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【中学受験 国語】成績が「読書量」では上がらない理由
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、本は大好きでよく読むんです。なのに国語の偏差値が45から動かなくて……」——これ、本当によく聞く相談です。先日もあるご家庭で、お母さんが心底不思議そうにこう言っていました。「あんなに読んでるのに、どうして?」と。 結論から言うと、読書量と国語の得点力は、思っているほど比例しません。むしろ「たくさん読んでいるのに伸びない」というのは、中学受験の国語ではごくありふれた現象なんです。今日はその理由を、できるだけ正直にお話しします。 「読む」と「解く」はまったく別の動作 まず押さえてほしいのは、読書と受験国語は、使っている頭の動かし方が違うということです。 読書というのは基本的に自由な行為です。好きなところで立ち止まり、好きなように想像し、わからない言葉は飛ばしてもいい。物語の世界を楽しむのが目的だからです。これはこれで素晴らしいことです。 ところが受験国語は真逆で、不自由な行為なんですよね。設問という制約のもとで、本文の中から「根拠」を探し、自分の感想ではなく「本文に書かれている事実」を答えにす
ユウキ先生
8月9日読了時間: 4分


【中学受験 国語】語彙はいつ・どうやって増やすのが効率的か
みなさんこんにちは!ユウキです。 ある4年生の男の子の模試の解き直しに付き合っていたとき、こんなことがありました。本文に「彼は腑に落ちない様子だった」という一文があって、設問はその気持ちを問うもの。彼は「腑に落ちないって、お腹が痛いってこと?」と真顔で聞いてきたんです。 笑ってしまいそうになりましたが、これは本人のせいではありません。言葉を知らなければ、本文は正しく読めない。中学受験の国語で語彙が大事だと言われるのは、まさにこういう場面のためなんですよね。今日は、その語彙をいつ・どうやって増やすのが効率的かというお話です。 語彙は「読解の前提」であって、得点テクニックではない まず大前提として、語彙は漢字の書き取りのような「得点ルーティン」とは別物だと考えてください。漢字や語句の知識問題で点を取る話は、それはそれで大切で、別の機会にじっくり扱います。 ここで言う語彙は、本文を読む土台そのものです。「健気」「往生際」「気色ばむ」——こうした言葉が体に入っていないと、文章の表面はなぞれても、登場人物の気持ちや筆者の主張が立体的に見えてこない
ユウキ先生
8月8日読了時間: 4分


【中学受験 国語】記述の書き方を動画で学ぶという発想
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生の女の子の答案を見せてもらいました。物語文の記述問題で、空欄ではないんです。むしろ枠いっぱいに、ぎっしり書いてある。なのに点数はほぼゼロ。お母さんは「これだけ書いてるのに、なんでバツなんですか?」と本当に困っていました。 これ、中学受験の国語でいちばん多い相談かもしれません。記述は「書けない」ことより「書けているのに点にならない」ことのほうが深刻なんですよね。今日はその正体と、記述の書き方を動画で学ぶという発想についてお話しします。 記述は「気持ち」ではなく「型」で書くもの ぶっちゃけ、多くのお子さんは記述を「自分の感想を書く欄」だと思っています。だから「悲しかったと思います」「うれしかったんだと思う」で終わってしまう。でも採点者が見ているのはそこじゃないんです。 中学受験の記述には、はっきりとした型(フォーマット)があります。たとえば心情を問う問題なら、「(きっかけとなる出来事)があったので、(どういう気持ちになった)という気持ち」という骨組みです。理由を問う問題なら「〜だから」で終わ
ユウキ先生
8月7日読了時間: 4分


算数が「体感と実力のギャップ」になった時のサインと対処【中学受験 算数 勉強法】
みなさんこんにちは!ユウキです。 今日は、見過ごされがちだけど、とても大事な話をします。お子さんが「算数、わかってるよ」と言うのに、テストでは点が取れない。本人は手応えを感じているのに、結果が伴わない。この「体感」と「実力」のギャップは、放っておくと算数の伸び悩みの温床になります。今日はそのサインの見つけ方と対処法をお話しします。 「わかったつもり」は、本人がいちばん気づけない 結論から言うと、算数の伸び悩みの裏には、本人の自覚と実際の実力がズレている状態がよくあります。 ここが厄介なところで、本人は嘘をついているわけではありません。授業を聞いて「わかった」と本当に感じているし、解説を読んで「なるほど」と納得もしている。でも、それは「理解できた」ではなく「理解できた気がした」だけなんですよね。 たとえるなら、料理の動画を見て「これなら作れる」と思うのに、いざ自分でやると手が止まるのに似ています。見て納得することと、自力で再現することの間には、深い谷がある。算数でこの谷にはまっている子は、本人もお母さんも気づきにくい。だって、本人は「わか
ユウキ先生
8月6日読了時間: 4分


