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2025年入試概観(女子・共学校編)



首都圏の大手中学受験塾で教室長をしているakiraと申します。今年は定期的にブログを書いていければ思っています。XやYouTubeでも「中学受験Walker」の名前で情報発信していますので、こちらの方も興味ある方はぜひご覧ください。


今回は2025年入試概観として女子校、共学校編をお送りします。今年の首都圏中学受験者数は減少しました。まずこれが大きなトピックです。受験者数の算出方法は塾によって異なりますが、2月1日午前の受験者数ということで計算すると昨年比で3000人減、4.8%減となっています。これを頭に入れて今年の女子校と共学校の受験者昨年比を見ていきましょう。


安全志向 手厚さ、面倒見 1科目入試 面接廃止 プチサンデー


まずは御三家です。〔  〕は実質倍率、(  )は受験者昨年比です。

桜蔭〔1.78倍〕(91.7%) 女子学院〔2.31倍〕(99.7%) 雙葉〔2.93倍〕(97.5%)

桜蔭が減っています。安全志向の1つの表れかもしれません。


御三家に次ぐ人気校としては鴎友①〔2.65倍〕(107.1%) 吉祥女子①〔2.88倍〕(96.0%)となっています。 鴎友①が人気です。鴎友は手続きの仕組み上、第一志望校として選ぶ方が多いようです。(手続きに学校に行く、入学金納入が早い)一方、吉祥女子は学校に行かずにwebで手続き完結、カード決済、手続き締め切りが遅く、豊島岡との併願を見込んでいます。


算数・英語入試を新設した豊島岡①は〔2.22倍〕(96.4%)となっており、こちらも減らしています。54%が英検2級以上とのことでハイレベルな戦いであったようです。私の教室からは1人、英語入試で合格者が出ました。広尾小石川も合格で豊島岡に進学しました。


2026年入試は11年ぶりにサンデーチャンスの年です。2/1の女子学院、立教女学院、東洋英和などの人気校が2/2に移動します。(2/1が日曜日のため、主にプロテスタント校が入試日を平日に移動します)併願作戦がとても大切になってきます。私の教室に限った話にはなりますが、やはり安全志向で2/1、2/2ともに御三家という層はいません。どちらかで押さえたいという心理が働きそうです。


昨年大人気だった香蘭②〔3.95 倍(昨年5.4倍)〕はだいぶ落ち着きました。女子校ならではの今年の特徴は面接の廃止です。昨年は学習院女子が面接を廃止して人気になりました。今年は立教女学院が面接を廃止して人気でした。その他面接を廃止し、そして算数1科入試の光塩〔算数1科2.08倍〕(142.9%)、日本女子大〔算数1科1.53倍〕(116.4%)も昨年より生徒を集めています。  


埼玉では淑徳与野①〔1.83倍〕(118.7%)が人気を集めました。例年は浦和明の星の方が受験生を集めていましたが今年は淑徳与野①が初の2000名越え、明の星を越えました。さいたま新都心駅から近く、都心からのアクセスが良さのも人気の秘密でしょう。また1/10に行われた医進コースの入試も上位生の併願校として注目されています。


その他は私の教室(豊島区)近辺では面倒見のよい女子校が受験生を集めています。十文字(130.0%) 、女子聖学院(135.0%)、文京女子(140.9%)など。徐々に難易度が上がっているので今年は大丈夫だったから来年も大丈夫だろうという古い感覚だとやられます。常に最新の情報にアップデートしていきましょう。 


引き続き共学校です。男子校編でも紹介したプチサンデーです。2025年は2/2が日曜日であったため、青山学院が2/3に移動しました。青山学院〔男4.03 倍 女5.47 倍〕(130.3%)ともともと受験校が少ない2/3ということもあり人気となりました。渋渋①〔女子4.28 倍〕(102.1%)も相変わらずの人気でした。渋幕同様すでに御三家よりも難しい学校になっています。大学附属では早稲田実業〔4.39 倍〕が女子45人で男女同数の募集となり人気を集めました。 


埼玉に目を移すと今年は開智、開智所沢(207.5%)が栄東(101.6%)を超える受験生を集めて大ブレイク。複数受験での加点優遇もあり多くの受験生を集めました。2月に入り歩留まりがあまりよくなかったのか実際には繰り上がりを出していました。 


その他は私の教室(豊島区)近辺では面倒見のよい共学校が女子校同様受験生を集めています。桜丘(150.1%) 淑徳(120.5%) 淑徳巣鴨(133.6%) 成立(201.3%) 


一方、都立の中高一貫校は受験生を減らしています。都立大泉〔3.5倍〕(88.4%) 都立小石川〔3.1倍〕(80.5%) 本気で目指す人にとってはチャンスかもしれません。


過去問出版社の声の教育社のYouTubeチャンネルでは毎年11月中旬に過去問の売り上げ動向を配信しています。その順位と入試の人気がある程度一致しているので貴重な情報と言えます。興味がある方はこちらもぜひご覧になってみてください。(品切)と書いてあるのは11月の時点で版元にすでに在庫がなかった学校です。


※声教過去問昨年比(抜粋) 

女子校

①淑徳与野 126.1%(医進) ③実践女子 121.3%(品切) ④東京女学館 114.7%(国際) ⑥共立女子 111.4% ⑦普連土110.9% ⑧恵泉 109.7%(全日程午後) もうすぐトップ10 文京女子107.6% 女子聖学院 107.4% 光塩女子 106.4%(算数1科) 豊島岡女子 105.4%(英語) 立教女学院 105.0%(面接廃止)

共学校

①城西大城西 152.2%(国際) ②開智・開智所沢 148.8%  ④学芸大竹早 121.9%(昨年65.3%) ⑦青山学院 118.0%(品切) ⑨桜丘 116.9% ⑩淑徳巣鴨 116.1%(定員増) ⑭順天 113.0%(北里大) ⑰日工大駒場 112.5%(品切) 




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