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中学受験ブログ
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「スピードを落とさないで」と言われたら|計算ミス対策の本質【中学受験 算数 勉強法】
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、あるお母さんからこんな板挟みのご相談をいただきました。「家では『ゆっくり丁寧に書こうね』と言っているのに、塾の先生からは『スピードを落とさないで、もっと速く解いて』と言われる。いったいどっちが正しいんですか?」。これ、すごく本質的な問いなんですよね。今日はこの「スピードか、正確さか」という対立に、決着をつけます。 「速さ」と「正確さ」は対立していない 結論から言うと、**速さと正確さは、本当はトレードオフではありません**。多くの人が「速くすればミスが増える、丁寧にすればミスは減るが遅くなる」と思っていますが、これは半分しか当たっていないんです。 塾の先生が「スピードを落とすな」と言うのには理由があります。中学受験 算数のテストは時間との戦いで、1問にかけられる時間は限られている。だらだら解いていては最後まで届きません。先生は「テストで戦える速度を身につけてほしい」と言っているわけです。これは正しい。 一方で、お母さんの「丁寧に」も正しい。雑に書いて数字を読み間違えれば、どんなに速くても0点ですか
ユウキ先生
6 時間前読了時間: 4分


中学受験 算数|時間配分とテストを解く順番の設計
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、家で解けば解ける問題を、テストになると落としてくる」——これ、面談でいちばん多い算数のお悩みかもしれません。原因はいろいろありますが、見落とされがちなのが**時間配分と解く順番の設計**です。今日は中学受験 算数のテストで、実力を取りこぼさないための「設計図」の作り方をお話しします。 「上から順番に解く」が一番もったいない 結論から言うと、**テストを大問1から順番に解くのは、戦略として最悪に近い**です。 なぜか。算数のテストは、後半に難問が配置されているとは限らないからです。大問1の計算は簡単でも、大問2や3に、その回いちばんの難問がまぎれていることはよくあります。順番どおりに解くと、解ける大問4や5にたどり着く前に、解けない大問2で時間を溶かしてしまう。これがいわゆる「時間が足りなかった」の正体なんですよね。 あるご家庭の5年生の女の子は、いつもテストの最後の2問が白紙でした。お母さんは「最後の問題が難しすぎる」と思っていたのですが、答案を見ると、その白紙の問題はむしろ簡単な一行問題。
ユウキ先生
1 日前読了時間: 4分


図形問題は「余白の使い方」で点数が変わる【中学受験 算数】
みなさんこんにちは!ユウキです。 今日はちょっと地味だけど、効果はバツグンの話をします。テーマは「余白」。中学受験 算数の図形問題で点数が伸びない子の答案を見ると、ほぼ共通して**余白の使い方が下手**なんですよね。逆に言えば、ここを直すだけで取れる問題が一気に増える。今日はその具体策をお話しします。 図形が苦手な子は「小さく描く」 あるご家庭で、4年生の男の子の算数ノートを見せてもらったときのことです。図形問題のページが、まるで暗号のようでした。問題用紙のすみっこに、消しゴムのカスより小さいくらいの三角形がちょこんと描いてある。これでは解けるものも解けません。 結論から言うと、**図形問題は描いた図の大きさで勝負が決まります**。なぜか。図形の問題は「目で考える」科目だからです。補助線を引く、角度を書き込む、長さの比を書き添える——こうした作業は、図がある程度の大きさでないと物理的にできません。小さい図は、思考のスペースそのものが小さいということなんですよね。 僕はよく「**ノートの3分の1を1つの図に使っていい**」と伝えています。
ユウキ先生
2 日前読了時間: 4分