旅人算・流水算で混乱しない条件整理術【中学受験 算数】
みなさんこんにちは!ユウキです。 「旅人算になると、頭がこんがらがって手が止まる」「流水算は何が何だか分からなくなる」——こういう声、本当に多いんです。今日は中学受験 算数の中でも、子どもが混乱しやすい旅人算・流水算を、条件整理という実践技術で攻略する話をします。なお、「そもそも速さの単元はなぜ難しいのか」という理屈は別記事に譲り、ここは現場で使える整理術に徹します。 混乱の正体は「頭の中だけで処理しようとしている」 結論から言うと、旅人算・流水算で手が止まる子の99%は、情報を頭の中だけで処理しようとしています。 旅人算には、2人の人物、それぞれの速さ、出発地点、進む向き、出会うのか追いつくのか、何分後か……と、扱う情報がやたら多い。流水算なら、そこに「川の流れ」という見えない速さが加わります。これだけの情報を頭の中だけで同時に保持するのは、大人でもしんどい。子どもがパンクするのは当たり前なんですよね。 たとえるなら、何皿も同時に出てくる回転寿司を、メモも取らずに全部覚えようとしているようなもの。覚えきれずに最初の一皿を忘れる。これが
ユウキ先生
8月5日読了時間: 4分


中学受験 算数 勉強法|偏差値50から55〜58に乗せる道筋
みなさんこんにちは!ユウキです。 「算数の偏差値が50あたりでずっと止まっている。あと5、6上げたいけど、何をすればいいのか分からない」——これ、本当に多いご相談です。今日は中学受験 算数 勉強法の中でも、ニーズの高い偏差値50から55〜58に乗せる具体的な道筋を、ステップで示します。「とにかく頑張る」ではなく、「どこを、どの順番で」やるかが勝負です。 まず知ってほしい「偏差値50は基礎が抜けている」のサイン 結論から言うと、偏差値50前後で止まっている子の多くは、応用問題ができないのではなく、基礎〜標準問題の取りこぼしが多いんです。 ここが大事な発想の転換です。偏差値を上げたいと聞くと、つい難しい問題に手を出させたくなりますよね。でも、偏差値50の子が落としているのは、じつは難問ではありません。みんなが取れる標準問題を、計算ミスや解法のあやふやさで落としている。取れるべき問題の取りこぼしが、偏差値を50に押し下げているんです。 逆に言えば、ここに伸びしろが詰まっています。難問を1問取れるようにするより、標準問題の取りこぼしをゼロに近づ
ユウキ先生
8月4日読了時間: 4分


算数の苦手を「演習不足」と「焦りミス」に切り分ける【中学受験 算数 勉強法】
みなさんこんにちは!ユウキです。 「算数が苦手」——この一言の中には、じつはまったく違う2つの問題が混ざっていることが多いんです。今日はこの「苦手」を、演習不足と焦りミスという2つに切り分ける話をします。なぜこれが大事かというと、原因が違えば打つ手も真逆になるからです。切り分けを間違えると、頑張っているのに成績が動かない、という悲しいことになります。 同じ「点が取れない」でも原因は正反対 結論から言うと、算数で点が取れない子には、大きく2タイプいます。 - 演習不足タイプ:そもそも解き方を知らない・定着していない。問題を見ても手が動かない - 焦りミスタイプ:解き方はわかっているのに、本番で落とす。家ならできるのにテストで崩れる この2つは、見た目はどちらも「点が取れない」で同じです。でも、中身はまるで違う。演習不足タイプに「落ち着いて解こうね」と言っても意味がないし、焦りミスタイプに「もっと問題を解け」と量を増やしても、かえって雑になって悪化します。処方箋が真逆なんですよね。 あるご家庭で、お母さんが「とにかく演習量が足りないんだ」
ユウキ先生
8月3日読了時間: 4分


