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中学受験ブログ
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通学時間50分の壁|エリアから志望校を絞り込む
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある5年生の保護者の方から「いい学校が見つかったんですが、通学に片道80分かかるんです。やっぱり無理でしょうか?」というご相談をいただきました。志望校選びというと、つい偏差値や進学実績の話になりがちです。でも僕がいつもお伝えしているのは、学校選びは「地図」と「時計」から始めてくださいということなんですよね。今日は、通学時間という生活の制約を起点に、志望校を現実的に絞り込んでいく方法をお話しします。 なぜ「通学時間50分」が一つの目安になるのか 結論から言うと、僕は通学時間の現実的なラインを片道50分前後と考えています。もちろん80分でも90分でも通っているお子さんはいます。でも、ここで一度立ち止まって計算してほしいんです。 片道80分なら往復で160分、つまり1日2時間40分を電車の中で過ごすことになります。これが中高6年間続くと、ざっくり計算しても3,000時間以上を移動に費やすことになるんですよね。睡眠時間を削るのか、家庭学習を削るのか、部活を諦めるのか——中高生の体力と1日24時間という限りあ
ユウキ先生
7月7日読了時間: 4分


女子の中学受験|指定校推薦が豊富な学校という選び方
みなさんこんにちは!ユウキです。 女の子の中学受験を考えているご家庭から、よくこんな声を聞きます。「ウチの子、コツコツ真面目にやるタイプなんですけど、本番一発の入試で実力を出し切れるか心配で」。すごく分かります。日々の積み重ねは得意でも、当日のプレッシャーに弱い——そういうお子さん、女の子には特に多い印象があります。 実はそんなお子さんにこそ知ってほしいのが、「指定校推薦が豊富な学校」という選び方なんです。今日は、女子校に多く見られるこの推薦枠の手厚さを、進路設計にどう活かすかをお話しします。 指定校推薦は「日々の頑張り」が報われるルート まず前提として、指定校推薦というのは、大学が高校に対して「ウチは毎年これだけの枠を出します」と約束している推薦のルートです。校内での評定(成績)が一定以上であれば、その枠を使って大学へ進める仕組みですね。 ここがポイントなんです。指定校推薦は、当日一発の学力テストではなく、 中高6年間の日々の成績の積み重ねで勝負が決まるルート。つまり「コツコツ真面目にやるタイプ」の子が、いちばん力を発揮できる戦い方な
ユウキ先生
7月6日読了時間: 4分


適正校を目標にされると困ると塾に言われたとき
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある保護者の方からこんな相談を受けました。「ウチの子にちょうど合いそうな学校を第一志望にしたいと塾に伝えたら、『そこを目標にされると、ちょっと困るんです』と言われて…どういう意味でしょうか」。これ、言われたほうはモヤモヤしますよね。せっかく子どもに合う学校を見つけたのに、なぜ困ると言われるのか。 今日は、この「適正校を目標にされると困る」という塾の発言の真意を、業界の内側を知る立場から解きほぐしていきます。そのうえで、ご家庭がどう志望校を設定すればいいのかを一緒に考えましょう。 「困る」の裏にある、塾側の事情 結論から言うと、この発言の背景には、塾側のいくつかの事情が隠れていることが多いです。決して悪意ではないのですが、知っておかないと判断を誤ります。 ひとつは、塾は「より上の学校への合格実績」を伸ばしたいという事情です。お子さんの偏差値からすると、もう少し上を狙えると塾が見ている場合、適正校で満足されると「実績になる上位校を狙ってもらえない」と感じることがある。正直に言えば、これは塾のビジネス上
ユウキ先生
7月5日読了時間: 4分


付属校系属校の推薦枠を狙う中学受験
みなさんこんにちは!ユウキです。 「中学受験を頑張っても、結局また大学受験で同じ苦労をするんですよね…」——面談でこう漏らされる保護者の方、けっこういらっしゃいます。お子さんの体力やご家庭の負担を思えば、当然の本音ですよね。実はこの悩みに対して、ひとつの有力な答えになり得るのが、付属校・系属校という選択肢なんです。 今日は、大学付属校・系属校の「内部進学」という仕組みを使った中学受験戦略についてお話しします。出口を見据えた学校選びの、具体的な一手として知っておいてほしい話です。 付属校・系属校とは何が違うのか まず用語を整理しましょう。結論から言うと、付属校は大学と一体的に運営されていて内部進学率が高い学校、系属校は大学と提携関係にあり一定の推薦枠を持つ学校、というイメージです。 付属校の最大の魅力は、多くの生徒がそのまま系列の大学へ内部進学できること。学校によっては卒業生の大半が系列大学へ進みます。一方の系属校は、付属ほど結びつきは強くないものの、提携大学への推薦枠を持っていて、希望すればそのルートで進学できる可能性がある。どちらも「
ユウキ先生
7月4日読了時間: 4分


