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中学受験ブログ
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宿題を全部やろうとすると破綻する|中学受験・取捨選択の技術
みなさんこんにちは!ユウキです。 ある6年生のご家庭から、こんなSOSが届きました。「塾から出る宿題を全部こなそうとすると、毎晩23時を回ってしまう。でも先生には『全部やってください』と言われていて、減らすのが怖い」。お母さんの声は、正直、かなり追い詰められていました。 結論から言うと、**中学受験の宿題は「全部やる」を前提にした瞬間に破綻します**。今日は、スケジュールの組み方ではなく——その手前にある「**何をやらないか**」という取捨選択の技術についてお話しします。 「全部やる」は、実は一番ラクな逃げ ぶっちゃけ、「出された宿題を全部やる」というのは、考えなくて済む一番ラクな選択なんですよね。何を残して何を捨てるか、という判断から逃げているだけ、とも言えます。 でも、これをやると何が起きるか。**一問一問が「終わらせる作業」になり、定着しないまま流れていく**んです。ある生徒さんは、宿題の量をこなすことに必死で、丸付けすらまともにできていませんでした。やった量は多いのに、組み分けテストの算数は60点台で停滞。「こんなにやっているの
ユウキ先生
4 時間前読了時間: 4分


家庭学習のスケジュールを「16時間」で組む方法|中学受験の週間設計
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生のお母さんから「家庭学習って、結局どう時間割を組めばいいんですか?」というご相談をいただきました。聞けば、毎週とりあえず「今日はこれ、明日はあれ」と行き当たりばったりで進めていて、気づけば日曜の夜に宿題が山積み——という状態だったんですね。 結論から言うと、**中学受験の家庭学習は「週単位で16時間の枠を先に確保してから、中身を流し込む」と一気にラクになります**。今日はその組み方を、具体的なコマ割りまで落として一緒に考えていきましょう。 まず「総量」ではなく「箱」を作る ここでひとつ整理しておきたいのが、「学習時間が足りているか」という総量の議論と、「スケジュールをどう組むか」という設計の議論は別物だということです。総量の話は別の記事に譲りますが、今回はあくまで**箱(タイムスロット)を先に作る**という発想に絞ります。 なぜ16時間か。平日に1日1.5時間、土日にそれぞれ3〜4時間。これを足すと、ざっくり週16時間前後になります。**平日(1.5×5=7.5時間)+土日(4+4=8時
ユウキ先生
1 日前読了時間: 4分


動画教材で親子一緒に予習するという新しい伴走|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「親が教えると喧嘩になる。でも放っておくと不安。この間でちょうどいい関わり方ってないんでしょうか」——中学受験の伴走をしていると、こういうご相談をよくいただきます。先日も、ある5年生の保護者が「教えるのも違う、丸投げするのも違う気がして、ずっとモヤモヤしている」と話してくれました。 実は、この「教えると喧嘩・放置だと不安」のジレンマに、とても相性のいい方法があります。それが、動画教材を使って親子で一緒に予習するという伴走スタイルです。今日はこの「新しい伴走」のかたちを、一緒に見ていきましょう。 「教える親」をやめると、喧嘩がなくなる 親子で勉強がうまくいかない最大の原因は、親が「先生役」を背負ってしまうことにあります。先生役になると、親は「分からせなきゃ」と力み、子どもは「なんで分かってくれないの」と反発する。教える側と教わる側という上下関係ができた瞬間、喧嘩の火種が生まれるんですよね。 ここで発想を変えてみてほしいんです。親が先生役を降りて、親も子も、一緒に動画で教わる「生徒側」に並ぶ。同じ画面を見て
ユウキ先生
2 日前読了時間: 4分


子どもが課題に「自分から」取り組まない問題の正体|中学受験のやる気
みなさんこんにちは!ユウキです。 「言えばやるんです。でも、言わないと一切やらない」——中学受験の伴走で、いちばん多いお悩みかもしれません。先日も、ある6年生の保護者が「毎日『勉強しなさい』と言い続けるのに疲れました。なんで自分からやらないんでしょう」とため息をついていました。 このお悩み、僕は「やる気がない子」の問題として片付けてはいけないと思っています。結論から言うと、子どもが自分から取り組まないのには、ちゃんとした構造的な理由があるんですよね。今日はその正体を、一緒に分解していきましょう。 「やる気がない」のではなく「始められない」だけ まず大前提として、「自分からやらない=やる気がない」ではありません。これは多くの親御さんが見誤るポイントです。 人間の脳は、すでに動き出している作業は続けられるのに、何もない状態から動き出すこと(着手)に、いちばん大きなエネルギーを使うようにできています。大人だって、やるべき仕事を前にスマホをいじってしまう経験、ありますよね。あれと同じです。子どもは、勉強が嫌なのではなく、「何から手をつければいい
ユウキ先生
3 日前読了時間: 4分