4年生の算数でやるべきこと(5年で出てこない単元の話)【中学受験 算数 勉強法】
みなさんこんにちは!ユウキです。 「4年生のうちは、まだそんなに頑張らなくても大丈夫ですよね?」——よく聞かれます。気持ちはわかります。でも、正直に言うと、これは中学受験 算数でいちばん危険な思い込みの一つなんですよね。今日は「4年生の算数で本当にやるべきこと」、とくに5年生では二度と戻ってこない単元の話をします。 「5年でまたやる」が通用しない単元がある 結論から言うと、算数の単元には5年生で再登場するものと、4年生で一度きりのものがあります。 たとえば「割合」や「速さ」は、5年生で本格的にやり直します。だから4年でつまずいても、5年でもう一度チャンスがある。ところが、4年生で扱う単元の中には、5年のカリキュラムにほとんど出てこないものがあるんです。 具体的には、植木算、和差算、つるかめ算、周期算、方陣算、いわゆる「特殊算」の一部や、角度・基本的な平面図形の性質などがこれにあたります。これらは4年で「やったよね」という前提で、5年以降の応用問題にしれっと組み込まれてきます。つまり、4年で取りこぼすと、それを単独で習い直す機会がほぼない
ユウキ先生
8月2日読了時間: 4分


最上位クラスにいるのに算数が苦手な子の正体【中学受験 算数】
みなさんこんにちは!ユウキです。 今日は、ちょっとドキッとする方もいるかもしれないテーマです。「うちの子、最上位クラスに在籍しているのに、算数だけはずっと苦手意識がある」——こういうご相談、けっこう多いんです。クラスは上、でも算数は不安。一見矛盾しているこの状態、じつははっきりした正体があります。今日はそれを解き明かします。 クラスは「総合点」で決まる、という落とし穴 結論から言うと、最上位クラスにいることと、算数ができることは、イコールではありません。 ここが大きな誤解のもとなんですよね。塾のクラス分けは、ほとんどが4科目(または2科目)の総合点で決まります。つまり、国語と社会が飛び抜けて得意な子は、算数がクラス平均より下でも、総合点で最上位クラスに入れてしまうんです。 あるご家庭の女の子がまさにそうでした。国語の偏差値が65、社会も63。この2科目が成績を引っ張り上げて、堂々の最上位クラス在籍。ところが算数の偏差値は52。クラスの中では明確に下位グループです。お母さんは「最上位クラスなんだから算数も大丈夫」と思っていたのですが、本人
ユウキ先生
8月1日読了時間: 4分


「スピードを落とさないで」と言われたら|計算ミス対策の本質【中学受験 算数 勉強法】
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、あるお母さんからこんな板挟みのご相談をいただきました。「家では『ゆっくり丁寧に書こうね』と言っているのに、塾の先生からは『スピードを落とさないで、もっと速く解いて』と言われる。いったいどっちが正しいんですか?」。これ、すごく本質的な問いなんですよね。今日はこの「スピードか、正確さか」という対立に、決着をつけます。 「速さ」と「正確さ」は対立していない 結論から言うと、速さと正確さは、本当はトレードオフではありません。多くの人が「速くすればミスが増える、丁寧にすればミスは減るが遅くなる」と思っていますが、これは半分しか当たっていないんです。 塾の先生が「スピードを落とすな」と言うのには理由があります。中学受験 算数のテストは時間との戦いで、1問にかけられる時間は限られている。だらだら解いていては最後まで届きません。先生は「テストで戦える速度を身につけてほしい」と言っているわけです。これは正しい。 一方で、お母さんの「丁寧に」も正しい。雑に書いて数字を読み間違えれば、どんなに速くても0点ですから。 .
ユウキ先生
7月31日読了時間: 4分


