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中学受験 社会|後半で伸ばすための土台づくり
みなさんこんにちは!ユウキです。 「社会は最後に詰め込めば間に合う、って聞いたんですけど、本当ですか?」——6年生の保護者から、この質問は本当によく受けます。算数や国語に時間を取られて、社会は後回し。「直前期に一気にやればなんとかなる」と思っているご家庭が、実は多いんですよね。 結論から言うと、社会は後半でグンと伸びる科目です。ただし、伸びるかどうかは「土台があるか」で決まります。土台のない子が直前に詰め込んでも伸びません。今日は、中学受験の社会を直前期にしっかり伸ばすための、後半に効く土台づくりをお話しします。 社会は「最後に伸びる」が、無条件ではない まず事実として、社会は6年生の後半、とくに直前期に一番伸びやすい科目です。算数のように積み上げに長い時間がかかる科目と違い、知識系は短期間で得点が跳ねることがある。だから「最後に伸ばす科目」という位置づけ自体は、間違っていません。 でも、ここに大事な条件があります。直前期に伸びるのは、土台ができている子だけなんです。地理・歴史・公民の「骨組み」が頭にあり、そこに知識をぶら下げる準備がで
ユウキ先生
9月2日読了時間: 4分


中学受験 社会|地図・資料の読み取り問題への備え方
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、知識はあるのに、グラフや地図が出た瞬間に固まるんです」——先日、ある6年生のお母さんからこんな相談がありました。一問一答ならスラスラ答えるのに、雨温図や統計のグラフ、地形図が出ると手が止まる。最近の入試は、こういう資料読み取り問題がどんどん増えているんですよね。 結論から言うと、資料の読み取りは「知識」とは別の、独立したスキルです。知識を詰めるだけでは対応できない。今日は、中学受験の社会で地図・資料の読み取り問題にどう備えるかをお話しします。 読み取り問題は「知識クイズ」ではない まず押さえてほしいのは、資料読み取り問題は、知識を聞いているのではないということです。雨温図を見せて「これはどの地域か」と問う問題は、「雨温図の特徴を覚えているか」ではなく、「グラフからその特徴を読み取って、知識と結びつけられるか」を見ています。 つまり、必要なのは2ステップ。①資料から情報を読み取る、②その情報を自分の知識とつなげる。知識だけ詰めている子は①が抜けているので、資料が出た瞬間に固まる。逆に、読み取り
ユウキ先生
9月2日読了時間: 4分


中学受験 社会|偏差値が安定しない子の共通点
みなさんこんにちは!ユウキです。 「社会の偏差値が、いい時は60、悪い時は45。同じ子とは思えないくらい乱高下するんです」——先日、ある6年生のお父さんからこんな相談を受けました。範囲の狭い回は取れる、範囲が広い回は崩れる。波が激しくて、本人も親も振り回されている、と。 社会は本来、算数より波が出にくい科目です。それなのに偏差値が乱高下する子には、はっきりした共通点があります。今日は、中学受験の社会で偏差値が安定しない子に共通する3つのパターンと、その直し方をお話しします。 共通点1:知識が「短期記憶」で止まっている 一番多いのがこれです。テスト前に詰め込んで、その回は取れる。でも次の回には抜けている。知識が長期記憶に移らず、毎回ゼロから詰め直している状態です。 このタイプは、範囲が狭い回(=直前の詰め込みが効く回)では高得点、範囲が広い回(=過去の蓄積が問われる回)で崩れます。波の正体は、まさにこれ。「直前に入れた分しか出せない」から、範囲の広さで点が上下するんですね。 直し方は、間隔をあけた復習です。一度やった単元を、1週間後・1
ユウキ先生
9月1日読了時間: 4分


中学受験 社会|公民・時事はどこまでやるべきか
みなさんこんにちは!ユウキです。 「公民って、いつから・どこまでやればいいんですか? 時事問題も出るって聞いて、ニュースを全部チェックさせたほうがいいのか不安で」——6年生の秋に近づくと、こういうご相談がぐっと増えます。先日も、あるお母さんが分厚い時事問題集を抱えて「これ、全部やらせたほうがいいですよね?」と聞いてこられました。 結論から言うと、公民と時事は「やりすぎ」が一番こわい分野です。範囲を広げればキリがなく、しかも配点はそこまで大きくない。今日は、中学受験の社会で公民・時事をどこまでやるべきか、その線引きをはっきりさせます。 公民は「後ろにある」が、軽視はできない まず公民の位置づけから。多くの塾で、公民は地理・歴史を終えた後、6年生で一気に学ぶ構成になっています。つまり時間的に後ろにある。だから「あとで詰めればいい」と油断されがちなんですが、ここに落とし穴があります。 公民は範囲こそ地理・歴史より狭いものの、短期間で一気に押し込むため、消化不良を起こしやすい。憲法、三権分立、国会・内閣・裁判所の仕組み、選挙、地方自治……これを
ユウキ先生
8月31日読了時間: 4分


