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中学受験ブログ
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模試の偏差値は学年でこう変わる|見方の基準
みなさんこんにちは!ユウキです。 「4年生のときは偏差値60あったのに、5年生になったら52まで落ちました。うちの子、急に失速したんでしょうか」。こういうご相談、毎年この時期にとても多いんです。 結論から言うと、多くの場合、お子さんは失速していません。変わったのは、お子さんではなく「母集団」のほうです。今日は、模試の偏差値が学年でどう変わるのか、その見方の基準をお話しします。これを知っておくと、無用な落ち込みを一つ減らせます。 偏差値は「誰の中での位置か」で意味が変わる そもそも偏差値というのは、そのテストを受けた集団の中での相対的な位置を表す数字です。100点満点の絶対評価ではありません。だから、同じ実力でも、周りの集団が変われば偏差値は変わるんですよね。 ここが学年で偏差値が動く最大の理由です。中学受験の模試は、学年が上がるほど、本気で受験に取り組む子の割合が増えていきます。低学年のうちは「とりあえず受けてみた」という層も混じっている。ところが学年が上がると、その層は抜けていき、残るのは鍛えられた精鋭ばかり。つまり、母集団のレベルがどんどん上
ユウキ先生
8 時間前読了時間: 4分


ONETESをマイルストーンに使う
みなさんこんにちは!ユウキです。 前回、組み分けテストは毎月追わなくていい、というお話をしました。すると「では、何を基準に成績を見ればいいんですか?」というご質問をいただきました。とてもいい問いです。毎週・毎月のテストを追わないなら、もっと間隔の空いた「マイルストーン」を一つ持つのがおすすめなんですよね。 今日は、その候補としてONETESをどう使うかをお話しします。 ONETESは「低頻度だからこそ」使える ONETES(旧 首都圏模試)は、年に数回のペースで実施される、私立中学受験向けの大規模な模試です。受験者層が広く、いわゆる中堅校から人気校まで幅広い志望者が受けるので、わが子が「その層の中でどのあたりにいるか」をつかみやすいのが特徴です。 ここで僕が大事にしてほしいのは、「頻度が低いこと」がデメリットではなく、むしろメリットだという発想です。組み分けテストのように数週間ごとだと、上下に一喜一憂してしまう。でも、数か月に一度しかなければ、その間にしっかり学習を積んで、「前回からどれだけ伸びたか」を落ち着いて測れる。マラソンでいえば、5キロご
ユウキ先生
1 日前読了時間: 4分


中学受験の伴走で親が消耗しないための考え方
みなさんこんにちは!ユウキです。 「子どもより先に、私のほうが折れそうです」。中学受験の伴走を続けるお母さんから、こんな言葉をもらうことがあります。毎日の声かけ、スケジュール管理、成績への一喜一憂、家事や仕事との両立——気づけば、子ども以上に親がすり減っている。これは、決して珍しい話ではありません。 結論から言うと、中学受験は「親が消耗しない設計」をしないと、最後まで走り切れません。今日は、管理の質の話ではなく——親自身のメンタルをどう守るかという考え方についてお話しします。 「親の頑張り」と「子どもの成績」は比例しない まず、いちばん大事な前提を。親が頑張った量と、子どもの成績は、きれいに比例しません。 ここを誤解すると、親はどこまでも頑張り続けてしまいます。「もっと付き添えば」「もっと管理すれば」と。でも、ある時点から先は、親の頑張りが成績ではなく子どものプレッシャーに変換されていく。親が消耗し、子どもも追い詰められ、誰も得をしない——この悪循環に入っているご家庭は、本当に多いんです。 ある熱心なお母さんは、毎日3時間つきっきりで伴走していま
ユウキ先生
10月25日読了時間: 4分