算数の動画予習で授業の理解度を激変させる方法【中学受験 算数 勉強法】
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生のお母さんからこんなご相談をいただきました。「うちの子、塾の算数の授業をちゃんと聞いているはずなのに、家で問題を解くとまるで初めて見たような顔をするんです」。これ、じつはものすごく多いお悩みなんですよね。授業を「受けている」のに「入っていない」。今日はその正体と、動画予習で授業の理解度を激変させる方法について、本音でお話しします。 なぜ「初見の授業」は頭に入らないのか 結論から言うと、**人は初めて聞く話の8割を理解できません**。これは中学受験の算数に限らず、大人のビジネス研修でも同じです。新しい単元、新しい解法、新しい用語——それらを一発目の授業でいきなり浴びると、子どもの頭の中は処理が追いつかなくなります。 僕が早稲田アカデミーで現場にいた頃、授業中にうなずいている子ほど、家で解けないことがよくありました。なぜか。うなずきは「わかったサイン」ではなく「ついていこうとしているサイン」だからです。先生の説明スピードに必死で食らいついている状態では、肝心の「なぜそうなるのか」まで考える余裕
ユウキ先生
3 日前読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】計算過程を丁寧に書くべきか|塾と意見が割れたときの判断軸
みなさんこんにちは!ユウキです。 「先生からは『途中式なんて書いてたら時間が足りない、暗算で進めろ』と言われるんです。でも、なんだか不安で……」——先日のカウンセリングで、ある5年生のお母さんがこう相談してくれました。家では「途中をちゃんと書きなさい」と言っているのに、塾では真逆のことを言われる。子どもも板挟みで困っている。 これ、実はものすごく多いケースなんです。今日は中学受験 算数 勉強法の中でも判断に迷いやすい、**「計算過程を書くべきか、塾と意見が割れたときの判断軸」**をお話しします。 どちらも「正しい」から厄介 まず知っておいてほしいのは、**塾の先生も間違ったことを言っているわけではない**ということ。テストには制限時間があります。全部の計算を律儀に書いていたら、確かに最後まで解き切れない子もいる。だから「速く進めろ」というアドバイスには、一理あります。 でも一方で、計算過程をすっ飛ばす子ほど、ミスを見つけられず、同じ間違いを繰り返すのも事実。**「速さ」と「正確さ」は、しばしばトレードオフ**になります。塾は「速さ」を、
ユウキ先生
4 日前読了時間: 4分


【中学受験 算数】場合の数でつまずく子への教え方
みなさんこんにちは!ユウキです。 「場合の数だけ、本当にダメなんです。公式を教えても、どれを使えばいいか分からないみたいで」——これ、算数のなかでも特に親御さんを悩ませる単元です。先日も、ほかの単元は安定している6年生の女の子が、場合の数のときだけ「Pなの?Cなの?」と毎回固まる、という相談がありました。 実は場合の数のつまずきには、はっきりした原因があります。そして、教える順番を変えるだけで、かなりほぐれます。今日は中学受験 算数の難関、場合の数でつまずく子への教え方をお話しします。 つまずきの正体は「公式の早すぎる導入」 場合の数が苦手な子の多くは、**意味を分かる前に公式を渡されています**。「順列はP、組み合わせはC」と記号から入ると、子どもは「どっちの公式を使う問題か」を当てるクイズになってしまう。当てずっぽうだから、当然安定しません。 そもそも場合の数は、**「数えればわかる」が大原則**の単元です。本来は、手を動かして全部書き出せば必ず答えが出る。公式は、その「数える作業」を速くするための近道にすぎません。ところが近道だけ
ユウキ先生
5 日前読了時間: 4分


【中学受験 算数】速さの単元が難しい本当の理由と攻略法
みなさんこんにちは!ユウキです。 「速さに入った途端、算数が嫌いになっちゃって」——4年生の終わりから5年生にかけて、この相談がドッと増えます。先日も、それまで算数が得意だった男の子が、速さの単元でいきなり偏差値を10近く落とした、というケースがありました。お母さんは「急に頭が悪くなったわけじゃないですよね?」と不安そうでした。 もちろん、頭が悪くなったわけではありません。速さには、**子どもがつまずく理由がちゃんとある**んです。今日は中学受験 算数の最初の関門、速さの単元が難しい本当の理由と、その攻略法をお話しします。 速さが難しいのは「公式」のせいではない 多くの人が、速さでつまずくのは「みはじ(速さ・時間・距離)の公式が覚えられないから」だと思っています。でも、これは半分しか合っていません。公式自体はシンプルで、たいていの子は覚えています。 本当の難所は2つあります。ひとつは**問題文が長く、条件が複数からむこと**。「Aは時速○kmで、出発から△分後にBが時速□kmで追いかけて……」と、登場人物や数字が一気に増える。もうひとつ
ユウキ先生
6 日前読了時間: 4分