共働き家庭の中学受験|時間がない中での優先順位の付け方
みなさんこんにちは!ユウキです。 「夫婦ともにフルタイムで、帰宅は毎日19時過ぎ。中学受験なんて、うちには無理なんでしょうか」——共働きのご家庭から、こういう切実なご相談をよくいただきます。先日も、ある共働きのお母さんが「平日は子どもの勉強を見る時間が物理的にない。専業のご家庭にどんどん引き離される気がして」と不安をこぼしていました。 結論から言うと、共働きでも中学受験は十分に戦えます。ただし、時間がある家庭と同じ戦い方をしようとすると潰れます。今日は、限られた時間の中で「何を優先し、何を手放すか」を一緒に整理していきましょう。 「全部やる」を最初に捨てる 共働き家庭がまず受け入れるべき現実は、「専業家庭と同じ量・同じ密度の伴走はできない」ということです。これを認めるのは少し悔しいかもしれません。でも、ここを認めないと、できないことを数えては落ち込む日々が始まってしまうんですよね。 中学受験は、塾の課題も含めると本当にやることが多い。時間が潤沢な家庭ですら全部はこなしきれないほどです。そこに、平日数時間しか取れない共働き家庭が「全部やる
ユウキ先生
4 日前読了時間: 4分


兄弟姉妹がいる家庭の家庭学習の作り方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「上の子が受験勉強しているのに、下の子がリビングでテレビをつけてしまって、毎日もめます」——兄弟姉妹のいるご家庭から、こういうご相談を本当によくいただきます。先日も、3人きょうだいの真ん中のお子さんが受験生というお母さんが、「家の中が常に誰かの声でいっぱいで、集中させてあげられない」と困っていました。 結論から言うと、兄弟姉妹がいる家庭の中学受験は、「静かな環境を完璧に作る」ことを目指すと、たいてい挫折します。今日は、にぎやかな家でも家庭学習を成立させる、現実的な作り方を一緒に考えていきましょう。 「完全な静寂」を目指すと家族が疲れる まず手放してほしいのが、「受験生のために家じゅうを静かにする」という理想です。気持ちはよく分かります。でも、下の子に「お兄ちゃんが勉強してるから静かにしなさい」と言い続けると、家庭全体がピリピリしてくるんですよね。 しかも、これは受験生本人にもよくありません。「自分のせいで家族が我慢している」というプレッシャーは、子どもの集中をかえって奪います。家が図書館のように静まり返
ユウキ先生
5 日前読了時間: 4分


親が伴走を「仕事のタスク管理」にしてはいけない理由|中学受験の親伴
仕事ができる親御さんほど、ある落とし穴にはまりやすいんです。先日、普段プロジェクト管理をされているというお父さんから「子どもの学習を全部タスク化して、進捗を見える化したのに、なぜか子どもが潰れかけている」というご相談がありました。 スプレッドシートに単元ごとのToDoを並べ、締め切りを引き、消化率をパーセントで管理する。仕事なら100点の進め方です。でも、中学受験の親伴走でこれをやると、けっこうな確率で空回りするんですよね。今日は「なぜタスク管理化してはいけないのか」を、一緒に掘り下げていきましょう。 子どもは「プロジェクト」ではなく「人」だから まず大前提として、タスク管理という手法は、対象が予測どおりに動くことを前提に設計されています。タスクAが終われば必ずタスクBに進める。締め切りを引けば、その日までに終わる。仕事のリソースなら、これでうまくいきます。 ところが子どもは、そうはいかないんですよね。今日は調子がいいのに明日は集中できない。昨日できた問題が今日できない。気分も体調も理解度も、毎日ゆらぐ。これを「タスク未消化」として赤字で
ユウキ先生
6 日前読了時間: 4分