子どもの学習を「見える化」して伴走する具体策|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、毎日勉強しているはずなのに、何がわかっていて何がわかっていないのか、親の私が全然つかめていないんです」。あるご家庭のお母さんの、率直な悩みです。中学受験の伴走をしていると、子どもの頭の中はブラックボックスで、不安だけがふくらんでいく——これ、すごくよくわかります。 結論から言うと、伴走の不安は「子どもの学習が見えていない」ことから来ます。今日は、学習記録シートそのものの話ではなく——親の側が、子どものつまずきや状態を「見える化」する具体策についてお話しします。 「見える化」とは、親が観察できる状態を作ること ここでまず整理したいのですが、今回の「見える化」は、子どもが自分で記録をつける自己管理の話とは少し違います。親が、子どもの理解度や心の状態を観察できる状態を作る——こちらが今日のテーマです。 なぜこれが必要か。見えないものには、適切に伴走できないからです。子どもが「わかっている」と言っても、本当にわかっているのか。机に向かっていても、実は手が止まっているだけなのか。ここが見えないと、親は的外れな声
ユウキ先生
10月24日読了時間: 4分


スキマ時間に何を入れるか|暗記と計算の配置|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「机に向かう時間は確保しているけど、それ以外の時間がもったいない気がして」。先日、共働きで送迎にも追われるお母さんから、こんな相談をいただきました。塾の行き帰り、夕食の準備を待つ数分、寝る前の10分——こうしたスキマ時間を、どう活かせばいいのか、と。 結論から言うと、中学受験のスキマ時間には「暗記」と「軽い計算」だけを置くのが正解です。今日は、週間スケジュールの組み方の補完として——スキマに何を、どう配置するかを具体的にお話しします。 スキマ時間に「考える勉強」は向かない まず大原則として、スキマ時間に算数の難問のような「じっくり考える勉強」を入れてはいけません。 5分や10分の細切れ時間に、頭を深く使う問題を持ち込むと、ようやく集中し始めたところで中断することになります。これは、エンジンをかけた瞬間に止めるようなもので、エネルギーだけ使って前に進まない。スキマ時間は「短く区切っても成立する勉強」専用だと割り切ってください。 では、短く区切っても成立する勉強とは何か。それが暗記ものと軽い計算トレーニン
ユウキ先生
9月20日読了時間: 4分


家庭学習の質を上げる「質問できる環境」の作り方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「家でわからない問題に当たると、そこで完全に止まってしまうんです」。中学受験の家庭学習で、これは本当に深刻な悩みです。あるご家庭では、お子さんが算数の1問でつまずいたまま、解答を写すだけで30分が過ぎていく——という時間が、毎晩のように発生していました。 結論から言うと、家庭学習の質を決めるのは「わからないをその場で潰せる環境があるか」です。今日は、進捗の見える化とは別の角度から——質問できる環境の作り方について、一緒に考えていきましょう。 「質問できない」が学習効率を半減させる まず知っておいてほしいのは、つまずきの放置は、想像以上に学習効率を奪うということ。 人が新しいことを学ぶとき、わからない箇所で止まると、そこから先は頭に入ってきません。1問でつまずくと、その後の問題も「なんとなくモヤモヤしたまま」進むことになる。これは、パソコンが1つの処理でフリーズすると、その後の操作が全部もたつくのに似ています。1つの「わからない」が、その日の学習全体を重くするんですよね。 家庭学習でいちばんもったいない
ユウキ先生
9月19日読了時間: 4分


「これ塾に通う意味ある?」と感じた時に見直すこと|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「毎月けっこうな月謝を払っているのに、成績が変わらない。これ、塾に通う意味あるんでしょうか?」。中学受験を続けていると、一度はこの疑問が頭をよぎりますよね。先日も、週3回の通塾と高い夏期講習費を払いながら、偏差値が半年間ほぼ横ばいというご家庭から、まさにこの相談を受けました。 結論から言うと、「塾に通う意味があるか」を判断する前に、見直すべきは家庭側の使い方であることが多いんです。今日は、塾そのものの構造的限界の話ではなく——家庭側で点検できることに絞ってお話しします。 「塾に通っている」と「塾を使えている」は別物 ここでまず整理したいのが、「通っている」と「使えている」はまったく別だということ。塾に席があるだけでは、月謝は授業料ではなく「場所代」になってしまいます。 塾の授業は、基本的にインプットの場です。新しい単元を聞いて、わかった気になって帰ってくる。でも、成績を上げるのは、その後の家庭でのアウトプット——つまり、自分で解き直して定着させる工程なんですよね。ここが回っていないと、どんなに良い塾でも
ユウキ先生
9月18日読了時間: 4分