中学受験 社会|歴史の流れを「物語」で入れる方法
みなさんこんにちは!ユウキです。 「歴史の年号が全然覚えられないんです。鎌倉の次が室町なのか安土桃山なのかも、ごちゃごちゃで」——先日、ある5年生のお母さんからこんな相談がありました。お子さんは一問一答の問題集を何周もしていて、単発の用語は答えられる。でも「並べ替え」や「流れを問う問題」になると総崩れになる、と。 結論から言うと、歴史を「用語の暗記」として入れている子は、必ずこの壁にぶつかります。歴史は本来、暗記科目ではなく「物語」なんですよね。今日は、中学受験の社会で歴史を物語として頭に入れる方法をお話しします。 バラバラの用語は、つながっていないから抜ける 歴史が苦手な子の答案を見ると、特徴がはっきりしています。用語は知っているのに、それが「なぜ起きたか」「次に何につながったか」が空白なんです。 たとえば「鎌倉幕府が滅びた」は覚えている。でも「なぜ滅びたのか」「そのあと誰がどう動いたのか」が抜けている。これだと、知識が空中にバラバラ浮いている状態で、ちょっと角度を変えて問われると答えられない。つながっていない情報は、人間の脳から真っ
ユウキ先生
8月30日読了時間: 4分


中学受験 社会|音声解説をスキマ時間に使う学習法
みなさんこんにちは!ユウキです。 「社会に回す時間がないんです。算数と国語でいっぱいいっぱいで、社会は後回しになって、結局テスト前に詰め込むだけ」——これ、共働きのご家庭を中心に、本当によく聞く悩みです。先日も、あるお母さんから「机に向かう時間はもう増やせない。でも社会の暗記が間に合わない」と相談されました。 結論から言うと、社会の暗記は「机に向かう時間」だけで戦う必要はありません。むしろ社会こそ、スキマ時間との相性が抜群にいい科目なんです。今日は、音声解説を使って中学受験の社会をスキマ時間で固めていく学習法を紹介します。 社会の暗記は「耳」で十分まわせる そもそも社会の知識のかなりの部分は、目で書いて覚えなくても、耳で繰り返し聞けば定着するものです。歴史の流れ、地理の特徴、公民の用語——これらは「聞いて、思い出す」を繰り返すだけで、机に向かわなくてもどんどん入ります。 考えてみてください。子どもが好きなアニメの主題歌や、CMのフレーズって、誰も机に向かって覚えていないのに完璧に言えますよね。人間の脳は、繰り返し耳に入った情報を勝手に覚
ユウキ先生
8月29日読了時間: 4分


中学受験 社会|地理は「前提知識」がないと暗記がきつい理由
みなさんこんにちは!ユウキです。 「地理がどうしても覚えられないんです。何度やっても、テスト前に詰め込んでも、すぐ抜けちゃう」——これ、中学受験の社会で一番多い悩みかもしれません。先日も、ある6年生のお父さんから「地理だけ偏差値が10低い。暗記の量が足りないんでしょうか?」と相談を受けました。 正直に言うと、地理が覚えられない子の多くは、暗記量が足りないのではありません。覚えるための「土台」、つまり前提知識が抜けているんです。今日は、なぜ地理は前提知識がないと暗記が地獄になるのか、その理由と土台のつくり方をお話しします。 地理は「点」で覚えると一生終わらない まず大前提として、地理の知識量はとんでもなく多いです。47都道府県、県庁所在地、山地・川・平野、農産物、工業地帯、気候区分……これを全部バラバラの「点」として暗記しようとすると、穴の空いたバケツに水を入れているのと同じで、入れた先から抜けていきます。 ある5年生の女の子は、地理のノートを真っ赤になるほど書き込んでいました。努力は本物。でも偏差値は45から動かない。理由は明確で、全部
ユウキ先生
8月28日読了時間: 4分


