験を迎えられる学校はどこか
ユウキ先生
7月17日読了時間: 4分


「私立はお金持ちか優秀な子が行く場所」という思い込みを外す
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちみたいな普通の家庭が、私立中学なんて考えていいんでしょうか」——先日、ある保護者の方からこんな言葉をいただきました。お子さんは勉強が嫌いではないけれど、特別に成績が抜群というわけでもない。家計も特別に余裕があるわけではない。だから、私立は「自分たちには関係のない世界」だと感じていたそうです。この感覚、すごくよくわかります。でも僕は、はっきりお伝えしたい。「私立はお金持ちか優秀な子が行く場所」というのは、思い込みです。 今日は、この固定観念を一緒に外していきましょう。 「優秀な子だけが行く場所」という誤解 まず、「優秀な子だけが行く場所」という思い込みから。 確かに、最難関と呼ばれる一部の学校は、相当な学力が求められます。でも、中学受験で受けられる私立中学は、最難関だけではありません。実際には、ものすごく幅広い偏差値帯の学校が存在していて、それぞれに通っている子がいるんですよね。「優秀でないと私立は無理」というのは、最難関だけを私立だと思い込んでいることから来る誤解なんです。 しかも、大事なのはここ
ユウキ先生
7月16日読了時間: 4分


学校説明会で本当に見るべきポイント(元塾講師の視点)
みなさんこんにちは!ユウキです。 学校説明会のシーズンになると、「説明会って、何を見ればいいんでしょう?」という質問をたくさんいただきます。先日も、初めて説明会に参加するという5年生のご家庭から、同じ相談を受けました。多くの方が、進学実績のスライドを熱心にメモして帰ってきます。でも正直に言うと、進学実績の数字は、説明会で一番見なくていい情報のひとつなんですよね。今日は、元塾講師の視点から、学校説明会で本当に見るべきポイントをお話しします。配られる資料には載っていない、現場の見方です。 進学実績の数字は「鵜呑みにしない」 まず、なぜ進学実績を一番に見なくていいのか。結論から言うと、説明会で示される数字は、学校が一番見せたい部分を切り取ったものだからです。 例えば「難関大学○名合格」という数字。これが在校生数に対してどのくらいの割合なのか、現役なのか浪人込みなのか、ひとりが複数学部に合格した延べ人数なのか——こうした前提を抜きに数字だけ見ても、実態はわからないんですよね。ぶっちゃけ、数字はいくらでも見栄えよく加工できます。だから僕は、進学実績
ユウキ先生
7月15日読了時間: 4分


4年生のうちに志望校を考えるべき理由
みなさんこんにちは!ユウキです。 「志望校なんて、6年生になってから決めればいいですよね?」——4年生の保護者の方からは、よくこう言われます。気持ちはわかります。まだ受験までは時間があるし、成績だってこれからどう変わるかわからない。先に決めても意味がないように思えますよね。でも、僕の答えは「いえ、4年生のうちから考え始めてください」なんです。誤解しないでほしいのは、4年生で志望校を「決める」必要はないということ。考えるのと決めるのは違います。今日は、なぜ4年生のうちから志望校を考えるべきなのか、その理由をお話しします。 理由1:方向性があると、学習の「意味」が変わる 結論から言うと、4年生のうちに「どんな学校に行きたいか」という方向性をぼんやりとでも持っていると、日々の勉強の意味づけがまるで変わるんですよね。 子どもにとって、ゴールの見えない勉強はしんどいものです。「なんでこんなに勉強しなきゃいけないの?」という問いに、「行きたい学校があるからだよ」と答えられるかどうか。これは大きな違いです。ある4年生の男の子は、文化祭で訪れた学校に憧れ
ユウキ先生
7月14日読了時間: 4分


偏差値が下がってきた時の志望校再設定の手順
みなさんこんにちは!ユウキです。 「ずっと志望していた学校に、偏差値が届かなくなってきました。どうすればいいでしょうか」——6年生の秋が近づくと、この相談がぐっと増えます。先日も、長く第一志望にしてきた学校との差が広がってきた、というご家庭から切実なご相談をいただきました。これは中学受験で誰もが通りうる、本当につらい局面です。でも、ここでの動き方ひとつで、結果も親子の気持ちも大きく変わるんですよね。今日は、偏差値が下がってきたときに、志望校をどう再設定するか、その手順を具体的にお話しします。 ステップ1:まず「数字の下がり方」を冷静に分解する 結論から言うと、偏差値が下がったと感じたとき、いきなり志望校を変えるのは早すぎます。まずやるべきは、「なぜ下がったのか」を分解することです。 偏差値が下がる理由には、いくつかパターンがあります。周りが追い上げてきて相対的に下がったのか、特定の単元でつまずいて実力そのものが落ちたのか、一時的なコンディション不良なのか。これらはまったく別の現象で、対処も変わるんですよね。 例えば、5年生から6年生にか
ユウキ先生
7月13日読了時間: 4分