共学志望だと選択肢が狭まる現実と対策
みなさんこんにちは!ユウキです。 「ウチは共学がいいんです。男女が自然に関わる環境で育ってほしくて」——このご希望、とてもよく分かります。今の時代、共学を望むご家庭は本当に多い。ところが、いざ志望校リストを作り始めると、多くの方が「あれ、思ったより少ない…」と気づくんですね。 実は、共学志望にしぼると、中学受験の選択肢は一気に狭まります。今日はその現実を正直にお伝えしたうえで、ではどう対策すればいいのかを一緒に考えていきましょう。知っておくだけで、出願の組み立て方が変わりますよ。 中学受験の世界は、まだ別学が多い 結論から言うと、中学受験のフィールドは、いまだに男子校・女子校といった別学が大きな存在感を持っています。 高校受験や大学受験の感覚で「共学が当たり前」と思っていると、ギャップに驚くかもしれません。歴史ある進学校の多くは別学として発展してきた経緯があり、上位校になればなるほど男子校・女子校の比率が高くなる傾向があるんです。つまり「共学で、かつ一定の進学実績がある学校」という条件で絞ると、候補がぐっと減る。これが現実なんですね。...
ユウキ先生
7月3日読了時間: 4分


「受かっても辞退される学校」が存在する理由
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験のデータを眺めていると、面白い現象に気づきます。合格者数はものすごく多いのに、実際に入学する子はその一部だけ、という学校があるんですね。「え、受かったのに行かないの?」と不思議に思いますよね。でも、これは決してその学校が悪いわけではありません。 今日は、業界の中にいた立場から、「受かっても辞退される学校」が存在する理由——つまり中学受験の併願構造と人気の力学について、ちょっと踏み込んでお話しします。これを知ると、学校選びの見え方が一段深くなりますよ。 「合格者数」と「入学者数」はまったく別物 結論から言うと、合格者数と実際の入学者数は、まったく別の数字です。そして、その差が大きい学校ほど「辞退される学校」ということになります。 具体的に言いますね。ある人気校が合格者を500人出したとして、実際に入学するのは150人ということが普通に起きます。残りの350人はどこへ行ったのか。答えは「第一志望の学校に受かったので、そちらへ進んだ」です。つまり、その学校は多くの受験生にとって"押さえ"——いわゆる併願校だった
ユウキ先生
7月2日読了時間: 4分


都立中高一貫校と私立、サポートの手厚さはこんなに違う
みなさんこんにちは!ユウキです。 「都立中高一貫校に受かったら、私立よりお得ですよね?」——これ、本当によく聞かれます。学費が抑えられて、しかも進学実績もいい。たしかに魅力的に見えますよね。でも僕は、この質問にいつも「お得かどうかは、ご家庭が何を学校に期待するか次第ですよ」とお答えしています。 都立の中高一貫校と私立では、「サポートの手厚さ」という面で構造的な違いがあるんです。今日は、両者の運営の違いを、できるだけ本音でお話しします。学費だけで判断する前に、ぜひ知っておいてほしい話です。 公立と私立では「お金のかけ方」がそもそも違う 結論から言うと、都立中高一貫校と私立では、生徒一人あたりにかけられるリソースの構造がまったく違います。 私立はぶっちゃけ、授業料というかたちでご家庭からお金をいただいて運営しています。だからこそ、補習や個別フォロー、進路指導といった「面倒見」の部分にコストをかけられる。学校によっては、放課後の補講や、つまずいた子へのきめ細かいケアを売りにしているところも多いですよね。 一方、都立中高一貫校は公的な仕組みの中で運営され
ユウキ先生
7月1日読了時間: 4分