中学受験 社会|4年は「興味関心」、5年は「データ」へ切り替える
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある4年生のお母さんから「うちの子、社会だけはやたら詳しいんです。電車も都道府県もペラペラなのに、組み分けテストになると点が取れない」というご相談をいただきました。これ、実はものすごく多いパターンなんですよね。 結論から言うと、4年生の社会と5年生の社会は、求められる力がまったく別物です。ここを理解しないまま「うちの子は社会が得意」と思い込んでいると、5年生で一気に失速します。今日は中学受験の社会を「学年でどう切り替えるか」という、社会勉強法の土台になる話をします。 4年生の社会は「興味関心」を太らせる時期 4年生の社会で大事なのは、ぶっちゃけ点数ではありません。この時期にやるべきは、「社会っておもしろい」という感覚を体に入れることなんです。 旅行に行ったら「この県は何が有名だっけ?」と話す。ニュースで知らない地名が出たら地図で一緒に探す。スーパーで野菜の産地表示を見て「これ、どこの県?」と聞く。こういう日常の中の小さな興味が、あとで効いてきます。 僕が見てきた中で、5年・6年で社会が伸びる子の
ユウキ先生
8月27日読了時間: 4分


社会がグンと伸びる!家庭でできる歴史の“得点アップワザ”5選+α
こんにちは。首都圏で中学受験塾の教室運営をしておりますakiraです。 前回の記事では、歴史を得意にするための“家庭ワザ”5選のうち、①漫画活用、②漢字対策、③テキスト読解という3つのポイントをご紹介しました。 今回は後編として、④年号の覚え方、⑤地図学習の工夫、そして応用編となる「ワンランク上の学習法」まで、一気にお伝えします。 ④ 年号は「語呂合わせ+ストーリー」で“流れ”をつかめ! 「年号って、そこまで必要ですか?」 確かに、細かい数字ばかりを追っていたらキリがありません。でも要所を押さえておけば、“歴史の地図”がぐっと見通しやすくなります。 おすすめは、《語呂合わせ》+《ストーリー》のセット学習です。 たとえば、定番の語呂… 538年 仏教伝来 → ゴサンパイ 645年 大化の改新 → 虫殺し 935年 平将門の乱 → クサゴーリ 1185年 鎌倉幕府の成立 → いい箱つくろう こうした語呂は耳にも残りやすく、家族でクイズのように出し合うと、楽しみながら覚えられます。 ■ 「何世紀?」の質問にも強くなろう! 入試でよく問われるのが、「この

akira/中学受験Walker
2025年7月29日読了時間: 5分


社会がグンと伸びる!家庭でできる歴史の“得点アップワザ”5選①
こんにちは。首都圏で中学受験塾の教室運営をしておりますakiraです。 「社会の点数が安定しなくて…」「歴史が出てきた途端に伸び悩んでいるような…」 そんな保護者の声、よく聞きます。でもご安心ください。 実は歴史は、「家庭のサポート」が最も効果を発揮する分野なんです。 今回は、私が長年現場で見てきた中で「これは本当に効いた!」という学習法を厳選し、 5つの“家庭ワザ”としてご紹介します。前編では、①〜③をじっくりお届けします。 ① “先読み”で使いこなす歴史漫画――「2巻からはじめる」が正解! 「歴史漫画って、読んでるだけで勉強になるんですか?」 これはよく聞かれる質問です。答えはもちろん「YES!」。 でも、いきなり20巻フルセットを購入して「全部読んどいてね!」は、 お子さんにとってなかなかハードルが高い…。 特に5年後期になると、他教科のボリュームも増え、 「時間がない!集中力も続かない!」という状態になりがちです。 そんな中で歴史を得点源に変えるには、「最初の2巻だけ読ませる」がベストな選択。 おすすめは、学研の《中学入試まんが攻略BON

akira/中学受験Walker
2025年7月29日読了時間: 6分


合不合判定テストに対する対策(社会)
12月1日で全6回あった2025組の合不合判定テストがすべて終了しました。今後の主要模試は来週12月8日の首都圏模試のみとなります。 「合不合判定テストで社会が足を引っ張る」というお声をよくいただきます。基本的に私がお返しするのは決まった文言なのですが、なぜ合不合判定テストが難しいのかについて、まずはお話しします。 結論の「対策」だけ知りたい方はシークバーを大きく下げて横線が一本引かれているところまで下げていただければと思います。また、2025生で今からの対策が必要という方は二本目の横線まで下げていただければある程度今までにやってきた対策をお伝えします。また、小4のお子様をお持ちの方でたまたまこの記事を見ていただいた方は赤字の部分だけでも見ていただければと思います。 まず、よく伺うのが「予習シリーズの対策テストではいい点が取れたのに」という「組分け対策」と同じ文言です。結論から申し上げますと、予習シリーズに付属している合不合判定対策テストは本番よりだいぶ簡単めに作られています。 どう難しくしているかというと、 ① 漢字指定を増やす ②
倉田 宙
2024年12月2日読了時間: 8分


