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小5国語 最難関問題集下巻 第10回

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開成、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、雙葉、駒場東邦、フェリス、栄光、聖光、芝、洗足、鴎友を目指す受験生はもれなくこの教材やっておこう!とおすすめする、四谷大塚教材 最難関問題集の解説集です。

ただ模範解答をうつすだけでなく、解答を導く論理をしっかりたどって学習をしていきましょう。


さて、第10回は総合回ですが、最難関問題集は組み分けテストを目標にしていませんので、テスト対策など目もくれず(笑)、物語文の記述を学んでいきましょう。


問三

「『あっ』僕は大きく叫んだ」のはなぜですか。文章中の言葉を使って、六十五字以上七十五字以内で答えなさい。


物語文の記述には、ロジックがいくつかあります。


その中でも基本中の基本にあるのが、


行動・表情の【なぜ】は心情を答える

心情はきっかけとセット


のふたつです。


まず、

行動・表情の【なぜ】は心情を答える

ですが、


たとえば

「少年は泣き出した」のはなぜですか。

という問題があったとき、

「怒られたから」という解答ではです。

「怒られて悲しかったから」「怒られて悔しかったから」「怒られたことに感謝したから」

心情によっていろいろなパターンの解答ができることが分かりますね?



これをふまえて問3を解いていきましょう。


「あっ」僕は大きく叫んだ


という「行動」のきっかけは何だったかを考えます。


すると、

「じゃあ、空に川があればいいのに」

というつーやんのセリフを聞いたことがきっかけだと分かります。


このセリフを聞いて「僕」はどんな気持ちになったか。


直後に

「いいこと思いついた」

とあるので、「心情」は

いいことを思いついて興奮したから

と材料を導けますね。


あとは「いいこと」の中身を詳しくすれば完成です。


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今回は、心情の記述を攻略するための基本ロジックをふたつ扱いました。

受験までずーっと活用するロジックですので、これを機に身に付けてくださいね。


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