【中学受験 算数】演習問題集は「数字替え」|本質理解を確かめる使い方
「解いたことのある問題は解けるのに、初見の問題だと固まるんです」——先日のカウンセリングで、ある5年生の女の子について、お母さんがこう打ち明けてくれました。演習問題集はちゃんと丸がついている。なのにテストになると点が取れない。お母さんは「演習が足りないのかな」と、さらに問題集を買おうとしていました。 ちょっと待ってください。これ、演習量の問題ではない可能性が高いです。今日は中学受験 算数で、演習問題集を**「数字替え」で使う**という、本質理解を確かめる方法をお話しします。 「解ける」の正体が、実は暗記なことがある 子どもが演習問題集で丸をつけているとき、その「解けた」は2種類あります。ひとつは**本当に理解して解けた**。もうひとつは**解き方の手順を覚えていて、なぞっただけ**。この2つは、丸の見た目がまったく同じなので、親も本人も区別がつきません。 特に演習問題集を2周3周していると、子どもは問題を見た瞬間に「あ、これは答えが12になるやつ」と**答えごと記憶している**ことがあります。これだと、理解しているように見えて、実際は何も
ユウキ先生
7月24日読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】予習シリーズの反復→週テスト問題集→テスト形式演習の黄金サイクル
みなさんこんにちは!ユウキです。 「教材は揃ってるんですけど、どれを、どの順番で使えばいいのか分からなくて」——これ、四谷大塚・早稲アカ系のご家庭から本当によく聞く悩みです。先日も、ある6年生のお父さんが、机に積み上がった予習シリーズ・演習問題集・週テスト問題集を前に「全部やる時間はないし、かといって減らすのも怖い」と固まっていました。 結論から言うと、**教材は「順番と役割」を決めれば、量を増やさなくても回ります**。今日は中学受験 算数 勉強法の中でも実務的な、教材の黄金サイクルをお話しします。 教材には「役割」がある まず大事なのは、それぞれの教材が**違う仕事をしている**と理解することです。同じ単元を扱っていても、目的がまったく違うんですね。 -予習シリーズ(本体)… 「理解する」ための教材。考え方の根っこを学ぶ場所。 - 演習問題集… 「定着させる」ための教材。同じ型を手で繰り返して、できるに変える場所。 - 週テスト問題集 … 「本番の形に慣れる」ための教材。テストと同じ構成・レベル感で出題される。 ここを混同して、予習
ユウキ先生
7月23日読了時間: 4分


【中学受験 算数】自分の答案を「評価者目線」で見ると精神年齢が上がる
みなさんこんにちは!ユウキです。 今日は、ちょっと面白い話をします。算数の話のようでいて、実は子どもの**「精神年齢」**の話です。 先日、ある5年生の女の子の答案を一緒に見ていたときのこと。彼女に「もし自分が先生だったら、この答案に何点つける?」と聞いてみました。すると最初は「えっ、わかんない」と戸惑っていたのが、しばらく考えて「……ここ、答えだけ書いてあって、なんでこうなったか書いてないから、減点するかも」と言ったんです。その瞬間、彼女の目つきが変わりました。今日はこの「評価者目線」という、中学受験 算数の自走を促す考え方をお話しします。 子どもは「書いた本人」からしか答案を見ていない 普通、子どもは自分の答案を**「書いた人」の視点**でしか見ていません。「自分は分かってこう書いた」という前提があるから、説明が抜けていても気づかない。頭の中では筋が通っているので、紙の上で何が足りないかが見えないんですね。 ところが、視点を**「採点する人」**に切り替えると世界が一変します。採点者は、その子の頭の中をのぞけません。紙に書いてあるこ
ユウキ先生
7月22日読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】答案を手元録画|メタ認知を高める見直し術
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、見直しをしているはずなのに、同じところでまた間違えるんです」——これ、本当によくいただく相談です。先日も、ある4年生の男の子の話を伺いました。テストのたびに「ちゃんと見直した」と言う。でも返却された答案を見ると、見直しのチェックが入っているのに直っていない。お母さんは「やる気がないんでしょうか」と悩んでいました。 結論から言うと、これはやる気の問題ではありません。**「自分が解いている様子を、自分で見たことがない」**だけなんです。今日は中学受験 算数 勉強法の中でも、ちょっと変わった、でもめちゃくちゃ効く「手元録画」という見直し術をお話しします。 なぜ子どもの見直しは効かないのか そもそも見直しって、「過去の自分が何をやっていたか」を再現する作業です。ところが子どもは、自分が問題を解いている最中の手の動き、視線、書く速さを**まったく覚えていません**。記憶に残っているのは「答え」だけ。だから答案を眺めても、「どこで雑になったか」「どこで思い込んだか」というプロセスが見えないんですね。 ..
ユウキ先生
7月21日読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】計算ミスの正体はワーキングメモリー|「ゆっくり書く」だけで変わる
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験の算数で、いちばんご相談が多い悩み。それが「計算ミスが直らない」です。先日も、ある5年生のお子さんの答案を見せていただきました。途中式がぐちゃぐちゃっと書いてあって、「7+3」をなぜか「11」と書いている。本人に悪気はなく、むしろ「分かってるのに、なんでこうなるの?」という状態でした。 今日は、この計算ミスの正体と、ご家庭でできる対策を書きます。中学受験 算数 勉強法の中でも、いちばん即効性のあるテーマです。 計算ミスは「性格」ではなく「処理オーバー」 まず大前提。計算ミスは、おっちょこちょいだから起きるのではありません。**脳のワーキングメモリー(短期記憶の作業領域)がキャパオーバーしているから**起きるんです。 パソコンを思い浮かべてください。一度にたくさんのアプリを立ち上げると、処理が追いつかずフリーズしたりエラーを起こしたりしますよね。あれと同じことが、小学生の脳の中で起きています。大人でも手こずる難問を、まだ発達途中の脳で高速処理しようとすれば、途中でクラッシュするのは当然なんです。
ユウキ先生
7月20日読了時間: 4分