教育感度の高い家庭が選ぶ3タイプの学校(国際系・探究系・旧来型)
みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験のご相談を受けていると、教育に関心の高いご家庭ほど「学校って結局、どう違うんですか?」と核心を突いてこられます。パンフレットを何冊集めても、どこも「グローバル」「主体性」「面倒見」と書いてあって、違いが見えてこない。そんな声をよく聞くんですよね。 そこで今日は、僕が普段から使っている、学校をざっくり3タイプに分けて考える枠組みをご紹介します。国際系・探究系・旧来型。この3つの軸で見ると、学校選びの霧がだいぶ晴れますよ。 タイプ1:国際系——言語と多様性を土台にする学校 結論から言うと、国際系は「英語をはじめとした言語環境」と「多様な価値観に触れること」を教育の中心に据えた学校群です。 授業の一部を英語で行ったり、海外研修や留学制度が充実していたり、帰国生を積極的に受け入れていたり。こうした学校に集まるのは、「子どもの世界を、日本の外まで広げたい」という志向を持つご家庭です。家庭でも英語に触れる機会が多かったり、海外経験に価値を置いていたり。 ただ、ここで正直にお伝えしておくと、「英語をやらせたいから」とい
ユウキ先生
6月30日読了時間: 4分


習い事や趣味が多い子に、伝統進学校が向かない理由
みなさんこんにちは!ユウキです。 「うちの子、ダンスもピアノも続けたいみたいで……でも受験もさせたい」。こういうご相談、女の子のご家庭を中心にとても多いです。先日も、複数の習い事を楽しんでいる5年生のお子さんについて、カウンセリングでお話ししました。 今日は、習い事や趣味が多いお子さんの学校選びについて、元塾講師の立場から正直に書きます。 まず知ってほしい「学校のタイプ」 中学受験の学校は、ざっくり言うと校風で大きく分かれます。中でも注意したいのが、いわゆる伝統進学校。ここは「課題をたっぷり出して、一般入試でガリガリ大学を狙う」スタイルの学校が多いんです。 おっとりした雰囲気に見える学校でも、入ってみたら課題が驚くほど多く、「こんなにあると思いませんでした」と保護者の方から相談を受けることもあります。学校選びは、パンフレットの雰囲気だけでは判断できないんですよね。 なぜ「多忙な子」とミスマッチになるのか 理由はシンプルで、時間の取り合いになるからです。 習い事や部活に打ち込みたいお子さんが、課題の多い伝統進学校に入ると、毎日の宿題に追われて好きな
ユウキ先生
6月29日読了時間: 4分


東京都私立学校展8月開催と「小5からの受験スタート」——夏を見据えた志望校選びの第一歩
こんにちは、ユウキです。「偏差値が13足りないけど、都立中高一貫校を目指したい」——小5の3学期にそう言い出したお子さんの話を聞いて、あなたならどう反応しますか? 今週、Yahoo!ニュースで紹介されたある家庭のエピソードが、SNSで静かな反響を呼んでいます。 今回は、夏の学校選びイベント情報と、遅めのスタートから中学受験に挑む際の考え方について、最新のニュースを交えながらお伝えします。 8月末に東京都私立学校展——全415校が一堂に会する大規模イベント 東京私立中学高等学校協会と東京都私学財団は2026年8月29日(土)・30日(日)、東京国際フォーラム(千代田区)において「東京都私立学校展」を開催します。東京都の全私立中高415校が参加し、それぞれのブースでポスターセッション方式による学校説明を行います。 完全予約制(先着順)で、申込開始は7月16日午後3時です。 これは夏休み終盤の貴重な情報収集の機会となります。 私が15年以上塾講師をしてきた経験から言えるのは、「一度に多くの学校を比較できるイベント」の価値は、想像以上に大きいということで
ユウキ先生
6月29日読了時間: 5分


偏差値ではなく「将来の戦い方」から志望校を選ぶ
みなさんこんにちは!ユウキです。 「先生、ウチの子の偏差値で行ける学校って、どこですか?」——面談でいちばん多い質問のひとつが、これです。気持ちはとても分かります。数字は分かりやすいし、安心材料になりますからね。でも僕はいつも、心の中で「ちょっと待ってください」と思っているんです。 偏差値はあくまで「いまの学力の位置」を示す物差しにすぎません。志望校選びを偏差値だけで進めてしまうと、大事なものを見落とします。今日は、偏差値依存から一歩抜け出して、「将来の戦い方」から志望校を選ぶという発想についてお話しします。 偏差値は「順位」であって「中身」ではない 結論から言うと、偏差値というのは集団の中での相対的な順位を表しているだけで、お子さんがどんな勉強に向いているか、どんな環境で伸びるかは何ひとつ教えてくれません。 正直に言いますね。偏差値58の学校と偏差値60の学校、この「2の差」に、ご家庭が悩む価値はほとんどないんです。それよりも、その2校が「どんな子を伸ばす学校なのか」のほうが、6年後の結果に何倍も効いてきます。 僕が以前見ていたあるご家庭では、
ユウキ先生
6月28日読了時間: 4分