学習記録・振り返りシートで自走力を育てる|中学受験の家庭学習
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、言われたことはやるんですが、自分で考えて動くということができなくて」——中学受験の伴走をしていると、この「自走させたい」というお悩みに本当によく出会います。先日も、ある4年生の保護者から「どうすれば自分から勉強する子になりますか」と聞かれました。 結論から言うと、自走力は性格ではなく仕組みで育てられるものです。そして、その仕組みのなかで僕がいちばんおすすめしているのが、学習記録・振り返りシートなんですよね。今日はこの地味だけど効く道具の使い方を、一緒に見ていきましょう。 自走力は「自分を客観視できる力」から始まる そもそも自走力とは何か。僕の定義はシンプルで、「自分が今どこにいて、次に何をすべきかを自分で言える力」です。これができる子は、親が横でいちいち指示しなくても動けます。 逆に、自走できない子の多くは、能力が低いのではなく、自分の学習を客観的に見るクセがついていないだけなんです。今日何をやったか、どこでつまずいたか、それを言葉にしたことがない。だから「次どうする?」と聞かれてもフリーズ
ユウキ先生
9月8日読了時間: 4分


5年生で難しくなる「親子の距離感」との付き合い方|中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「4年生のときは素直に一緒に勉強してくれたのに、5年生になった途端、横に座るだけで嫌がるんです」——これ、5年生の保護者の方から本当によく聞くお悩みです。先日も、ある5年生の女の子のお母さんが「最近、丸つけをしようとすると『見ないで』と言われる」と寂しそうに話してくれました。 結論から言うと、これは反抗でも、お子さんが受験をなめているわけでもありません。成長の証なんですよね。今日は、5年生で必ずやってくる「親子の距離感」の変化と、その上手な付き合い方を一緒に考えていきましょう。 「べったり伴走」が効かなくなるのが5年生 4年生までの伴走は、いわば「隣に座って一緒に進む」スタイルでうまくいきます。親が横で丸つけをし、間違えたらその場で一緒に直す。この距離感が、4年生にはちょうどよかったんですよね。 ところが5年生になると、子どもの自我がぐっと育ちます。「自分でやりたい」「見られたくない」という気持ちが芽生えてくる。ここで親が4年生と同じ距離感のまま踏み込み続けると、サポートのつもりが監視と受け取られてしま
ユウキ先生
9月7日読了時間: 4分


受験未経験の親が「教える」前にやるべきこと|中学受験の家庭学習
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、自身は中学受験を経験していないというお父さんから、こんなご相談をいただきました。「子どもに算数を教えようとしたら、つるかめ算で僕のほうが固まってしまって……。これ、親が教えていいんでしょうか」と。 すごく正直で、いい悩みだと思います。結論から言うと、受験未経験の親が教えること自体は、まったく問題ありません。ただし、いきなり「教える」に飛び込むと、たいてい親子げんかで終わります。今日は、教える前にやっておくべき準備の順番を、一緒に整理していきましょう。 いきなり「即興で教える」のがいちばん危ない まず、いちばんやってはいけないのが、お子さんが解いている横で、その場でパッと解いて教えようとすることです。これ、中学受験未経験の親御さんが最もやりがちな失敗なんですよね。 理由はシンプルで、中学受験の算数は、大人の感覚で解くと「方程式で一発」みたいな解き方になりがちだからです。でも子どもは方程式を習っていない。つまり、親が出した答えと、塾で習う解法がズレる。お子さんは「お父さんのやり方と先生のやり方が違う」
ユウキ先生
9月6日読了時間: 4分


中学受験に必要な学習時間の実際|早稲アカ12時間 vs 必要16〜20時間
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生のお母さんから「うちは塾と宿題で手一杯なのに、なぜか成績が伸びないんです」というご相談をいただきました。よくよく話を聞いてみると、週の学習時間はだいたい12時間。本人もご家庭も、けっこう頑張っているつもりなんですよね。でも、伸びない。 結論から言うと、これは「サボっているから伸びない」のではなく、そもそも投下している時間の総量が足りていないケースが非常に多いんです。今日はこの「中学受験に必要な学習時間」という、誰もあまり正面から言わないテーマを、僕の現場経験と数字で一緒に見ていきましょう。 早稲アカの拘束時間は「ざっくり12時間」という現実 僕は元・早稲田アカデミーの校長として、子どもたちのスケジュールを毎日見てきました。5年生でいうと、塾の授業・テスト・通塾の移動を全部足しても、拘束時間はだいたい週12時間前後に収まります。学年や校舎で多少前後しますが、感覚としてはこのくらいです。 ここで多くのご家庭が勘違いするのが、「塾に通っている=12時間勉強している=それで十分」という思い込みな
ユウキ先生
9月5日読了時間: 4分