【中学受験 算数】組み分けテストの「目標点」の作り方|大問別に144点を設計する
みなさんこんにちは!ユウキです。 「算数は何点取れればいいんですか?」——カウンセリングでよくいただく質問です。多くのご家庭が、漠然と「平均は超えてほしい」くらいの感覚で見ていますが、それだと対策がぼやけます。今日は、中学受験 算数の組み分けテストを例に、**目標点を“設計”する方法**をお話しします。 まず「偏差値」ではなく「点数」で考える 偏差値は他人との比較で決まるので、自分でコントロールできません。一方、点数は「どの問題を取るか」で設計できます。だから僕は、まず点数で目標を立てることをおすすめしています。 四谷・早稲アカ系の組み分けテスト(算数150点満点)を例にすると、四谷偏差値55〜58くらいの学校群を狙う場合、**ひとつの目安は144点**です。「えっ、そんなに必要?」と思うかもしれませんが、中身を分解すると見え方が変わります。 144点の「内訳」を分解する - 大問1(計算):全問正解 … ここは落としてはいけません。前述の「ゆっくり書く」が効くゾーンです。 - 大問2(一行問題):1〜2問ミスまで許容** … 基本〜
ユウキ先生
7月19日読了時間: 4分


【中学受験 算数 勉強法】成績が安定する家庭学習のサイクルとは
みなさんこんにちは!ユウキです。 「算数の偏差値が、毎回ジェットコースターみたいに上下するんです」——先日のカウンセリングで、ある6年生のお母さんがこぼしていました。50を切る回もあれば、60近くまで跳ねる回もある。本人の頑張りが足りないわけではなく、むしろ毎日けっこうな量をこなしている。それなのに安定しない。 実はこれ、能力の問題ではなく**「家庭学習の回し方」の問題**であることがほとんどです。今日は中学受験 算数 勉強法の総論として、成績が安定する家庭学習のサイクルをまるごとお話しします。 算数は「単発の頑張り」では安定しない まず大前提を。算数の成績がブレる子は、たいてい勉強が**「点」になっています**。今週は速さ、来週は割合、と単元ごとにその場で頑張る。でも、やりっぱなしで通り過ぎていく。だから前にやった単元が出ると、きれいに忘れている。これが偏差値の上下動の正体です。 逆に、成績が安定している子の家庭学習は**「線」になっています**。予習で軽く触れて、授業で理解して、演習で手を動かして、テストで確認する。そして間違えたと
ユウキ先生
7月18日読了時間: 4分