中学受験 算数|時間配分とテストを解く順番の設計
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、家で解けば解ける問題を、テストになると落としてくる」——これ、面談でいちばん多い算数のお悩みかもしれません。原因はいろいろありますが、見落とされがちなのが時間配分と解く順番の設計です。今日は中学受験 算数のテストで、実力を取りこぼさないための「設計図」の作り方をお話しします。 「上から順番に解く」が一番もったいない 結論から言うと、テストを大問1から順番に解くのは、戦略として最悪に近いです。 なぜか。算数のテストは、後半に難問が配置されているとは限らないからです。大問1の計算は簡単でも、大問2や3に、その回いちばんの難問がまぎれていることはよくあります。順番どおりに解くと、解ける大問4や5にたどり着く前に、解けない大問2で時間を溶かしてしまう。これがいわゆる「時間が足りなかった」の正体なんですよね。 あるご家庭の5年生の女の子は、いつもテストの最後の2問が白紙でした。お母さんは「最後の問題が難しすぎる」と思っていたのですが、答案を見ると、その白紙の問題はむしろ簡単な一行問題。途中の1問にハマ
ユウキ先生
7月30日読了時間: 4分


図形問題は「余白の使い方」で点数が変わる【中学受験 算数】
みなさんこんにちは!ユウキです。 今日はちょっと地味だけど、効果はバツグンの話をします。テーマは「余白」。中学受験 算数の図形問題で点数が伸びない子の答案を見ると、ほぼ共通して余白の使い方が下手なんですよね。逆に言えば、ここを直すだけで取れる問題が一気に増える。今日はその具体策をお話しします。 図形が苦手な子は「小さく描く」 あるご家庭で、4年生の男の子の算数ノートを見せてもらったときのことです。図形問題のページが、まるで暗号のようでした。問題用紙のすみっこに、消しゴムのカスより小さいくらいの三角形がちょこんと描いてある。これでは解けるものも解けません。 結論から言うと、図形問題は描いた図の大きさで勝負が決まります。なぜか。図形の問題は「目で考える」科目だからです。補助線を引く、角度を書き込む、長さの比を書き添える——こうした作業は、図がある程度の大きさでないと物理的にできません。小さい図は、思考のスペースそのものが小さいということなんですよね。 僕はよく「ノートの3分の1を1つの図に使っていい」と伝えています。もったいないと思うかもし
ユウキ先生
7月29日読了時間: 4分


算数の動画予習で授業の理解度を激変させる方法【中学受験 算数 勉強法】
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生のお母さんからこんなご相談をいただきました。「うちの子、塾の算数の授業をちゃんと聞いているはずなのに、家で問題を解くとまるで初めて見たような顔をするんです」。これ、じつはものすごく多いお悩みなんですよね。授業を「受けている」のに「入っていない」。今日はその正体と、動画予習で授業の理解度を激変させる方法について、本音でお話しします。 なぜ「初見の授業」は頭に入らないのか 結論から言うと、人は初めて聞く話の8割を理解できません。これは中学受験の算数に限らず、大人のビジネス研修でも同じです。新しい単元、新しい解法、新しい用語——それらを一発目の授業でいきなり浴びると、子どもの頭の中は処理が追いつかなくなります。 僕が早稲田アカデミーで現場にいた頃、授業中にうなずいている子ほど、家で解けないことがよくありました。なぜか。うなずきは「わかったサイン」ではなく「ついていこうとしているサイン」だからです。先生の説明スピードに必死で食らいついている状態では、肝心の「なぜそうなるのか」まで考える余裕がないん
ユウキ先生
7月28日読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】計算過程を丁寧に書くべきか|塾と意見が割れたときの判断軸
みなさんこんにちは!ユウキです。 「先生からは『途中式なんて書いてたら時間が足りない、暗算で進めろ』と言われるんです。でも、なんだか不安で……」——先日のカウンセリングで、ある5年生のお母さんがこう相談してくれました。家では「途中をちゃんと書きなさい」と言っているのに、塾では真逆のことを言われる。子どもも板挟みで困っている。 これ、実はものすごく多いケースなんです。今日は中学受験 算数 勉強法の中でも判断に迷いやすい、「計算過程を書くべきか、塾と意見が割れたときの判断軸」をお話しします。 どちらも「正しい」から厄介 まず知っておいてほしいのは、塾の先生も間違ったことを言っているわけではないということ。テストには制限時間があります。全部の計算を律儀に書いていたら、確かに最後まで解き切れない子もいる。だから「速く進めろ」というアドバイスには、一理あります。 でも一方で、計算過程をすっ飛ばす子ほど、ミスを見つけられず、同じ間違いを繰り返すのも事実。「速さ」と「正確さ」は、しばしばトレードオフになります。塾は「速さ」を、家庭は「正確さ」を心配し
ユウキ先生
7月27日読了時間: 4分