塾に行かず、家庭学習だけで中学受験は可能か?
みなさんこんにちは!ユウキです。 「子どもが通塾を嫌がっていて……家庭学習だけで中学受験ってできますか?」というご相談、本当に増えています。先日も、都内の某エリアで、他の習い事に打ち込んでいるお子さんのご家庭からそんなお話をいただきました。 結論から言うと、条件が揃えば、家庭学習だけでも十分に戦えます。むしろ僕は、家庭学習中心の受験に大賛成な立場です。今日はその理由と、成立させるための条件を書きます。 なぜ「家庭学習だけ」を僕がすすめるのか 塾に通う最大のストレスは、実は授業ではなく家庭学習の管理です。塾講師だった僕自身が、わが子の中学受験で「これ、塾に通っている意味あるの?」と何度も思いました。授業を聞いてきても理解しきれず、結局家でもう一度教え直す。これなら、最初から自分のペースで進めたほうが効率がいい場合も多いんです。 しかも今は、良質な動画コンテンツで予習・復習ができる時代。リアル授業と違って、分からないところを何度でも巻き戻せます。実際、動画中心の学習で偏差値を大きく伸ばしたお子さんもいます。 成立させるための3つの条件 .
ユウキ先生
9月4日読了時間: 4分


中学受験 社会|後半で伸ばすための土台づくり
みなさんこんにちは!ユウキです。 「社会は最後に詰め込めば間に合う、って聞いたんですけど、本当ですか?」——6年生の保護者から、この質問は本当によく受けます。算数や国語に時間を取られて、社会は後回し。「直前期に一気にやればなんとかなる」と思っているご家庭が、実は多いんですよね。 結論から言うと、社会は後半でグンと伸びる科目です。ただし、伸びるかどうかは「土台があるか」で決まります。土台のない子が直前に詰め込んでも伸びません。今日は、中学受験の社会を直前期にしっかり伸ばすための、後半に効く土台づくりをお話しします。 社会は「最後に伸びる」が、無条件ではない まず事実として、社会は6年生の後半、とくに直前期に一番伸びやすい科目です。算数のように積み上げに長い時間がかかる科目と違い、知識系は短期間で得点が跳ねることがある。だから「最後に伸ばす科目」という位置づけ自体は、間違っていません。 でも、ここに大事な条件があります。直前期に伸びるのは、土台ができている子だけなんです。地理・歴史・公民の「骨組み」が頭にあり、そこに知識をぶら下げる準備がで
ユウキ先生
9月2日読了時間: 4分


中学受験 社会|地図・資料の読み取り問題への備え方
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、知識はあるのに、グラフや地図が出た瞬間に固まるんです」——先日、ある6年生のお母さんからこんな相談がありました。一問一答ならスラスラ答えるのに、雨温図や統計のグラフ、地形図が出ると手が止まる。最近の入試は、こういう資料読み取り問題がどんどん増えているんですよね。 結論から言うと、資料の読み取りは「知識」とは別の、独立したスキルです。知識を詰めるだけでは対応できない。今日は、中学受験の社会で地図・資料の読み取り問題にどう備えるかをお話しします。 読み取り問題は「知識クイズ」ではない まず押さえてほしいのは、資料読み取り問題は、知識を聞いているのではないということです。雨温図を見せて「これはどの地域か」と問う問題は、「雨温図の特徴を覚えているか」ではなく、「グラフからその特徴を読み取って、知識と結びつけられるか」を見ています。 つまり、必要なのは2ステップ。①資料から情報を読み取る、②その情報を自分の知識とつなげる。知識だけ詰めている子は①が抜けているので、資料が出た瞬間に固まる。逆に、読み取り
ユウキ先生
9月2日読了時間: 4分


