中学受験に必要な学習時間の実際|早稲アカ12時間 vs 必要16〜20時間
- ユウキ先生
- 3 時間前
- 読了時間: 4分

みなさんこんにちは!ユウキです。
先日、ある5年生のお母さんから「うちは塾と宿題で手一杯なのに、なぜか成績が伸びないんです」というご相談をいただきました。よくよく話を聞いてみると、週の学習時間はだいたい12時間。本人もご家庭も、けっこう頑張っているつもりなんですよね。でも、伸びない。
結論から言うと、これは「サボっているから伸びない」のではなく、そもそも投下している時間の総量が足りていないケースが非常に多いんです。今日はこの「中学受験に必要な学習時間」という、誰もあまり正面から言わないテーマを、僕の現場経験と数字で一緒に見ていきましょう。
早稲アカの拘束時間は「ざっくり12時間」という現実
僕は元・早稲田アカデミーの校長として、子どもたちのスケジュールを毎日見てきました。5年生でいうと、塾の授業・テスト・通塾の移動を全部足しても、拘束時間はだいたい週12時間前後に収まります。学年や校舎で多少前後しますが、感覚としてはこのくらいです。
ここで多くのご家庭が勘違いするのが、「塾に通っている=12時間勉強している=それで十分」という思い込みなんですよね。でも、ぶっちゃけこの12時間は「インプットの場」であって、定着の時間ではないんです。授業で習ったことを自分のものにする作業は、ここには含まれていない。授業はあくまでスタートライン。レストランで料理の作り方を教わっただけで、まだ自分では作れていない状態です。
本当に必要なのは「16〜20時間」という総量
では、定着まで含めるとどのくらい必要なのか。僕が現場で見てきた、成績がきちんと伸びていく5年生の多くは、週16〜20時間の学習時間を確保しています。塾の12時間に、家庭学習を4〜8時間積み上げているイメージですね。
たとえば、平日に1日1時間の家庭学習を入れれば週5時間、土日にそれぞれ2時間ずつで週4時間。これだけで家庭学習が9時間になり、塾とあわせて20時間を超えてきます。逆に言えば、家庭学習がほぼゼロのまま塾の12時間だけで戦っているご家庭は、必要量の6割ほどしか動けていないということになります。これで「伸びない」と悩むのは、ある意味で当然なんですよね。
ここで大事なのは、「だから20時間ガッツリやらせましょう」という根性論ではありません。まず我が家の現在地が何時間なのかを把握すること。これが第一歩です。だいたいのご家庭は、ノートやアプリにざっくり書き出してみると「思っていたより少なかった」と驚かれます。
時間を増やす前に「質」を疑ってはいけない順番
「時間より質が大事でしょう」という声、よく分かります。正直、僕もそう思う場面はたくさんあります。でも、中学受験の学習において、質の議論は一定の時間を確保したあとにしか成立しないというのが僕の持論です。
なぜか。週12時間しか動いていない状態で「効率を上げよう」と言っても、そもそも演習量が足りないので、何が苦手で何が得意かのデータすら十分に取れないんですよね。野球でいえば、バットを振る回数が少なすぎて、フォームの良し悪しを語る以前の段階。まずは必要な総量に乗せる。質の最適化はそのあと——この順番を間違えないでほしいんです。
ただし、ここで誤解しないでほしいのは、「16〜20時間」はあくまで標準的な目安だということ。お子さんの志望校や得意・不得意、学年によって最適値は変わります。低学年なら、もっと少なくていい。この総量をどう週のスケジュールに割り付けるかは、それだけで一本の記事になるテーマなので、また別の機会に詳しくお話しします。
まとめ
中学受験で「頑張っているのに伸びない」と感じたら、まず疑うべきは才能でも質でもなく、学習時間の総量です。早稲アカなどの塾の拘束時間はおおよそ12時間。そこに家庭学習を積み上げて16〜20時間に乗せて初めて、習ったことが定着し、成績が動き出します。まずは我が家の今の時間を、数字で見える化することから始めましょう。
スリースターズ(Three Stars★★★)の土台は、学年別・単元別の解説動画です。家庭学習の4〜8時間を「何にどう使うか」に迷ったとき、動画なら単元ごとに必要な分だけピンポイントで予習・復習に回せます。まずはこの動画を、ご家庭の学習時間の中に取り入れてみてください。お子さんが自分で理解を進められるようになり、**親の伴走がぐっとラクになります。
そのうえで、「うちの子の場合、何時間をどの科目に配分すべき?」といった個別・具体的なご相談が必要になったら、有料カウンセリングや、継続的に支えるプレミアムプランをご活用ください。動画で日々の学習を回し、要所だけプロが伴走する——これがいちばん効率のいい中学受験のかたちです。
それでは、また!
※本記事の事例は、複数のご相談内容をもとに、個人やお住まいが特定されないよう再構成しています。