一般入試・指定校推薦・総合型選抜|出口から逆算する中学受験戦略
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、ある6年生のお母さんから「この学校、進学実績はいいんですけど、ウチの子に合っているのか分からなくて」というご相談をいただきました。よくよく話を聞いてみると、見ているのは「国公立大学に何人」「難関私大に何人」という合格者数だけ。でも、その数字がどんなルートで作られているのかは、まったく見ていなかったんですね。 これ、すごくもったいないんです。中学受験の学校選びは、本当は「大学入試の出口」から逆算して考えるべきもの。今日は、大学入試の3つのルートを整理しながら、出口から考える中学受験戦略についてお話しします。 大学入試には大きく3つのルートがある 結論から言うと、いまの大学入試は「一般入試」「指定校推薦」「総合型選抜」の3ルートに分かれています。 一般入試は、みなさんがイメージする「学力一本勝負」のルートです。当日の点数で決まる、いちばん分かりやすい戦い方ですね。総合型選抜(昔のAO入試)は、志望理由書や面接、活動実績などを総合的に見るルート。指定校推薦は、大学が高校に「ウチは毎年これだけ枠を出します」と約束し
ユウキ先生
6月27日読了時間: 4分


中学受験は「国公立5教科7科目型」の勉強だと知っていますか?
みなさんこんにちは!ユウキです。 先日、都内の某エリアにお住まいのご家庭からカウンセリングのご相談をいただきました。「うちは別に最難関を目指しているわけじゃないんです。でも、塾の勉強がこんなに大変なのはなぜでしょう?」と。 これ、ものすごく本質的な問いなんですよね。今日はその答えになる話を書いてみます。 予習シリーズは「旧帝大型」の設計になっている 結論から言います。今みなさんのお子さんがやっている中学受験の勉強、特に予習シリーズのカリキュラムは、将来的に国公立大学の上位を狙うための勉強になっています。 共通テストを受けて、二次試験を一般で受ける。しかも算国理社を満遍なくやる。これって、いわゆる「国立5教科7科目(+英語)」で旧帝大レベルを目指す人がやる勉強の、小学生版なんです。 だから大変なのは当たり前。ぶっちゃけ、大人がやっても「これは骨が折れるな」と思う設計です。お子さんが苦戦しているのは、能力の問題ではなく、そもそも負荷の高い勉強をしているからだ、とまず知っておいてください。 ここを知らないと、学校選びを間違える なぜこの話が大事かとい
ユウキ先生
6月26日読了時間: 4分


新校長13人の人事が示す私立中高一貫校の今後と、2026年入試「国語」で狙われる物語のテーマ
こんにちは、ユウキです。「雙葉の校長にイエズス会の神父が就任」——このニュースを目にしたとき、私は思わず二度見してしまいました。創立から7代続いたシスター校長から、OGが二代続いた後の異例の人事。学校の方針転換を読み解く上で、校長人事ほど雄弁なものはありません。 今回は、ダイヤモンド・オンラインで報じられた東京23区の新校長人事と、2026年入試から見えてきた国語・物語文の出題傾向について深掘りしていきます。 東京23区で13人の新校長が就任——注目すべきポイントは? 2025年には46人の新校長が誕生した首都圏私立中高一貫校。26年は30人まで減りましたが、27年入試の行方を示唆するような人事にも注目したいと思います。まずは東京23区内にある13校について見ていきましょう。 今回の記事では、東京23区内にある13校の新校長人事が取り上げられました。中でも保護者の関心が高いのは、雙葉中高の動向でしょう。 雙葉中学校・高等学校(千代田区)の校長交代は唐突な印象を与えたのか、一部で話題となりました。学校法人雙葉学園理事長で、イエズス会神父の萱場基氏が
ユウキ先生
6月25日読了時間: 5分