中学受験を始める前に決めておきたい「ゴールの形」
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験を始めようとするご家庭から、僕がよく聞かれるのは「いつから塾に入れればいいですか?」「どの塾がいいですか?」という質問です。気持ちはわかるんですが、僕はいつも「その前に、ちょっとだけ立ち止まりましょう」とお伝えしています。先日も、これから受験を始めるという3年生のご家庭に、同じことをお願いしました。塾選びより先に決めてほしいのは、「ゴールの形」なんですよね。今日は、中学受験を始める前にこそ考えておきたい、この「ゴールの形」についてお話しします。 「ゴール=合格」だと思っていると、走り方を間違える 結論から言うと、多くのご家庭は中学受験のゴールを「志望校への合格」だと設定します。これ自体は間違いではありません。でも、僕はそれだけだとゴールの解像度が低すぎると感じるんです。 なぜなら、「合格」だけをゴールに据えると、走っている途中で迷子になりやすいから。成績が上下するたびに一喜一憂し、目の前のテストの点数がすべてに見えてくる。気づけば「何のために中学受験をしているんだっけ?」という根本が、家庭の中から
ユウキ先生
7月12日読了時間: 4分


旧来型・一斉勉強の進学校が向く子・向かない子
みなさんこんにちは!ユウキです。 「最近は探究だ国際だと華やかな学校が多いですが、昔ながらのガリ勉系の進学校って、もう古いんでしょうか?」——先日、ある6年生の保護者の方からこんな質問をいただきました。なるほど、と思いました。時代の流れの中で、伝統的な「一斉授業でひたすら鍛える」タイプの進学校が、なんとなく地味に見えてしまうんですよね。でも僕は、このタイプの学校を一概に古いとは思いません。合う子には、これ以上ないほど力を伸ばしてくれる環境だからです。今日は、旧来型・一斉勉強の進学校が向く子・向かない子を、具体的にお話しします。 「旧来型の進学校」とはどんな環境か まず、ここで言う旧来型の進学校とは、先生主導の一斉授業を軸に、宿題や課題をしっかり出し、大量の演習で鍛え上げるタイプの学校を指します。先取り学習を進め、定期テストや小テストで定着を細かく確認していく。良くも悪くも「面倒見がいい」「鍛えてくれる」と評される学校群ですね。 このタイプの最大の強みは、学習のペースとリズムを学校が作ってくれることです。自分で計画を立てるのが苦手な子でも、
ユウキ先生
7月11日読了時間: 4分


国際系の学校に集まる家庭の特徴と向き不向き
みなさんこんにちは!ユウキです。 「英語にだけは困らない子に育てたいんです」——国際系の学校に興味を持つご家庭からは、こうした声をよく聞きます。先日も、お子さんがまだ4年生というご家庭が、すでに国際系の学校をいくつもリストアップして相談に来られました。グローバルな教育環境への憧れは、年々強まっているように感じます。ただ、国際系の学校というのは、合う家庭と合わない家庭がわりとはっきり分かれるんですよね。今日は、国際系の学校に集まる家庭の特徴と、向き不向きの見極め方をお話しします。 国際系の学校に集まる家庭の「3つの傾向」 まず、僕が現場で見てきた範囲で、国際系の学校に集まるご家庭には、いくつか共通する傾向があります。 ひとつ目は、親自身が海外経験や英語環境に親しみがあること。駐在経験があったり、仕事で英語を日常的に使っていたりするご家庭が多い印象です。ふたつ目は、「大学受験のその先」まで見据えていること。国内の大学だけでなく、海外進学も選択肢に入れているご家庭が少なくありません。 そして三つ目が、これが一番大事なんですが、「英語教育=英会
ユウキ先生
7月10日読了時間: 4分


「御三家を目指せますか?」の問いにどう答えるか
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、御三家を目指せますか?」——これは僕が面談で本当によく受ける質問のひとつです。先日も、4年生のお子さんを持つお父さんから、ほとんど挨拶代わりにこの問いを投げかけられました。気持ちはすごくわかります。中学受験という大きな挑戦に臨むなら、最高峰を狙いたい。でも、この問いには正直、簡単に「イエス」とも「ノー」とも答えられないんですよね。今日は、最難関の射程をどう見極めるか、そして親はこの問いとどう向き合えばいいのかをお話しします。 「目指せますか」と「届きますか」は別の質問 まず整理したいのは、「御三家を目指せますか」という質問には、実は二つの意味が混ざっているということです。ひとつは「挑戦する資格があるか」、もうひとつは「合格する可能性があるか」。この二つはまったく別物なんですよね。 挑戦する資格、という意味なら答えはシンプルです。誰でも目指していい。中学受験に出願資格の制限はありません。問題は二つ目、「現実的に届くのか」のほうです。 ここで僕がいつもお伝えするのは、最難関校の合格者層は、模試の
ユウキ先生
7月9日読了時間: 4分
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