【中学受験 算数】場合の数でつまずく子への教え方
みなさんこんにちは!ユウキです。 「場合の数だけ、本当にダメなんです。公式を教えても、どれを使えばいいか分からないみたいで」——これ、算数のなかでも特に親御さんを悩ませる単元です。先日も、ほかの単元は安定している6年生の女の子が、場合の数のときだけ「Pなの?Cなの?」と毎回固まる、という相談がありました。 実は場合の数のつまずきには、はっきりした原因があります。そして、教える順番を変えるだけで、かなりほぐれます。今日は中学受験 算数の難関、場合の数でつまずく子への教え方をお話しします。 つまずきの正体は「公式の早すぎる導入」 場合の数が苦手な子の多くは、意味を分かる前に公式を渡されています。「順列はP、組み合わせはC」と記号から入ると、子どもは「どっちの公式を使う問題か」を当てるクイズになってしまう。当てずっぽうだから、当然安定しません。 そもそも場合の数は、「数えればわかる」が大原則の単元です。本来は、手を動かして全部書き出せば必ず答えが出る。公式は、その「数える作業」を速くするための近道にすぎません。ところが近道だけ先に教わると、肝
ユウキ先生
7月26日読了時間: 4分


【中学受験 算数】速さの単元が難しい本当の理由と攻略法
みなさんこんにちは!ユウキです。 「速さに入った途端、算数が嫌いになっちゃって」——4年生の終わりから5年生にかけて、この相談がドッと増えます。先日も、それまで算数が得意だった男の子が、速さの単元でいきなり偏差値を10近く落とした、というケースがありました。お母さんは「急に頭が悪くなったわけじゃないですよね?」と不安そうでした。 もちろん、頭が悪くなったわけではありません。速さには、子どもがつまずく理由がちゃんとあるんです。今日は中学受験 算数の最初の関門、速さの単元が難しい本当の理由と、その攻略法をお話しします。 速さが難しいのは「公式」のせいではない 多くの人が、速さでつまずくのは「みはじ(速さ・時間・距離)の公式が覚えられないから」だと思っています。でも、これは半分しか合っていません。公式自体はシンプルで、たいていの子は覚えています。 本当の難所は2つあります。ひとつは問題文が長く、条件が複数からむこと。「Aは時速○kmで、出発から△分後にBが時速□kmで追いかけて……」と、登場人物や数字が一気に増える。もうひとつは、その情報が頭
ユウキ先生
7月25日読了時間: 4分


【中学受験 算数】演習問題集は「数字替え」|本質理解を確かめる使い方
「解いたことのある問題は解けるのに、初見の問題だと固まるんです」——先日のカウンセリングで、ある5年生の女の子について、お母さんがこう打ち明けてくれました。演習問題集はちゃんと丸がついている。なのにテストになると点が取れない。お母さんは「演習が足りないのかな」と、さらに問題集を買おうとしていました。 ちょっと待ってください。これ、演習量の問題ではない可能性が高いです。今日は中学受験 算数で、演習問題集を「数字替え」で使うという、本質理解を確かめる方法をお話しします。 「解ける」の正体が、実は暗記なことがある 子どもが演習問題集で丸をつけているとき、その「解けた」は2種類あります。ひとつは本当に理解して解けた。もうひとつは解き方の手順を覚えていて、なぞっただけ。この2つは、丸の見た目がまったく同じなので、親も本人も区別がつきません。 特に演習問題集を2周3周していると、子どもは問題を見た瞬間に「あ、これは答えが12になるやつ」と答えごと記憶していることがあります。これだと、理解しているように見えて、実際は何も身についていない。初見の問題で固
ユウキ先生
7月24日読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】予習シリーズの反復→週テスト問題集→テスト形式演習の黄金サイクル
みなさんこんにちは!ユウキです。 「教材は揃ってるんですけど、どれを、どの順番で使えばいいのか分からなくて」——これ、四谷大塚・早稲アカ系のご家庭から本当によく聞く悩みです。先日も、ある6年生のお父さんが、机に積み上がった予習シリーズ・演習問題集・週テスト問題集を前に「全部やる時間はないし、かといって減らすのも怖い」と固まっていました。 結論から言うと、教材は「順番と役割」を決めれば、量を増やさなくても回ります。今日は中学受験 算数 勉強法の中でも実務的な、教材の黄金サイクルをお話しします。 教材には「役割」がある まず大事なのは、それぞれの教材が違う仕事をしていると理解することです。同じ単元を扱っていても、目的がまったく違うんですね。 -予習シリーズ(本体)… 「理解する」ための教材。考え方の根っこを学ぶ場所。 - 演習問題集… 「定着させる」ための教材。同じ型を手で繰り返して、できるに変える場所。 - 週テスト問題集 … 「本番の形に慣れる」ための教材。テストと同じ構成・レベル感で出題される。 ここを混同して、予習シリーズを「とり
ユウキ先生
7月23日読了時間: 4分