今週末の学校見学と「算数一教科入試」の広がり、そして中堅校から医学部を目指す道——6月最終週の中学受験情報まとめ
こんにちは、ユウキです。「偏差値53の中学校から東大理三に3人合格」——この数字を聞いて、あなたは何を思いましたか?実は今週、ダイヤモンド・オンラインで報じられた暁星中学校の特集記事が、中学受験を考える保護者の間で静かに話題になっています。 今回は、今週末に開催される学校見学イベントの情報、入試科目の多様化トレンド、そして「入口の偏差値」だけでは測れない学校の価値について、最新ニュースをもとにお伝えします。 今週末6/27-28は首都圏10校で学校見学——申込締切に注意 梅雨空が広がる6月下旬の週末、首都圏各地の中学校でイベントが開催されます。今回は、フェリス女学院、東洋英和女学院、逗子開成など10校がピックアップされています。 フェリス女学院中学校では6月27日にオープンスクールを開催。対象は小学4年生から6年生と保護者(1人)で、講堂にて約30分の学校説明の後、教室で授業体験を行います。 ただし、申込締切は2026年6月24日(水)17:00と、本日が締切です。検討中の方は急いでください。 東洋英和女学院中学部もオープンスクールを6月27日に
ユウキ先生
6月24日読了時間: 5分


「学区年収」と「居場所としての中学受験」——子どもに合った環境選びを考える2つの視点
こんにちは、ユウキです。「中学受験率90%超の公立小学校がある」と聞いたら、信じられますか? 実はこれ、一部の人気学区では珍しくない現実です。今週、AERA DIGITALで「学区年収」と中学受験の関係を解説した記事が話題を集めています。一方で、発達障害のあるお子さんを持つご家庭向けに、中学受験を「居場所選び」として捉え直すコミックエッセイも注目されています。そして今週末は、フェリス女学院や東洋英和など首都圏の人気校で学校見学イベントが目白押し。それぞれ詳しくお伝えします。 「学区年収」で変わる中学受験環境——公立小移民という選択 都市圏では、今や中学受験が当たり前になりました。受験にあたって理想的な環境で子どもを育てる手っ取り早い方法は、中学受験率の高い公立小学校の学区内に引っ越すことだと、沖有人氏の新版『マンションは10年で買い替えなさい』からの抜粋記事が指摘しています。 中学校受験までを見据え、優れた教育環境を子どもに与えるために、そうした公立学区に引っ越そうという人が増えており、これを「公立小移民」と呼ぶそうです。 子どもの学力に最も影響
ユウキ先生
6月23日読了時間: 5分


「ゆる受験」という選択肢と、苦手単元を克服する親の関わり方——多様化する中学受験の今
こんにちは、ユウキです。「4教科すべてを鍛え抜かないと中学受験はできない」——このイメージ、まだお持ちではありませんか? もしそうなら、今の中学受験事情は、あなたの想像より大きく変わっているかもしれません。 今週、東洋経済が報じた「ネオ中受」の特集と、桜井信一氏による算数の苦手単元に関するコラムを読み、私は「中学受験の間口が広がる一方で、基礎力の重要性は変わらない」という、一見矛盾するような現実を改めて感じました。今日はこの2つのトピックを軸に、保護者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 「ゆる受験」「マイペース受験」が広がる背景 かつて中学受験といえば、「小3・4から大手塾に通い、小6では週4〜5日、4教科をまんべんなくひたすら鍛え、偏差値で競うもの」でした。しかし今、その常識は大きく変わり始めています。「ゆる受験」「マイペース受験」がじわじわと広がっているのです。 東洋経済の記事では、「わが子は小学生時点で大量の課題をこなして学ぶことに向いていない」「好きな習い事を続け、バランスのよい時間配分で受験したい」「英語が好きで小さい頃から少しず
ユウキ先生
6月22日読了時間: 6分


「中受離婚」を防ぐ夫婦のコミュニケーションと、中堅女子校選びで注目すべき「規模」という視点
こんにちは、ユウキです。「中学受験で離婚した夫婦がいるらしい」——この話を聞いて、あなたは「まさか」と思いましたか? それとも「わかる気がする」と思いましたか? 実は今週、弁護士が明かす「中受離婚」の実態を伝える記事がYahoo!ニュースで注目を集めています。また、中堅女子校の志望校選びに関しても、受験のプロが「次の山脇学園」になり得る学校を予測する記事が話題になりました。今日は、この2つのテーマを軸に、保護者の皆さんが今この時期に意識しておきたいポイントをお伝えします。 弁護士が語る「中受離婚」3つの火種——夫婦関係が壊れる構造とは デイリー新潮の報道によると、離婚相談を通じて浮き彫りになる中学受験をきっかけとした離婚の要因は、大きく3つに大別できるといいます。1つ目は「夫婦間の受験に対する熱量の違いが、子育ての価値観の違いに繋がる」こと。2つ目は「中学受験にかかる金銭を発端としたトラブル」。そして3つ目が「親の教育虐待が家庭を崩壊させる」というものです。 記事で取材を受けた弁護士は、「現在の中学受験は、塾側が子供を長く確実に塾に縛りつけるため
ユウキ先生
6月21日読了時間: 4分