中学受験のゴールは大学受験|10年スパンで考える学校選び
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験の真っ只中にいると、どうしても視野が「来年の2月」に集中してしまいます。先日も、ある6年生のご家庭が「とにかく合格すること、それだけで頭がいっぱいで」とおっしゃっていました。気持ちは痛いほどわかります。でも、僕がいつもお伝えしているのは、**中学受験のゴールは「合格」ではなく、その先の「大学受験」、さらに言えば「社会に出る準備」**だということなんですよね。今日は、目の前の入試から少し顔を上げて、10年スパンで学校選びを考える発想についてお話しします。 中学受験は「10年プロジェクト」の入り口 結論から言うと、中学受験は、**中高6年間と大学受験までを含めた、約10年の長期プロジェクトの入り口**にすぎません。 12歳で受ける入試の合否は、もちろん大事です。でも、その学校で過ごす6年間と、そこから大学へどうつながっていくか——この時間軸の長さに目を向けると、学校選びの基準が変わってくるんですよね。「今の偏差値で入れる一番上の学校」を選ぶのではなく、「6年後、わが子が一番伸びた状態で大学受験を迎えら
ユウキ先生
7月17日読了時間: 4分


「私立はお金持ちか優秀な子が行く場所」という思い込みを外す
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちみたいな普通の家庭が、私立中学なんて考えていいんでしょうか」——先日、ある保護者の方からこんな言葉をいただきました。お子さんは勉強が嫌いではないけれど、特別に成績が抜群というわけでもない。家計も特別に余裕があるわけではない。だから、私立は「自分たちには関係のない世界」だと感じていたそうです。この感覚、すごくよくわかります。でも僕は、はっきりお伝えしたい。**「私立はお金持ちか優秀な子が行く場所」というのは、思い込みです。** 今日は、この固定観念を一緒に外していきましょう。 「優秀な子だけが行く場所」という誤解 まず、「優秀な子だけが行く場所」という思い込みから。 確かに、最難関と呼ばれる一部の学校は、相当な学力が求められます。でも、中学受験で受けられる私立中学は、最難関だけではありません。**実際には、ものすごく幅広い偏差値帯の学校が存在していて、それぞれに通っている子がいる**んですよね。「優秀でないと私立は無理」というのは、最難関だけを私立だと思い込んでいることから来る誤解なんです。 ...
ユウキ先生
7月16日読了時間: 4分


学校説明会で本当に見るべきポイント(元塾講師の視点)
みなさんこんにちは!ユウキです。 学校説明会のシーズンになると、「説明会って、何を見ればいいんでしょう?」という質問をたくさんいただきます。先日も、初めて説明会に参加するという5年生のご家庭から、同じ相談を受けました。多くの方が、進学実績のスライドを熱心にメモして帰ってきます。でも正直に言うと、**進学実績の数字は、説明会で一番見なくていい情報のひとつ**なんですよね。今日は、元塾講師の視点から、学校説明会で本当に見るべきポイントをお話しします。配られる資料には載っていない、現場の見方です。 進学実績の数字は「鵜呑みにしない」 まず、なぜ進学実績を一番に見なくていいのか。結論から言うと、**説明会で示される数字は、学校が一番見せたい部分を切り取ったもの**だからです。 例えば「難関大学○名合格」という数字。これが在校生数に対してどのくらいの割合なのか、現役なのか浪人込みなのか、ひとりが複数学部に合格した延べ人数なのか——こうした前提を抜きに数字だけ見ても、実態はわからないんですよね。ぶっちゃけ、数字はいくらでも見栄えよく加工できます。だか
ユウキ先生
7月15日読了時間: 4分


4年生のうちに志望校を考えるべき理由
みなさんこんにちは!ユウキです。 「志望校なんて、6年生になってから決めればいいですよね?」——4年生の保護者の方からは、よくこう言われます。気持ちはわかります。まだ受験までは時間があるし、成績だってこれからどう変わるかわからない。先に決めても意味がないように思えますよね。でも、僕の答えは「いえ、4年生のうちから考え始めてください」なんです。誤解しないでほしいのは、**4年生で志望校を「決める」必要はない**ということ。考えるのと決めるのは違います。今日は、なぜ4年生のうちから志望校を考えるべきなのか、その理由をお話しします。 理由1:方向性があると、学習の「意味」が変わる 結論から言うと、4年生のうちに「どんな学校に行きたいか」という方向性をぼんやりとでも持っていると、**日々の勉強の意味づけがまるで変わる**んですよね。 子どもにとって、ゴールの見えない勉強はしんどいものです。「なんでこんなに勉強しなきゃいけないの?」という問いに、「行きたい学校があるからだよ」と答えられるかどうか。これは大きな違いです。ある4年生の男の子は、文化祭で
ユウキ先生
7月14日読了時間: 4分