中学受験 社会|偏差値が安定しない子の共通点
みなさんこんにちは!ユウキです。 「社会の偏差値が、いい時は60、悪い時は45。同じ子とは思えないくらい乱高下するんです」——先日、ある6年生のお父さんからこんな相談を受けました。範囲の狭い回は取れる、範囲が広い回は崩れる。波が激しくて、本人も親も振り回されている、と。 社会は本来、算数より波が出にくい科目です。それなのに偏差値が乱高下する子には、はっきりした共通点があります。今日は、中学受験の社会で偏差値が安定しない子に共通する3つのパターンと、その直し方をお話しします。 共通点1:知識が「短期記憶」で止まっている 一番多いのがこれです。テスト前に詰め込んで、その回は取れる。でも次の回には抜けている。知識が長期記憶に移らず、毎回ゼロから詰め直している状態です。 このタイプは、範囲が狭い回(=直前の詰め込みが効く回)では高得点、範囲が広い回(=過去の蓄積が問われる回)で崩れます。波の正体は、まさにこれ。「直前に入れた分しか出せない」から、範囲の広さで点が上下するんですね。 直し方は、間隔をあけた復習です。一度やった単元を、1週間後・1
ユウキ先生
9月1日読了時間: 4分


中学受験 社会|公民・時事はどこまでやるべきか
みなさんこんにちは!ユウキです。 「公民って、いつから・どこまでやればいいんですか? 時事問題も出るって聞いて、ニュースを全部チェックさせたほうがいいのか不安で」——6年生の秋に近づくと、こういうご相談がぐっと増えます。先日も、あるお母さんが分厚い時事問題集を抱えて「これ、全部やらせたほうがいいですよね?」と聞いてこられました。 結論から言うと、公民と時事は「やりすぎ」が一番こわい分野です。範囲を広げればキリがなく、しかも配点はそこまで大きくない。今日は、中学受験の社会で公民・時事をどこまでやるべきか、その線引きをはっきりさせます。 公民は「後ろにある」が、軽視はできない まず公民の位置づけから。多くの塾で、公民は地理・歴史を終えた後、6年生で一気に学ぶ構成になっています。つまり時間的に後ろにある。だから「あとで詰めればいい」と油断されがちなんですが、ここに落とし穴があります。 公民は範囲こそ地理・歴史より狭いものの、短期間で一気に押し込むため、消化不良を起こしやすい。憲法、三権分立、国会・内閣・裁判所の仕組み、選挙、地方自治……これを
ユウキ先生
8月31日読了時間: 4分


中学受験 社会|歴史の流れを「物語」で入れる方法
みなさんこんにちは!ユウキです。 「歴史の年号が全然覚えられないんです。鎌倉の次が室町なのか安土桃山なのかも、ごちゃごちゃで」——先日、ある5年生のお母さんからこんな相談がありました。お子さんは一問一答の問題集を何周もしていて、単発の用語は答えられる。でも「並べ替え」や「流れを問う問題」になると総崩れになる、と。 結論から言うと、歴史を「用語の暗記」として入れている子は、必ずこの壁にぶつかります。歴史は本来、暗記科目ではなく「物語」なんですよね。今日は、中学受験の社会で歴史を物語として頭に入れる方法をお話しします。 バラバラの用語は、つながっていないから抜ける 歴史が苦手な子の答案を見ると、特徴がはっきりしています。用語は知っているのに、それが「なぜ起きたか」「次に何につながったか」が空白なんです。 たとえば「鎌倉幕府が滅びた」は覚えている。でも「なぜ滅びたのか」「そのあと誰がどう動いたのか」が抜けている。これだと、知識が空中にバラバラ浮いている状態で、ちょっと角度を変えて問われると答えられない。つながっていない情報は、人間の脳から真っ
ユウキ先生
8月30日読了時間: 4分


中学受験 社会|音声解説をスキマ時間に使う学習法
みなさんこんにちは!ユウキです。 「社会に回す時間がないんです。算数と国語でいっぱいいっぱいで、社会は後回しになって、結局テスト前に詰め込むだけ」——これ、共働きのご家庭を中心に、本当によく聞く悩みです。先日も、あるお母さんから「机に向かう時間はもう増やせない。でも社会の暗記が間に合わない」と相談されました。 結論から言うと、社会の暗記は「机に向かう時間」だけで戦う必要はありません。むしろ社会こそ、スキマ時間との相性が抜群にいい科目なんです。今日は、音声解説を使って中学受験の社会をスキマ時間で固めていく学習法を紹介します。 社会の暗記は「耳」で十分まわせる そもそも社会の知識のかなりの部分は、目で書いて覚えなくても、耳で繰り返し聞けば定着するものです。歴史の流れ、地理の特徴、公民の用語——これらは「聞いて、思い出す」を繰り返すだけで、机に向かわなくてもどんどん入ります。 考えてみてください。子どもが好きなアニメの主題歌や、CMのフレーズって、誰も机に向かって覚えていないのに完璧に言えますよね。人間の脳は、繰り返し耳に入った情報を勝手に覚
ユウキ先生
8月29日読了時間: 4分