2024年第1回志望校判定テスト 社会振り返り
三連休の中で土曜日にカリキュムテスト、月曜日に志望校判定テストからの授業というハードスケジュールでした。私のクラスでは自主的に授業日までに自己解き直しをしているお子様がちらほら見られて偉いなあと思いました。 4年の最後以来の志望校判定テスト、ただ夏期講習明けに上巻まとめテストを行ったのでほぼ出題範囲は変わらないものとなります。歴史2回分の得点が22点もあるのは美味しかったと思われます。ここでどれだけ稼げたかが今回の合計点に響いてくるかと思います。 国語や算数の合不合判定と違い、解き直しをしなくてよいいわゆる「悪問」は存在しないのが社会の良いところです。理科に関しても今回は良かったものの、毎回正直SSの一部にしか解けないだろうという問題が多いためです。 社会は確かに「難しい」問題もありますが、難しい場合、単純に知識として難しい問題と、問題文が精巧に練られていて難度が増している問題に分かれています。前者も基本的には予習シリーズに載っていない問題は出題されないので、基本的には全部「できないわけではない」のが特徴です。(基本的には、というのは今回の能登半
倉田 宙
2024年9月21日読了時間: 9分


2024年第3回合不合判定テスト(9月8日実施) 社会振り返り
夏が終わり1週間経っての合不合判定テスト、お疲れ様でした。 夏期講習で周りも頑張っているので、「偏差値が上がる」のはなかなか望めないのが小6の秋。出題側も前提知識の部分で問題の難度を上げているので得点自体もそんなに上がらないはずです。平均予想は50ギリギリ行くくらい。明日の18時を待ちましょう。 ◎:確実に取りたい問題。 ○:Aコース生もしっかり復習したい問題。 _:凝っていてちょっと難しいですが、Bコース上位生なら解けてほしい問題。 △:だいぶ難しいですが、Cコースをキープしている方は解けてほしい問題。 ×:間違えても仕方ないですが、解き直しはしたい問題。 ××:正直難しい。入試に出るか怪しいレベル。(今回はありませんでした) 大問1:世界遺産の問題。ほぼ間違いなく佐渡島の登録を意識しています。ジオパークはジオパーク自体の名前を聞く問題ではなく、ジオパークの名前から地名や関連語句を出させる形式になると思います。ただし、来年以降になりますが「新たに登録された」ものは覚える必要がありますね。 問1:◎知床の説明を聞く問題。最低気温は旭川、石狩川
倉田 宙
2024年9月10日読了時間: 7分


2024年小5第5回組分けテスト(9月1日実施) 社会振り返り
夏期講習会お疲れさまでした。前期総復習のテスト、昨年の倍以上の範囲で大変だったかと思いますがどうだったでしょうか。他の先生方も仰ると思いますし、夏期講習後の保護者会でも話が出るとは思いますが、「夏期講習会に出たら成績が上がる」のではなく、「夏期講習会で単元の不足を埋めて実力をつける」のが目的ですので相対評価の偏差値を上げることは目的にはしづらいと言えます。 社会も広い単元での出題になりました。地理は志望校判定や全国統一小学生テストでしか出てきませんので、間違えた問題は以下の指針に従って復習しておきましょう。また、今回のテストはとても簡単な問題から正答率5%の超難問まで作られ、テストとしては非常に優秀な問題だったと言えます。満点がいなかったのも頷ける難度でしたが、ちゃんと平均点を50点に留め、難しくしすぎないいいレベルの配分だったと思います。 これからこの文言は何度も繰り返しますが、国語(根拠が不明)や算数(成績帯に応じて復習する必要がない)などの、解き直しをしなくてよい問題は存在しないのが社会の良いところです。ちゃんと段階を踏めば解くことができる
倉田 宙
2024年9月5日読了時間: 9分


