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【第2回】点数を上げる過去問演習のやり方とは?

―“やりっぱなし”にしない!中学受験・過去問完全攻略ガイド【実践・ふり返り編】―

こんにちは、akiraです。前回は「過去問演習の始め方・準備編」をお届けしました。今回はいよいよ【実践編】です。

過去問演習で成績を伸ばしていく子たちは、実は共通して「やり方」と「ふり返り方」に工夫があります。

ただ何年分も解くのではなく、「どう解いたか」「どう見直したか」「その後どう活かしたか」

この3点を意識しているかどうかで、結果が変わってきます。

「うちもちゃんとやってるつもりなんだけど…伸びなくて」というご家庭にこそ読んでいただきたい、過去問演習の“伸びる子の秘訣”を7つの視点からお伝えします。


④過去問は“数”より“濃度”! 1年分を数回味わうつもりで

過去問を「何年分解いたか」で勝負しようとするご家庭もありますが、そこはちょっと立ち止まってほしいところです。


■ 10年分×1回より、3年分×濃密なふり返り

過去問の効果は「ふり返りの質」に比例します。解きっぱなしで答え合わせをして「ふーん」で終わってしまっては、もったいない!

たとえば、次のようなステップを踏んでいくことで、たった1年分でも得られる学びが何倍にも広がります。

▼“濃密な復習”のステップ例

  1. 【まずは解く】時間をはかって本番さながらに取り組む

  2. 【自己採点】正誤だけでなく「自信あり・なし」も記録

  3. 【間違い分析】なぜ間違えたか?どこで判断を誤ったか?

  4. 【類題演習】同じテーマの問題を他校や銀本など(https://amzn.to/46NS4eq)で再チャレンジ

  5. 【ふり返りシート】どんな気づきがあったか、書き出して整理

このように「1年分を数回味わう」くらいの気持ちで取り組むと、その年の問題が“血肉”になります。


⑤スケジュール管理が勝負を分ける!過去問は“資源”

過去問演習において、実は「親の手腕」が問われるのがスケジュール設計。

とくに第一志望校の過去問は“限られた資源”です。やみくもに解いてしまって「もう本番までに残ってない…」となっては本末転倒。


■ 計画の立て方:逆算と全体設計がカギ!

  • いつまでに、どの学校の何年分を終えておきたいか?

  • 本命校を何回まわせるか?(部分的にでも最低2周はしたい)

  • 他の学校や模試、特訓の予定もカレンダーに重ねて調整

たとえば…

「今週は第二志望校を1年分だけ。来週は理社を重点的に」「10月は押さえ校を、11月から本命をスタート」「12月は仕上げとして“時間制限ありバージョン”で再演習」

このように週単位での“戦略的な設計”が、確かな成果につながります。

先生からフィードバックをもらうなら国語は年内中に終わらせておくことをおすすめします。


記録を取るのも効果的!

  • 解いた日付

  • 得点・得点率

  • 所要時間

  • 正答数・記述得点など

見える化することで、モチベーションも管理しやすくなります。


⑥点数だけじゃダメ!「自己判定+感情ログ(記録)」で三重チェック

多くの子が「60点だった」「合格点に届かない…」と落ち込みがちですが、数字だけで一喜一憂するのは危険です。

その点数の“中身”をしっかり見ていくことが、過去問の真の意味での活用につながります。


■ おすすめの自己判定法:「◎△×」チェック

判定

意味

対応方法

絶対できたと思った

外してたら最優先で見直すべき

曖昧だったが何となく書いた

解説見て“なるほど!”ゾーン

×

完全に分からなかった

時間があればでOK。優先度低め

「正解したかどうか」よりも、「自分の感覚と結果のズレ」に注目することが重要です。これは“思考力型の入試”では特に効果的!

また、「焦った」「記述で迷った」「見直しの時間が足りなかった」など、感情や行動も記録しておくと、次回以降に活かせます。


⑦「できなかった過去問」こそ“先生に見せるべき”!

成績の良かった回ばかり先生に提出していませんか?

実は、合格した子たちは「一番できなかった回」を持ってきて、相談していることが多いんです。


■ 相談する時のコツ:

  • 「どこが分からなかったか」リストアップしておく

  • 解説を読んでも納得できない設問は付箋を貼っておく

  • 自己判定(◎△×)をメモしてから持っていく

先生は「どこがズレていたのか」「何が誤解だったのか」を軸にアドバイスしてくれます。これは親にはなかなかできない“専門的な目線”です。

また、採点のときに「つい甘くしてしまった」「本人が自分で丸つけしてしまった」ということも起こりがち。だからこそ…


保護者の役割:

  • 丸つけは一緒にやる

  • 点数に固執せず「気づけてよかったね」と声かけ

  • 成長の“質”に目を向けるようにする


最後に:過去問は「未来の自分との対話」

過去問は、“今の自分”を試すためのツールではありません。“未来の自分”に出会うためのプロセスです。

点数が悪くても、焦らなくて大丈夫。「じゃあ、次どうする?」と考える時間こそ、真の学びです。


■ 何よりも大事な言葉を贈ります:

「できなかった時ほど、やった意味がある」

過去問での失敗は、本番での成功の“伏線”。過去問を、仲間のように、大切に接していきましょう。


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