中学受験 社会|地理は「前提知識」がないと暗記がきつい理由
みなさんこんにちは!ユウキです。 「地理がどうしても覚えられないんです。何度やっても、テスト前に詰め込んでも、すぐ抜けちゃう」——これ、中学受験の社会で一番多い悩みかもしれません。先日も、ある6年生のお父さんから「地理だけ偏差値が10低い。暗記の量が足りないんでしょうか?」と相談を受けました。 正直に言うと、地理が覚えられない子の多くは、暗記量が足りないのではありません。覚えるための「土台」、つまり前提知識が抜けているんです。今日は、なぜ地理は前提知識がないと暗記が地獄になるのか、その理由と土台のつくり方をお話しします。 地理は「点」で覚えると一生終わらない まず大前提として、地理の知識量はとんでもなく多いです。47都道府県、県庁所在地、山地・川・平野、農産物、工業地帯、気候区分……これを全部バラバラの「点」として暗記しようとすると、穴の空いたバケツに水を入れているのと同じで、入れた先から抜けていきます。 ある5年生の女の子は、地理のノートを真っ赤になるほど書き込んでいました。努力は本物。でも偏差値は45から動かない。理由は明確で、全部
ユウキ先生
8月28日読了時間: 4分


中学受験 社会|4年は「興味関心」、5年は「データ」へ切り替える
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある4年生のお母さんから「うちの子、社会だけはやたら詳しいんです。電車も都道府県もペラペラなのに、組み分けテストになると点が取れない」というご相談をいただきました。これ、実はものすごく多いパターンなんですよね。 結論から言うと、4年生の社会と5年生の社会は、求められる力がまったく別物です。ここを理解しないまま「うちの子は社会が得意」と思い込んでいると、5年生で一気に失速します。今日は中学受験の社会を「学年でどう切り替えるか」という、社会勉強法の土台になる話をします。 4年生の社会は「興味関心」を太らせる時期 4年生の社会で大事なのは、ぶっちゃけ点数ではありません。この時期にやるべきは、「社会っておもしろい」という感覚を体に入れることなんです。 旅行に行ったら「この県は何が有名だっけ?」と話す。ニュースで知らない地名が出たら地図で一緒に探す。スーパーで野菜の産地表示を見て「これ、どこの県?」と聞く。こういう日常の中の小さな興味が、あとで効いてきます。 僕が見てきた中で、5年・6年で社会が伸びる子の
ユウキ先生
8月27日読了時間: 4分


理科を「暗記科目」と思っていると失速する
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験を始めたばかりのご家庭から、よくこんな声を聞きます。「理科は暗記すれば点が取れるから、後回しでも大丈夫ですよね」。先日も、あるお母さんが「うちは理科を暗記でなんとかするつもりなので、算数と国語に時間を集中させたいんです」とおっしゃっていました。 その気持ち、よく分かります。でも、正直に言わせてください。「理科は暗記科目」という思い込みこそ、5年生以降に理科が失速する最大の原因なんです。今日は、なぜこの思い込みが危険なのか、いっしょに整理していきましょう。 「暗記でいける」のは4年生まで まず事実から。理科を暗記で乗り切れるのは、せいぜい4年生のうちだけです。 4年生の理科は、植物・昆虫・星座・身近な自然など、覚えれば点になる内容が中心です。だから「理科=暗記」という成功体験を、この時期に親子で持ってしまう。ところが5年生になると、てこ・濃度・電流・中和・ばねといった計算と思考を要する単元がどっと増えます。ここで暗記一本槍の戦法は通用しなくなる。 実際、ある親御さんは「4年で理科の偏差値が58あ
ユウキ先生
8月26日読了時間: 4分
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