【中学受験 算数】自分の答案を「評価者目線」で見ると精神年齢が上がる
みなさんこんにちは!ユウキです。 今日は、ちょっと面白い話をします。算数の話のようでいて、実は子どもの「精神年齢」の話です。 先日、ある5年生の女の子の答案を一緒に見ていたときのこと。彼女に「もし自分が先生だったら、この答案に何点つける?」と聞いてみました。すると最初は「えっ、わかんない」と戸惑っていたのが、しばらく考えて「……ここ、答えだけ書いてあって、なんでこうなったか書いてないから、減点するかも」と言ったんです。その瞬間、彼女の目つきが変わりました。今日はこの「評価者目線」という、中学受験 算数の自走を促す考え方をお話しします。 子どもは「書いた本人」からしか答案を見ていない 普通、子どもは自分の答案を「書いた人」の視点でしか見ていません。「自分は分かってこう書いた」という前提があるから、説明が抜けていても気づかない。頭の中では筋が通っているので、紙の上で何が足りないかが見えないんですね。 ところが、視点を「採点する人」に切り替えると世界が一変します。採点者は、その子の頭の中をのぞけません。紙に書いてあることだけで判断します。だか
ユウキ先生
7月22日読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】答案を手元録画|メタ認知を高める見直し術
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、見直しをしているはずなのに、同じところでまた間違えるんです」——これ、本当によくいただく相談です。先日も、ある4年生の男の子の話を伺いました。テストのたびに「ちゃんと見直した」と言う。でも返却された答案を見ると、見直しのチェックが入っているのに直っていない。お母さんは「やる気がないんでしょうか」と悩んでいました。 結論から言うと、これはやる気の問題ではありません。「自分が解いている様子を、自分で見たことがない」だけなんです。今日は中学受験 算数 勉強法の中でも、ちょっと変わった、でもめちゃくちゃ効く「手元録画」という見直し術をお話しします。 なぜ子どもの見直しは効かないのか そもそも見直しって、「過去の自分が何をやっていたか」を再現する作業です。ところが子どもは、自分が問題を解いている最中の手の動き、視線、書く速さをまったく覚えていません。記憶に残っているのは「答え」だけ。だから答案を眺めても、「どこで雑になったか」「どこで思い込んだか」というプロセスが見えないんですね。 ...
ユウキ先生
7月21日読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】計算ミスの正体はワーキングメモリー|「ゆっくり書く」だけで変わる
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験の算数で、いちばんご相談が多い悩み。それが「計算ミスが直らない」です。先日も、ある5年生のお子さんの答案を見せていただきました。途中式がぐちゃぐちゃっと書いてあって、「7+3」をなぜか「11」と書いている。本人に悪気はなく、むしろ「分かってるのに、なんでこうなるの?」という状態でした。 今日は、この計算ミスの正体と、ご家庭でできる対策を書きます。中学受験 算数 勉強法の中でも、いちばん即効性のあるテーマです。 計算ミスは「性格」ではなく「処理オーバー」 まず大前提。計算ミスは、おっちょこちょいだから起きるのではありません。脳のワーキングメモリー(短期記憶の作業領域)がキャパオーバーしているから起きるんです。 パソコンを思い浮かべてください。一度にたくさんのアプリを立ち上げると、処理が追いつかずフリーズしたりエラーを起こしたりしますよね。あれと同じことが、小学生の脳の中で起きています。大人でも手こずる難問を、まだ発達途中の脳で高速処理しようとすれば、途中でクラッシュするのは当然なんです。 対策は
ユウキ先生
7月20日読了時間: 4分
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