小5国語 最難関問題集下巻 第11回
- 大谷琢也
- 11月11日
- 読了時間: 2分

四谷予習シリーズ準拠で学習をしている生徒さんは、当然四谷大塚主催の模試を受けているわけなんですが、四谷とSAPIXだと「国語の模試の記述の質」に差があるんですよね、、、
残念ながら、四谷の模試を受けているだけだと、記述校の対策にはあまりならないところがあり…
そこを補う教材が最難関問題集です!
ということで、記述校の受験を目指す方は、くじけず最難関問題集に取り組んでください。
さて、第11回は随筆文です。
問五
本文にはフエでの体験を通して、筆者の海外旅行に対する見方が変わったことが書かれています。その変化を七十字以内で説明しなさい。
この問題ははっきりと書いてくれていて助かりますが、
そもそも随筆文は「体験+感想」のコンボを読み取ることが重要です。
「この段落は体験、この段落は感想」と区別して読む習慣をつけると効果的です。
さて、「海外旅行に対する見方」の「変化」を答える問題なので、
「変化前」と「変化後」で分けて材料を探してみます。
「変化前」
132行目
外国を緊張感もなく旅しているツアー客を困った存在と見なし、一人か二人で毅然と旅行している欧米の旅行者を肯定的に捉えたことだろう。
「変化後」
123行目~146行目
・気楽さがあった
・肩肘張ったところがなかった
・旅の豊かさという点においても、眉間に皺を寄せて旅しているような欧米の年配のバックパッカーより、彼らの方がはるかに上なのではないか
このあたりが「体験」から導かれた「感想」だとチェックできましたか?
あとは、変化のフォーマットに載せて
「(はじめは)~~~と考えていたが、(体験)に触れ、~~~~と考えるようになった」
とまとめていけばOKです!
(今回は字数の関係で体験はカット)
(解答例)
海外旅行は緊張感をもって一人か二人で毅然と行くべきだと思っていたが、肩肘を張るより気楽に賑やかで楽しく旅行する方が豊かだと思うようになった。

「体験と感想を区別する」のように、国語は「解く際に意識する視点」を持てるかどうかで力がつくか決まります。なんとなく解いて、なんとなく丸付けをしないようにしてくださいね。
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