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算数苦手克服シリーズ①

首都圏で中学受験塾の教室運営をしておりますakiraです。

「算数が苦手かも…」と思ったとき、家庭でできることは?

そんなお悩みにこたえる、4回完結の算数学習サポート連載です。


中学受験を目指すご家庭にとって、4年生〜5年生前半は「算数が好きになるか、嫌いになるか」の分かれ道。この時期に「つまずきをどう乗り越えるか」で、後半の伸びが大きく変わります。


この連載では――

「計算が遅い」「ミスが多い」子への具体的な声かけや習慣づくり

「宿題の取り組み方」「ノートの使い方」など、家庭学習で意識すべきポイント

「テストの活用法」や「ケアレスミス対策」など、1点を拾う工夫

といったテーマを、すぐに実践できるアドバイスとともに紹介していきます。

「得意じゃなくてもいい。でも、できる気がする」――その一歩を、家庭から。

全4回、ぜひお付き合いください。


第1回 「算数が苦手かも…」と思ったときに、まず読んでほしいこと

――“できる気がする”が、勉強のスタートライン!


「うちの子、算数がちょっと苦手で……」

こんな声、塾でも家庭でも、本当によく耳にします。

でも、心配しすぎなくて大丈夫。最初から得意な子なんて、ほとんどいません。


大事なのは、「得意じゃなくてもいい」という気持ちと、

「でも、できるかも!」というちょっとした手応えを、日々積み重ねていくこと。


この“できる気がする”が、算数とのつきあい方を大きく変えていきます。


■ 成功の第一歩は「ひっ算が合った!」でも十分

「計算ドリルを時間内にやり切れた」

「間違いが1問だけだった」

「昨日よりちょっと速くなった気がする」


……こういう“ちょっとした成功体験”をどれだけ意識的に積み上げられるか。

これが、算数の自信とやる気のカギになります。


特に4年生前半のうちは、「やれば伸びる」実感を持たせることが最優先。

いきなり「図形」や「文章題」がどうこうではなく、まずは計算練習から始めましょう。


■ 計算力は、“考えるための土台”

計算力がある子は、応用問題でも時間に余裕ができて、考えることに集中できます。

逆に、計算でもたついてしまう子は、思考力を発揮する前に時間切れ……。


どんなに思考センスがある子でも、計算スピードと正確性がないと本領発揮できません。


「計算は、センスじゃなくてトレーニングで伸ばせる」

これを信じて、少しずつ進めていきましょう。


■ 親子で始める“計算習慣”の作り方

▶ スタートの目安時間は?

まずは1日3分でOK!

できれば毎日、難しければ週4〜5日。

「2日やって1日休む」でも大丈夫。

要は、“ためないこと”が大切です。


▶ 子どもが飽きずに続けるコツは?

  • タイマーを使う(ゲーム感覚)

  • 終わったらカレンダーにシール

  • ストップウォッチで“自己ベスト”を記録

  • 「5日間続いたらガチャOK」などのごほうび作戦


中には、「計算レース」と称して、親と競争する家庭もあります。

“勝てそうで勝てない親”は最高のライバルです(笑)。


■ よくある質問:計算練習、何をやればいい?

Q. どんな問題を使えばいいの?

市販の計算ドリルでも、塾の宿題プリントでも大丈夫。

ポイントは、「計算だけに集中できるもの」を選ぶことです。


たとえば:

  • 1行5問〜10問程度

  • 足し算・引き算・かけ算・わり算が混ざっている

  • 小数・分数は徐々に

※最初は1日5問でも十分です!


■ 見える化のすすめ:“やる気カレンダー”を導入しよう!

100円ショップのカレンダーや手帳に、計算練習が終わったらスタンプやシールを貼る。

この“記録が残る”というのが、子どものやる気に火をつけます。


さらに、以下のような「記録欄」をつけておくと◎:

日付 所要時間 正答数 コメント or ごほうび

5/9 3'20'' 4/5 スタンプ1個

5/10 2'55'' 5/5 チョコOK


親子で「お、昨日より速いね!」なんて会話ができればベストです。


■ ごほうびって、甘やかし?

いいえ、ごほうびは“自分を動かす工夫”です。

「条件をクリアしたら楽しみがある」というのは、大人でもうれしいものですよね。

しかも、小さなごほうびは、成功体験の定着にもつながります。


例)

「5日連続でやったら、日曜はガチャ1回」

「5問連続で正解したら、夜ごはんのデザート追加」

最初のきっかけとして、十分すぎるほどの価値があります!


■ おすすめアイテム紹介

  • ドリテック スタディエッグ(学習用タイマー)

  • キャンドゥのスケジュールカレンダー(シール帳代わりにも)

  • Seriaの「がんばったねシール」シリーズ(100枚で110円!)



■ 気をつけたい“NGパターン”

☓ まとめて週末にドカンとやる

→ 記憶が抜けやすく、効果が薄れます。


☓ ミスしたら親が怒ってしまう

→ 「怒られた=やりたくない」に直結します。


☓ 親が“つい口を出しすぎる”

→ 「やらされてる」と感じるとモチベが下がります。


■ 親の関わり方=“ペースメーカー”がベスト

最初から全部、子どもに任せる必要はありません。

むしろ、「最初の3週間は一緒に走る」くらいの覚悟でOK。

  • 横で見守ってあげる

  • 時間を計ってあげる

  • 終わったら一緒に記録をする


この“ちょっとした関わり”が、子どもにとっては大きな後押しになるんです。


■ 文房具は、成績を上げる“装備”です!

子どもが持っている筆記用具、しっかり見たことはありますか?文房具は、ただの道具ではありません。勉強という戦いの“武器”です。


成績を下げる“3大NG文房具”

  1. 短すぎる鉛筆 → 手が疲れて姿勢が崩れる

  2. 小さすぎる消しゴム → うまく消せず、ミスにつながる

  3. 赤青えんぴつ → 赤だけ先に消耗/機能性も低い


おすすめの装備リスト

アイテム

推奨仕様・ポイント

鉛筆 or シャーペン

0.7mm芯のシャーペン+鉛筆数本が理想。芯切れ注意!

消しゴム

2個持ち(筆箱+予備)。使いやすさ重視。

赤ペン

サラサなどのジェルボールペンが書きやすい。

定規

小型の15cm定規があると便利(図形・表作成時)。

ノート

ドット入りCampusノートは見やすく、成長に応じて無地へ切り替えても◎。


■ 筆記用具は「学校用」と「塾用」を分けよう!

「学校で使ってる鉛筆を塾に忘れてきた」「シャーペンは学校では使えないから…」

→ こうした理由で、塾での学習効率が下がることもあります。

そこでおすすめなのが、

「学校用」と「塾用」の文房具セットを分けて常備!

塾のカバンの中に“専用ペンケース”を入れておくと、忘れ物やトラブルが一気に減ります!


■ まとめ:はじめの一歩は、「できるかも」で十分!

  • 計算力は“考える力”の土台になる!

  • 成功体験を小さく積む → “できる気がする”につながる

  • ごほうびと記録の“見える化”でやる気を育てる

  • 最初は親子タッグ!「一緒にやろう」が心を動かす

  • 毎日じゃなくてもいい。大事なのは“習慣化”と“ためこまないこと”


今週やってみよう!家庭での“計算習慣スタートガイド”

  • 計算用のタイマー(スマホでもOK)を用意する

  • 練習カレンダー or 手帳にシール欄をつくる

  • 1回3分・5問から始める

  • できたらスタンプ+ごほうびチケットを発行!

  • 記録を残して、「自分の成長」を見えるようにする

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