偏差値が下がってきた時の志望校再設定の手順
みなさんこんにちは!ユウキです。 「ずっと志望していた学校に、偏差値が届かなくなってきました。どうすればいいでしょうか」——6年生の秋が近づくと、この相談がぐっと増えます。先日も、長く第一志望にしてきた学校との差が広がってきた、というご家庭から切実なご相談をいただきました。これは中学受験で誰もが通りうる、本当につらい局面です。でも、ここでの動き方ひとつで、結果も親子の気持ちも大きく変わるんですよね。今日は、**偏差値が下がってきたときに、志望校をどう再設定するか**、その手順を具体的にお話しします。 ステップ1:まず「数字の下がり方」を冷静に分解する 結論から言うと、偏差値が下がったと感じたとき、いきなり志望校を変えるのは早すぎます。まずやるべきは、**「なぜ下がったのか」を分解すること**です。 偏差値が下がる理由には、いくつかパターンがあります。**周りが追い上げてきて相対的に下がった**のか、**特定の単元でつまずいて実力そのものが落ちた**のか、**一時的なコンディション不良なのか**。これらはまったく別の現象で、対処も変わるんで
ユウキ先生
7月13日読了時間: 4分


中学受験を始める前に決めておきたい「ゴールの形」
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験を始めようとするご家庭から、僕がよく聞かれるのは「いつから塾に入れればいいですか?」「どの塾がいいですか?」という質問です。気持ちはわかるんですが、僕はいつも「その前に、ちょっとだけ立ち止まりましょう」とお伝えしています。先日も、これから受験を始めるという3年生のご家庭に、同じことをお願いしました。**塾選びより先に決めてほしいのは、「ゴールの形」**なんですよね。今日は、中学受験を始める前にこそ考えておきたい、この「ゴールの形」についてお話しします。 「ゴール=合格」だと思っていると、走り方を間違える 結論から言うと、多くのご家庭は中学受験のゴールを「志望校への合格」だと設定します。これ自体は間違いではありません。でも、僕はそれだけだと**ゴールの解像度が低すぎる**と感じるんです。 なぜなら、「合格」だけをゴールに据えると、走っている途中で迷子になりやすいから。成績が上下するたびに一喜一憂し、目の前のテストの点数がすべてに見えてくる。気づけば「何のために中学受験をしているんだっけ?」という根本
ユウキ先生
7月12日読了時間: 4分


旧来型・一斉勉強の進学校が向く子・向かない子
みなさんこんにちは!ユウキです。 「最近は探究だ国際だと華やかな学校が多いですが、昔ながらのガリ勉系の進学校って、もう古いんでしょうか?」——先日、ある6年生の保護者の方からこんな質問をいただきました。なるほど、と思いました。時代の流れの中で、伝統的な「一斉授業でひたすら鍛える」タイプの進学校が、なんとなく地味に見えてしまうんですよね。でも僕は、このタイプの学校を一概に古いとは思いません。合う子には、これ以上ないほど力を伸ばしてくれる環境だからです。今日は、旧来型・一斉勉強の進学校が向く子・向かない子を、具体的にお話しします。 「旧来型の進学校」とはどんな環境か まず、ここで言う旧来型の進学校とは、先生主導の一斉授業を軸に、宿題や課題をしっかり出し、大量の演習で鍛え上げるタイプの学校を指します。先取り学習を進め、定期テストや小テストで定着を細かく確認していく。良くも悪くも「面倒見がいい」「鍛えてくれる」と評される学校群ですね。 このタイプの最大の強みは、学習のペースとリズムを学校が作ってくれることです。自分で計画を立てるのが苦手な子でも、
ユウキ先生
7月11日読了時間: 4分
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