中学受験で家庭の雰囲気を壊さないための線引き
みなさんこんにちは!ユウキです。 「中学受験を始めてから、家の中がずっとピリピリしているんです」。あるご家庭のお母さんが、ぽつりとこぼした一言です。下のお子さんまで顔色をうかがうようになり、夫婦の会話も子どもの成績の話ばかり——気づけば、家庭が「受験の前線基地」になっていた、と。 結論から言うと、**中学受験で家庭の雰囲気が壊れるのは、勉強の話が家庭の「全部」になってしまうからです**。今日は、親子の距離感そのものの話ではなく——**家庭全体の空気を守るための線引き**について、一緒に考えていきましょう。 「家庭は安全基地」という原則を死守する まず大前提として、**家庭は子どもにとって最後の安全基地でなければなりません**。学校でも塾でも気を張っている子が、唯一ホッとできる場所。そこまでピリピリした空間になってしまうと、子どもは逃げ場をなくします。 ある6年生の女の子は、家に帰っても「今日の小テストどうだった?」「宿題は?」と質問攻めにあい、玄関のドアを開けるのが憂うつだと言っていました。これは極端な例に見えて、実はどのご家庭でも起こ
ユウキ先生
9月17日読了時間: 4分


親が教えると反発する|第三者に任せるという選択肢|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「私が算数を教えようとすると、子どもが『お母さんのやり方は違う!』って怒り出すんです」。これ、中学受験の家庭学習の相談で、本当によく聞くお悩みです。先日も、教育熱心で、ご自身も解法をきちんと理解されているお母さんが、まさにこの壁にぶつかって疲れ果てていました。 結論から言うと、**親が教えると反発するのは、教え方が悪いからではなく「親子だから」です**。今日は、外注のコスパ論ではなく——**親子関係を守るために第三者に任せる**、という選択肢についてお話しします。 反発の正体は「甘えられる相手」だから まず知っておいてほしいのは、子どもが親に反発するのは、**親が安心できる相手だから**だということ。塾の先生の前ではシャキッとしている子が、家では別人のようにダラけたり反抗したりする。これは、親が「何をしても受け止めてくれる存在」だと無意識にわかっているからなんですよね。 つまり、反発は信頼の裏返しでもある。でも、だからといって毎晩バトルを続けていいわけではありません。**学習指導と親子関係が一体化すると、
ユウキ先生
9月16日読了時間: 4分


宿題を全部やろうとすると破綻する|中学受験・取捨選択の技術
みなさんこんにちは!ユウキです。 ある6年生のご家庭から、こんなSOSが届きました。「塾から出る宿題を全部こなそうとすると、毎晩23時を回ってしまう。でも先生には『全部やってください』と言われていて、減らすのが怖い」。お母さんの声は、正直、かなり追い詰められていました。 結論から言うと、**中学受験の宿題は「全部やる」を前提にした瞬間に破綻します**。今日は、スケジュールの組み方ではなく——その手前にある「**何をやらないか**」という取捨選択の技術についてお話しします。 「全部やる」は、実は一番ラクな逃げ ぶっちゃけ、「出された宿題を全部やる」というのは、考えなくて済む一番ラクな選択なんですよね。何を残して何を捨てるか、という判断から逃げているだけ、とも言えます。 でも、これをやると何が起きるか。**一問一問が「終わらせる作業」になり、定着しないまま流れていく**んです。ある生徒さんは、宿題の量をこなすことに必死で、丸付けすらまともにできていませんでした。やった量は多いのに、組み分けテストの算数は60点台で停滞。「こんなにやっているの
ユウキ先生
9月15日読了時間: 4分


家庭学習のスケジュールを「16時間」で組む方法|中学受験の週間設計
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生のお母さんから「家庭学習って、結局どう時間割を組めばいいんですか?」というご相談をいただきました。聞けば、毎週とりあえず「今日はこれ、明日はあれ」と行き当たりばったりで進めていて、気づけば日曜の夜に宿題が山積み——という状態だったんですね。 結論から言うと、**中学受験の家庭学習は「週単位で16時間の枠を先に確保してから、中身を流し込む」と一気にラクになります**。今日はその組み方を、具体的なコマ割りまで落として一緒に考えていきましょう。 まず「総量」ではなく「箱」を作る ここでひとつ整理しておきたいのが、「学習時間が足りているか」という総量の議論と、「スケジュールをどう組むか」という設計の議論は別物だということです。総量の話は別の記事に譲りますが、今回はあくまで**箱(タイムスロット)を先に作る**という発想に絞ります。 なぜ16時間か。平日に1日1.5時間、土日にそれぞれ3〜4時間。これを足すと、ざっくり週16時間前後になります。**平日(1.5×5=7.5時間)+土日(4+4=8時
ユウキ先生
9月14日読了時間: 4分


