小5国語 最難関問題集下巻 第8回
- 大谷琢也
- 10月19日
- 読了時間: 2分

開成、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、雙葉、駒場東邦、フェリス、栄光、聖光、芝、洗足、鴎友を目指す受験生はもれなくこの教材やっておこう!とおすすめする、四谷大塚教材 最難関問題集の解説集です。
ただ模範解答をうつすだけでなく、解答を導く論理をしっかりたどって学習をしていきましょう。
さて、第8回は「短歌」です。もちろん、短歌単体で出題される学校はほとんどありません。短歌の基本自体は、通常の予習シリーズで学習すれば十分です。
大問2のような「物語文と短歌俳句の融合」の問題に対応できるようにトレーニングしましょう。
問一
「ペットショップのうさぎの気持ち」とありますが、短歌からはどんな気持ちが読み取れますか。
下線部に前に出てきた短歌が
ほっといて 「かわいい」の声 きくために
長い耳している わけじゃない
という短歌です。
短歌・俳句の基本は、【モチーフ】をおさえ、【比喩を元に戻す】ことがポイントです。
【モチーフ】
・ペットショップのうさぎ ⇔ 野生のうさぎ 本来のうさぎ
・長い耳 → 個性・特徴
・「ほっといて」 → うんざりしている
【比喩】
・ペットショップ → 飼われている・自由がない・束縛されている
以上の材料をまとめてみましょう。
<解答>
自分はペットショップで人間にかわいいと言われるために生まれてきたのではない、と自由のない現状にうんざりする気持ち。

詩や短歌・俳句は、なかなか材料を取り出すのが難しいですが、「モチーフは何か」「比喩表現はどういう意味か」を考える視点で臨んでみてください。
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