2024年小4第5回組分けテスト(9月1日実施) 社会振り返り
夏期講習会お疲れさまでした。夏期講習会に参加されなかった方は来週から久々の授業となりますね。前期総復習のテスト、ここまで範囲が広いものは初めてかと思いますがどうだったでしょうか。他の先生方も仰ると思いますし、夏期講習後の保護者会でも話が出るとは思いますが、「夏期講習会に出たら成績が上がる」のではなく、「夏期講習会で単元の不足を埋めて実力をつける」のが目的ですので相対評価の偏差値を上げることは目的にはしづらいと言えます。 社会も今までで最も広い単元での出題になりました。後期の学習につなげるためにも、間違えた問題は復習しておきましょう。 これからこの文言は何度も繰り返しますが、国語(根拠が不明)や算数(成績帯に応じて復習する必要がない)などの、解き直しをしなくてよい問題は四谷大塚のテストにおいては存在しないのが社会の良いところです。ちゃんと段階を踏んでいけば解けるように問題が作られています。理科に関して計算が入ってくると、正直SSの一部にしか解けないだろうという問題が増えてきます。 社会は確かに「難しい」問題もありますが、難しい場合、単純に知識と
倉田 宙
2024年9月5日読了時間: 6分


早稲アカ小6後期社会カリキュラムについて(2025年版最新)
長いようであっという間の夏が終わりました。私は小6の集中特訓にも参加しましたが久々に「楽しい」授業をできたなと感じた次第でした。本日の首都圏模試は午前組は受験できますが午後組は中止という難しい判断が為されました。冬は降雪による交通機関の混乱もありますので、ご注意願います。関東で「中止」まではいかないと思いますが、試験開始時刻を遅らせる処置はあります。 夏前に同内容で記事を書きましたが、国語は内容がほとんど変わりませんので、こちらのリンクから改めてご確認いただければと思います。一方で社会は3点、気になる部分がありましたので、変更点について特に触れていければと思っています。 今回の記事では以下のメニューで記事を書いていきます ①後期YTについて ~オリジナル問題~ ②家庭学習について ~標準量の宿題は多すぎる~ ③授業の進め方について ~『統計Book』と講師の裁量~ ①後期YTについて 後期YTがすでに始まっていますが、前回書いた記事で「オリジナル問題」の存在について触れておりませんでしたので、今回の記事ではまずはYTの問題構成について触れさせてい
倉田 宙
2024年9月1日読了時間: 4分


歴史ラジオの実況中継 6上第2回 現代史2
【歴史解説】現代史を完全攻略!高度経済成長からバブル崩壊、震災の教訓まで 皆さん、こんにちは。今回は現代史の第2回として、日本の戦後から現在に至るまでの「経済の流れ」と「社会の変化」を詳しく見ていきましょう。 現代史は、私たちの今の暮らしに直結している分野です。「なぜ今の日本はこうなっているのか?」という視点を持つと、ただの暗記ではなく、生きた知識として身につきます。入試でも頻出の「因果関係」を意識して、一緒に整理していきましょう。 1. 日本の急成長:高度経済成長と国民の生活 1955年頃から1973年まで、日本は「高度経済成長」と呼ばれる目覚ましい発展を遂げました。 ① 池田勇人内閣と「所得倍増計画」 1960年、池田勇人内閣は「所得倍増計画」を打ち出し、10年間で国民の収入を2倍にすることを目標に掲げました。 重化学工業の発展: ダムや港、高速道路などのインフラ整備が進み、自動車や電化製品の生産が急増。 GNP世界第2位: 1968年、日本の国民総生産(GNP)は資本主義国の中でアメリカに次ぐ世界第2位となりました。 ② 成長を象徴するビッ
Shun
2024年2月11日読了時間: 4分


歴史ラジオの実況中継 6上第1回 現代史1
【歴史解説】戦後史を完全攻略!占領下の改革から独立、国際社会への復帰まで 皆さん、こんにちは。では、小6の上巻、第1回に行きましょう。 小6の上巻は公民が中心になりますが、まずは歴史の残りの部分である「現代史」を扱います。入試における社会の比率は、地理が約4割、歴史が約4割、公民が約2割と言われています。分量的にもそのくらいだと覚えておいてください。 今回は、5年生の下巻で学んだ太平洋戦争の終結から、日本がどのように復興し、世界との関係を回復して平成・令和へと繋がっていったのか、その激動の流れを整理していきましょう! 1. 連合国軍の占領と日本の民主化 1945年、戦争に敗れた日本は、アメリカを中心とする連合国軍の占領下に入りました。 ① GHQによる統治 GHQ(連合国軍総司令部):マッカーサーを最高司令官として、日本の改革を指揮しました。「連合国軍総司令部」と「GHQ」はセットで、耳で唱えて覚えましょう。 領土の限定:ポツダム宣言に基づき、日本の領土は本州・北海道・九州・四国の4島と周辺の島々になりました。この時、沖縄や小笠原諸島はアメリカの
Shun
2024年2月10日読了時間: 4分