動画教材で親子一緒に予習するという新しい伴走|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「親が教えると喧嘩になる。でも放っておくと不安。この間でちょうどいい関わり方ってないんでしょうか」——中学受験の伴走をしていると、こういうご相談をよくいただきます。先日も、ある5年生の保護者が「教えるのも違う、丸投げするのも違う気がして、ずっとモヤモヤしている」と話してくれました。 実は、この「教えると喧嘩・放置だと不安」のジレンマに、とても相性のいい方法があります。それが、動画教材を使って親子で一緒に予習するという伴走スタイルです。今日はこの「新しい伴走」のかたちを、一緒に見ていきましょう。 「教える親」をやめると、喧嘩がなくなる 親子で勉強がうまくいかない最大の原因は、親が「先生役」を背負ってしまうことにあります。先生役になると、親は「分からせなきゃ」と力み、子どもは「なんで分かってくれないの」と反発する。教える側と教わる側という上下関係ができた瞬間、喧嘩の火種が生まれるんですよね。 ここで発想を変えてみてほしいんです。親が先生役を降りて、親も子も、一緒に動画で教わる「生徒側」に並ぶ。同じ画面を見て
ユウキ先生
9月13日読了時間: 4分


子どもが課題に「自分から」取り組まない問題の正体|中学受験のやる気
みなさんこんにちは!ユウキです。 「言えばやるんです。でも、言わないと一切やらない」——中学受験の伴走で、いちばん多いお悩みかもしれません。先日も、ある6年生の保護者が「毎日『勉強しなさい』と言い続けるのに疲れました。なんで自分からやらないんでしょう」とため息をついていました。 このお悩み、僕は「やる気がない子」の問題として片付けてはいけないと思っています。結論から言うと、子どもが自分から取り組まないのには、ちゃんとした構造的な理由があるんですよね。今日はその正体を、一緒に分解していきましょう。 「やる気がない」のではなく「始められない」だけ まず大前提として、「自分からやらない=やる気がない」ではありません。これは多くの親御さんが見誤るポイントです。 人間の脳は、すでに動き出している作業は続けられるのに、何もない状態から動き出すこと(着手)に、いちばん大きなエネルギーを使うようにできています。大人だって、やるべき仕事を前にスマホをいじってしまう経験、ありますよね。あれと同じです。子どもは、勉強が嫌なのではなく、「何から手をつければいい
ユウキ先生
9月12日読了時間: 4分


共働き家庭の中学受験|時間がない中での優先順位の付け方
みなさんこんにちは!ユウキです。 「夫婦ともにフルタイムで、帰宅は毎日19時過ぎ。中学受験なんて、うちには無理なんでしょうか」——共働きのご家庭から、こういう切実なご相談をよくいただきます。先日も、ある共働きのお母さんが「平日は子どもの勉強を見る時間が物理的にない。専業のご家庭にどんどん引き離される気がして」と不安をこぼしていました。 結論から言うと、共働きでも中学受験は十分に戦えます。ただし、時間がある家庭と同じ戦い方をしようとすると潰れます。今日は、限られた時間の中で「何を優先し、何を手放すか」を一緒に整理していきましょう。 「全部やる」を最初に捨てる 共働き家庭がまず受け入れるべき現実は、「専業家庭と同じ量・同じ密度の伴走はできない」ということです。これを認めるのは少し悔しいかもしれません。でも、ここを認めないと、できないことを数えては落ち込む日々が始まってしまうんですよね。 中学受験は、塾の課題も含めると本当にやることが多い。時間が潤沢な家庭ですら全部はこなしきれないほどです。そこに、平日数時間しか取れない共働き家庭が「全部やる
ユウキ先生
9月11日読了時間: 4分


