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歴史ラジオの実況中継 6上第2回 現代史2

  • 執筆者の写真: Shun
    Shun
  • 2024年2月11日
  • 読了時間: 4分

更新日:5月9日




【歴史解説】現代史を完全攻略!高度経済成長からバブル崩壊、震災の教訓まで

皆さん、こんにちは。今回は現代史の第2回として、日本の戦後から現在に至るまでの「経済の流れ」と「社会の変化」を詳しく見ていきましょう。

現代史は、私たちの今の暮らしに直結している分野です。「なぜ今の日本はこうなっているのか?」という視点を持つと、ただの暗記ではなく、生きた知識として身につきます。入試でも頻出の「因果関係」を意識して、一緒に整理していきましょう。


1. 日本の急成長:高度経済成長と国民の生活

1955年頃から1973年まで、日本は「高度経済成長」と呼ばれる目覚ましい発展を遂げました。


① 池田勇人内閣と「所得倍増計画」

1960年、池田勇人内閣は「所得倍増計画」を打ち出し、10年間で国民の収入を2倍にすることを目標に掲げました。

  • 重化学工業の発展: ダムや港、高速道路などのインフラ整備が進み、自動車や電化製品の生産が急増。

  • GNP世界第2位: 1968年、日本の国民総生産(GNP)は資本主義国の中でアメリカに次ぐ世界第2位となりました。


② 成長を象徴するビッグイベント

  • 1964年:東京オリンピック開催。これに合わせて東海道新幹線や名神高速道路が整備されました。

  • 1970年:大阪万博(日本万国博覧会)開催。日本の技術力を世界にアピールしました。


③ 生活を変えた家電の普及(3種の神器と3C)

入試では普及した順番がよく問われます。

  • 1950年代後半「三種の神器」: 白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫

  • 1970年頃「3C」: カラーテレビ・クーラー・自動車(カー)


2. 経済の転換点:石油危機と貿易摩擦

永遠に続くと思われた成長も、1970年代に大きな壁にぶつかります。

① 石油危機(オイルショック)

  • 1973年: 第4次中東戦争をきっかけに、石油価格が激騰。

  • 影響: トイレットペーパーの買いだめ騒動、物価の急上昇、戦後初のマイナス成長

  • 変化: これを機に「省エネ」が進み、火力発電の代わりとして原子力発電の導入が本格化しました。


② 貿易摩擦と円高への対応

日本の高品質な製品が輸出されすぎたため、アメリカとの間に貿易摩擦(対立)が生じました。

  • 1985年「プラザ合意」: 円高ドル安を誘導する合意。

  • 現地生産の加速: 急激な円高で輸出が不利になった日本企業は、海外(東南アジアやアメリカ)に工場を移す現地生産を積極的に行いました。


3. バブル経済の崩壊と55年体制の終焉

1980年代後半、実態を伴わない好景気「バブル経済」が訪れます。

  • バブル経済: 土地(地価)や株価が異常に値上がりした状態。1991年に崩壊し、日本は長い不景気に突入しました。

  • 55年体制の崩壊: 1955年から続いていた自民党の一党優位体制が、1993年の細川護熙内閣(非自民連立政権)の誕生により一時終了しました。


4. 震災の教訓と現代社会の課題

近年の入試では、過去の災害や現代の社会問題が記述問題で頻出します。

二つの大震災

  1. 1995年:阪神・淡路大震災(都市型災害の教訓)

  2. 2011年:東日本大震災(津波被害と原子力発電所事故)

    • 震災後、原子力発電の安全基準が厳格化され、発電割合が大きく変化しました。


現代日本のキーワード

  • 雇用の変化: 日本特有の「終身雇用・年功序列」から、能力主義や非正規雇用の増加へ。

  • 少子高齢化: 人口減少による労働力不足や地域社会の維持が大きな課題となっています。

  • 平和主義: 佐藤栄作内閣が決めた「非核三原則(持たず、作らず、持ち込ませず)」は、彼がノーベル平和賞を受賞した大きな理由です。


【プロが選ぶ】入試直前!重要内閣総理大臣チェックリスト

名前と「やったこと」をセットで覚えましょう。

首相名

主なキーワード

池田勇人

所得倍増計画、高度経済成長

佐藤栄作

沖縄返還、非核三原則(ノーベル平和賞)

田中角栄

日中国交正常化、日本列島改造論

中曽根康弘

国鉄・電電公社の民営化

細川護熙

55年体制の崩壊(非自民連立政権)

小泉純一郎

郵政民営化、北朝鮮訪問


まとめ

現代史は「今のニュース」と密接に関係しています。例えば、現在の円安ニュースを聞いたとき、「プラザ合意の時は円高で困っていたんだな」と思い出せるようになると、知識は本物になります。

歴史の学習はこれで一段落です。次回からは、日本のルールを決める「公民(憲法・政治)」の分野に入ります。歴史の流れを理解していれば、公民の理解もぐっと深まりますよ。一緒に頑張りましょう!




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