歴史ラジオの実況中継 第18回 昭和時代①
【歴史解説】なぜ日本は第二次世界大戦へ突き進んだのか?昭和時代(戦前・戦中)を徹底整理 皆さん、こんにちは。今回は昭和時代(前半)をテーマに、日本がなぜ未曾有の戦争へと進んでいったのか、その背景と経緯をわかりやすく解説します。 「戦争には必ず理由がある」と言われます。当時の日本が直面していた経済危機や国際社会での孤立を紐解きながら、歴史の大きな流れを整理していきましょう。 1. 昭和の始まりと「世界恐慌」:不況が戦争の引き金に? 昭和時代は、決して明るい幕開けではありませんでした。大正末期からの不景気に加え、世界を揺るがす経済事件が発生します。 大戦景気から戦後不況へ 大正時代: 第一次世界大戦による「大戦景気」で潤う。 昭和初期: ヨーロッパの復興により日本の輸出が激減し、不況へ。 1929年 世界恐慌: アメリカ発の深刻な経済不況が世界を連鎖。日本も生糸の輸出などが止まり、農村や庶民の生活はどん底に陥りました。 ここがポイント!この「終わらない不況」を打破するために、日本は「海外に市場や資源を求める(植民地を広げる)」という危険な選択肢に傾い
Shun
2024年1月2日読了時間: 4分


歴史ラジオの実況中継 第17回 大正時代
【歴史解説】大正時代を完全攻略!「大戦景気」と「大正デモクラシー」の光と影 皆さん、こんにちは。今回は大正時代について解説します。大正時代は約15年と短い期間ですが、明治と昭和を繋ぐ非常に重要な時代です。入試やテストでは、世界規模の大きな戦争(第一次世界大戦)と、国内の民主主義を求める動き(大正デモクラシー)がセットで問われます。 「なぜこの出来事が起きたのか?」という因果関係を意識しながら、一気に整理していきましょう! 1. 第一次世界大戦と日本の動き(1914年〜) ヨーロッパを中心に始まったこの戦争は、当時の新兵器(戦車、潜水艦、飛行機、毒ガス)の導入により、4年間にわたる悲惨な長期戦となりました。 ① サラエボ事件から世界大戦へ きっかけ:1914年、オーストリアの皇太子が暗殺された「サラエボ事件」です。 対立構造:同盟国(ドイツ、オーストリア) vs 連合国(イギリス、フランス、ロシア、後にアメリカなど)。 ② 日本の参戦と「二十一か条の要求」 日本は日英同盟を理由に連合国側で参戦。直接ヨーロッパへは行かず、アジアにあるドイツの拠点を攻
Shun
2024年1月2日読了時間: 4分


歴史ラジオの実況中継 第16回 明治時代②
【歴史解説】明治の外交と条約改正を完全攻略!「近代化」をめぐる日本の歩み 皆さん、こんにちは。今回は明治時代の後半、主に「外交」について解説していきます。 明治時代の外交の最大の目的は、江戸時代に結ばれた不平等条約(領事裁判権の容認、関税自主権の欠如)を改正することでした。欧米諸国に条約改正を認めさせるための条件は2つありました。 立憲政体の整備:憲法と国会を持つ近代的な政治の仕組みを作ること。 植民地の保有:他国を支配できるほど強い国になること。 今回は、この条件をクリアしていく過程と、日本の国際的地位の変化を整理します。 1. 明治初期の外交と国境の確定 不平等条約改正を目指し、まずは欧米へのアピールと国境の整備から始まりました。 ① 岩倉使節団の派遣(1871年) メンバー:特命全権大使の岩倉具視を中心に、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文らが参加。 結果:交渉は失敗に終わりましたが、欧米の進んだ文明を学び、日本国内の近代化が最優先であることを痛感しました。 ② 隣国との関係と国境の確定 朝鮮:武力で開国を迫る「征韓論」による政府の分裂を経て、
Shun
2024年1月2日読了時間: 4分
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