「偏差値より大切なもの」と「2027年入試変更点の最新情報」——受験過熱時代に親ができる2つのこと
こんにちは、ユウキです。「正直、中学の偏差値なんてどうでもいい」——もしこの言葉を他の保護者から聞いたら、あなたはどう思いますか?負け惜しみ?本音?それとも、羨ましいほどの割り切り? 今週、OTONA SALONEで紹介されていた、ある母親の中学受験体験談がSNSでも話題になっていました。私はこの記事を読んで、いま中学受験を検討している保護者の方にぜひお伝えしたいことができました。あわせて、四谷大塚から発表された2027年入試変更点の最新情報もお届けします。 「セミの幼虫探し」を守った母の選択 神奈川県在住のえみりさん(仮名・49歳)は、中学1年生の長男と小学4年生の長女を育てる2児の母。 長男のA君は現在、いわゆるボリュームゾーンの私立中学に通っています。 「中学時点の偏差値なんて、私は気にしません」と言い切るえみりさん。「息子は息子なりに『好きなこと』を諦めず、その上でできる範囲の勉強をして、気に入った学校に進みました」と話します。 特に印象的だったのは、志望校選びの視点です。 A君が4年生の頃から学校見学に参加し、気に入ったのは「地学部と生
ユウキ先生
6月20日読了時間: 5分


「今から間に合う?」と聞く前に——現在地を知ることの大切さと、親子で走り抜けた中学受験の舞台裏
こんにちは、ユウキです。「今からでも間に合いますか?」——私もこの質問を、年間で数えきれないほど受けます。正直にお伝えすると、この問いに即答できる塾講師はいません。なぜなら、 「今から東京駅に行きたいんだけど間に合う?」と、自分がどこにいるのかを伝えず、乗り物のスペックも伝えずに聞くことと同じだからです。 今日は、この「間に合う?」という問いに潜む心理と、二人のお子さんを合格に導いたある芸能人ご夫婦のサポート術から、6月のこの時期に保護者の皆さんに考えていただきたいことをお話しします。 「間に合う」と言ってほしいだけではありませんか? 中学受験に関する著書『下剋上受験』で知られる桜井信一さんが、産経新聞のコラムで興味深い指摘をされています。 「本当は間に合うかどうか知りたいのではなく、『間に合う』と言って欲しいだけなのではないか」と。 この言葉、ドキッとされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も15年以上この仕事をしてきて、同じことを感じてきました。「間に合いますか?」という質問の裏には、「大丈夫だと背中を押してほしい」という切実な願いが隠
ユウキ先生
6月15日読了時間: 5分


「I am like apple.」という間違いに要注意——be動詞のつまずきを防ぐ家庭の声かけと、神奈川県私立中の転・編入学情報
こんにちは、ユウキです。「私はりんごが好きです」を英語にしてください——もしお子さんがこの問いに「I am like apple.」と答えたら、それは中学英語でつまずく"黄色信号"かもしれません。実はこの間違い、be動詞を「〜です」と日本語訳で丸暗記してしまった結果、「好きです」の「です」を英語にしようとして起きる典型的なミスです。今日は、このbe動詞の落とし穴と、神奈川県から発表された私立中学の転・編入学情報についてお伝えします。 「I am like apple.」はなぜ生まれるのか——be動詞の本質を理解する be動詞を「〜です」と学んだ方は、「好きです」の「です」を英語にして、"I am like apples."としてしまいます。これは間違いなのですが、なぜ間違いなのか理解できなくなってしまうのです。 リセマムの記事で紹介されている書籍『小学校高学年から使える 英語でつまずかない本』の著者で人気塾講師の森圭示氏は、「日本語にはない「be動詞」という概念はなかなか掴みにくく、中学英語で最初につまずきやすい内容のひとつ」と言います。...
ユウキ先生
6月14日読了時間: 4分
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