やる気が続く夏に変える!“勉強モード”をつくる2つの習慣
- akira/中学受験Walker

- 2025年6月29日
- 読了時間: 5分
こんにちは!首都圏で中学受験塾の教室運営をしております、akiraです。
さて、今年もやってきましたね。夏です。受験生にとっては、まさに「勝負の夏」。
この時期に多くのご家庭から届くご相談は、こんな声です:
「時間はあるけど、うまく使えていない気がする…」「集中力が続かず、ダラダラしてしまう…」「そもそも“やる気”が出ない日も多くて…」
――大丈夫。実は、そう感じているのはあなただけではありません。
勉強において“やる気が出ない”のは、誰にでもある自然なこと。でもそれを「性格」や「根性」のせいにしてしまうと、親子ともにしんどくなってしまいます。
そこで今回ご紹介するのは、「やる気に左右されずに勉強を始められる」ための2つの習慣です。
①「To Doリスト」でやることを“見える化”!
夏休みになると、学校も塾も時間の流れが大きく変わります。
宿題の量が急に増える
自習時間が多くなる
毎日のスケジュールが自由になりがち
つまり、「今日は何をやるか」を自分で決める力が強く問われる季節なんです。
▼やることが曖昧だと、人は動けない
「何か勉強しなきゃ」と思っていても、具体的に内容が決まっていなければ、結局スマホをいじったり、机の前でぼんやりしたりして、あっという間に30分が過ぎてしまいます。
これは、“やる気がない”のではなく、“やることが見えていない”だけ。
だからこそ、まず必要なのは、「やることの可視化」=To Doリストなんです。
▼To Doリストは「小さく・具体的に」がポイント!
たとえばこうです:
✖「理科を勉強する」→ 抽象的すぎて、何をするのか分からない〇「理科テキストのP24〜25を読む+一問一答を10問やる」→ 具体的でとりかかりやすい
朝の段階で「今日のやること3つ」を書き出す
終わったら、1つずつ線を引いたりチェックを入れたりする
このシンプルな流れだけで、驚くほど気持ちが整理されます。
▼形式は自由!でも、“自分に合った形”が一番
To Doリストは何を使ってもOKです。
手帳やノートに手書きする
100均の「やることメモ帳」を活用する
スタディプランナー(例:コクヨのキャンパスシリーズ)
パソコンやタブレットで自作の表を印刷して貼る
ポイントは、“目に見える形で残すこと”。
壁やホワイトボードに貼って、「今日はここまで終わった!」と視覚化すると、自己肯定感がじわじわ育っていきます。
▼親子で前夜ミーティングを習慣化!
To Doリストは、ぜひ親子で一緒に考える時間を作ってください。
「明日は算数の復習どこまでやる?」
「今日、何ができて何が残った?」
「週末はどこに時間を多く取る?」
この会話を毎晩のルーティンにすると、子どもにとっては安心感になりますし、保護者にとっても進捗把握のチャンスになります。
▼シール&スタンプで“できた感”を演出!
特に小学生は、「目に見える達成」が大好きです。
チェック欄にシールを貼る
スタンプを押す
“やりきったノート”にご褒美コメントを親が書く
…こういった小さな演出で、「明日もがんばりたい!」という前向きな気持ちが芽生えます。
To Doリストは、「勉強の内容」だけでなく「自己管理の力」を育てるトレーニングでもあるんです。
②「作業系」からスタートして“やる気スイッチ”ON!
「やろうと思ってたのに、結局一日グズグズしてしまった…」こんな日は、誰にでもあります。
その原因の多くは、「勉強のスタートを切るまでに時間がかかること」なんです。
▼いきなり重い問題は、やる気を削る
朝イチに、いきなり応用算数や理科の記述問題に取りかかろうとして、「やっぱ無理…」となるのは当然です。
人間の脳は、「面倒なこと」「負荷の高いこと」には自然と抵抗しようとします。
▼だから「軽い作業」から入るのが正解!
おすすめの“作業系ルーティン”:
計算ドリル1ページ
漢字練習10個
理科の用語カード確認
社会の都道府県暗記1セット
これらは「考える」よりも「手を動かす」ことが中心なので、心理的なハードルが低く、とりかかりやすいんです。
▼“作業興奮”って知ってますか?
これは脳科学の用語で、「手を動かし始めると、だんだんやる気が出てくる」という現象のこと。
つまり、最初はやる気がなくても、何かを始めれば自然とモチベーションは上がってくるのです。
「まずは1問だけ」でも、「昨日やった計算だけ見直し」でもOK!とにかく“動き出す”ことがすべての始まりです。
▼“朝の30分”を黄金時間に変える!
夏の朝はゴールデンタイムです。脳が元気で、集中もしやすい。
この時間を、「作業系+1つのTo Do達成」に使うだけで、
「今日、いい感じに始められた!」
「自分にもやれるじゃん!」
という感覚が生まれます。
気持ちが乗ったら、次の教科・次の単元へ!“やる気が出るのを待つ”のではなく、“出す流れをつくる”のがコツです。
まとめ|やる気に頼らない2つの仕組みを夏の習慣に!
「To Doリスト」と「作業系スタート」
この2つは、やる気に波があっても、“勉強を継続する仕組み”として非常に効果的です。
「自分で決める」「見える化する」
「とにかく手を動かすことで気分が変わる」
「1つずつ終えた自分を目に見える形で認める」
このサイクルが回り始めると、夏の勉強はまったく違う風景に変わります。
次回(第2回)は、「集中力と効率を劇的に上げる!夏の学習環境づくり」をご紹介します。
飽きる前に科目&場所を切り替える工夫
勉強がはかどる“飲み物&おやつ”とは?
夏こそ意識したい「服装」と「足元」の話
お楽しみに!