兄弟姉妹がいる家庭の家庭学習の作り方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「上の子が受験勉強しているのに、下の子がリビングでテレビをつけてしまって、毎日もめます」——兄弟姉妹のいるご家庭から、こういうご相談を本当によくいただきます。先日も、3人きょうだいの真ん中のお子さんが受験生というお母さんが、「家の中が常に誰かの声でいっぱいで、集中させてあげられない」と困っていました。 結論から言うと、兄弟姉妹がいる家庭の中学受験は、「静かな環境を完璧に作る」ことを目指すと、たいてい挫折します。今日は、にぎやかな家でも家庭学習を成立させる、現実的な作り方を一緒に考えていきましょう。 「完全な静寂」を目指すと家族が疲れる まず手放してほしいのが、「受験生のために家じゅうを静かにする」という理想です。気持ちはよく分かります。でも、下の子に「お兄ちゃんが勉強してるから静かにしなさい」と言い続けると、家庭全体がピリピリしてくるんですよね。 しかも、これは受験生本人にもよくありません。「自分のせいで家族が我慢している」というプレッシャーは、子どもの集中をかえって奪います。家が図書館のように静まり返
ユウキ先生
9月10日読了時間: 4分


親が伴走を「仕事のタスク管理」にしてはいけない理由|中学受験の親伴
仕事ができる親御さんほど、ある落とし穴にはまりやすいんです。先日、普段プロジェクト管理をされているというお父さんから「子どもの学習を全部タスク化して、進捗を見える化したのに、なぜか子どもが潰れかけている」というご相談がありました。 スプレッドシートに単元ごとのToDoを並べ、締め切りを引き、消化率をパーセントで管理する。仕事なら100点の進め方です。でも、中学受験の親伴走でこれをやると、けっこうな確率で空回りするんですよね。今日は「なぜタスク管理化してはいけないのか」を、一緒に掘り下げていきましょう。 子どもは「プロジェクト」ではなく「人」だから まず大前提として、タスク管理という手法は、対象が予測どおりに動くことを前提に設計されています。タスクAが終われば必ずタスクBに進める。締め切りを引けば、その日までに終わる。仕事のリソースなら、これでうまくいきます。 ところが子どもは、そうはいかないんですよね。今日は調子がいいのに明日は集中できない。昨日できた問題が今日できない。気分も体調も理解度も、毎日ゆらぐ。これを「タスク未消化」として赤字で
ユウキ先生
9月9日読了時間: 4分


学習記録・振り返りシートで自走力を育てる|中学受験の家庭学習
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、言われたことはやるんですが、自分で考えて動くということができなくて」——中学受験の伴走をしていると、この「自走させたい」というお悩みに本当によく出会います。先日も、ある4年生の保護者から「どうすれば自分から勉強する子になりますか」と聞かれました。 結論から言うと、自走力は性格ではなく仕組みで育てられるものです。そして、その仕組みのなかで僕がいちばんおすすめしているのが、学習記録・振り返りシートなんですよね。今日はこの地味だけど効く道具の使い方を、一緒に見ていきましょう。 自走力は「自分を客観視できる力」から始まる そもそも自走力とは何か。僕の定義はシンプルで、「自分が今どこにいて、次に何をすべきかを自分で言える力」です。これができる子は、親が横でいちいち指示しなくても動けます。 逆に、自走できない子の多くは、能力が低いのではなく、自分の学習を客観的に見るクセがついていないだけなんです。今日何をやったか、どこでつまずいたか、それを言葉にしたことがない。だから「次どうする?」と聞かれてもフリーズ
ユウキ先生
9月8日読了時間: 4分


5年生で難しくなる「親子の距離感」との付き合い方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「4年生のときは素直に一緒に勉強してくれたのに、5年生になった途端、横に座るだけで嫌がるんです」——これ、5年生の保護者の方から本当によく聞くお悩みです。先日も、ある5年生の女の子のお母さんが「最近、丸つけをしようとすると『見ないで』と言われる」と寂しそうに話してくれました。 結論から言うと、これは反抗でも、お子さんが受験をなめているわけでもありません。成長の証なんですよね。今日は、5年生で必ずやってくる「親子の距離感」の変化と、その上手な付き合い方を一緒に考えていきましょう。 「べったり伴走」が効かなくなるのが5年生 4年生までの伴走は、いわば「隣に座って一緒に進む」スタイルでうまくいきます。親が横で丸つけをし、間違えたらその場で一緒に直す。この距離感が、4年生にはちょうどよかったんですよね。 ところが5年生になると、子どもの自我がぐっと育ちます。「自分でやりたい」「見られたくない」という気持ちが芽生えてくる。ここで親が4年生と同じ距離感のまま踏み込み続けると、サポートのつもりが監視と受け取られてしま
ユウキ先生
9月7日読了時間: 4分


受験未経験の親が「教える」前にやるべきこと|中学受験の家庭学習
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、自身は中学受験を経験していないというお父さんから、こんなご相談をいただきました。「子どもに算数を教えようとしたら、つるかめ算で僕のほうが固まってしまって……。これ、親が教えていいんでしょうか」と。 すごく正直で、いい悩みだと思います。結論から言うと、受験未経験の親が教えること自体は、まったく問題ありません。ただし、いきなり「教える」に飛び込むと、たいてい親子げんかで終わります。今日は、教える前にやっておくべき準備の順番を、一緒に整理していきましょう。 いきなり「即興で教える」のがいちばん危ない まず、いちばんやってはいけないのが、お子さんが解いている横で、その場でパッと解いて教えようとすることです。これ、中学受験未経験の親御さんが最もやりがちな失敗なんですよね。 理由はシンプルで、中学受験の算数は、大人の感覚で解くと「方程式で一発」みたいな解き方になりがちだからです。でも子どもは方程式を習っていない。つまり、親が出した答えと、塾で習う解法がズレる。お子さんは「お父さんのやり方と先生のやり方が違う」
ユウキ先生
9月6日読了時間: 4分


中学受験に必要な学習時間の実際|早稲アカ12時間 vs 必要16〜20時間
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生のお母さんから「うちは塾と宿題で手一杯なのに、なぜか成績が伸びないんです」というご相談をいただきました。よくよく話を聞いてみると、週の学習時間はだいたい12時間。本人もご家庭も、けっこう頑張っているつもりなんですよね。でも、伸びない。 結論から言うと、これは「サボっているから伸びない」のではなく、そもそも投下している時間の総量が足りていないケースが非常に多いんです。今日はこの「中学受験に必要な学習時間」という、誰もあまり正面から言わないテーマを、僕の現場経験と数字で一緒に見ていきましょう。 早稲アカの拘束時間は「ざっくり12時間」という現実 僕は元・早稲田アカデミーの校長として、子どもたちのスケジュールを毎日見てきました。5年生でいうと、塾の授業・テスト・通塾の移動を全部足しても、拘束時間はだいたい週12時間前後に収まります。学年や校舎で多少前後しますが、感覚としてはこのくらいです。 ここで多くのご家庭が勘違いするのが、「塾に通っている=12時間勉強している=それで十分」という思い込みな
ユウキ先生
9月5日読了時間: 4分


塾に行かず、家庭学習だけで中学受験は可能か?
みなさんこんにちは!ユウキです。 「子どもが通塾を嫌がっていて……家庭学習だけで中学受験ってできますか?」というご相談、本当に増えています。先日も、都内の某エリアで、他の習い事に打ち込んでいるお子さんのご家庭からそんなお話をいただきました。 結論から言うと、条件が揃えば、家庭学習だけでも十分に戦えます。むしろ僕は、家庭学習中心の受験に大賛成な立場です。今日はその理由と、成立させるための条件を書きます。 なぜ「家庭学習だけ」を僕がすすめるのか 塾に通う最大のストレスは、実は授業ではなく家庭学習の管理です。塾講師だった僕自身が、わが子の中学受験で「これ、塾に通っている意味あるの?」と何度も思いました。授業を聞いてきても理解しきれず、結局家でもう一度教え直す。これなら、最初から自分のペースで進めたほうが効率がいい場合も多いんです。 しかも今は、良質な動画コンテンツで予習・復習ができる時代。リアル授業と違って、分からないところを何度でも巻き戻せます。実際、動画中心の学習で偏差値を大きく伸ばしたお子さんもいます。 成立させるための3つの条件 .
ユウキ先生
9月4日読了時間: 4分
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