小6国語 最難関問題集上巻 第16回
- 大谷琢也
- 4 日前
- 読了時間: 2分

記述出題校を目指すなら、とにかくこの教材に取り組め!とおすすめする最難関問題集
第16回の解説です。
第16回は論説文ですが、どの問題も解き筋がしっかりしていている良問です。
ここまで最難関問題集を使ってきちんとトレーニングしてきた人であれば、
きっと部分点7~8割とれるはず!
さて、まずは下記のポイントを確認してみましょう。
□まず問題チェックをして、何を答えるか分析できている
□問題に対し、答えになる「核」を決めている
□「核」を中心に、本文から使える材料をチェックしている
□解ききれない問題も、「核」だけ短く解答している
論説文の記述にかぎらず、いつも意識してみてください。
問一
「言葉の乱れは、ここ数年、さらにひどい状況になってきている」とありますが、それはなぜですか。文章中の言葉を使って、四十五字以内で答えなさい。
「言葉の乱れ」が「ひどい状況になってきている」「理由」を答える問題です。
その目線で追っていくと、
41行目
「近年の言葉の乱れは、話し言葉が書き言葉の特徴を備え、その世界が拡大したために起きたといえる」
とあるので、これで「核」が決まります。
(短い解答)
「話し言葉が書き言葉の特長を備え、その世界を拡大したため」
この「核」に対し、説明箇所がないかを探してみると
25行目
「テレビが普及して以来、話し言葉が書き言葉の特徴である空間的広がりを兼ね備えるようになりました」
とあるので、「テレビが普及したことで」「書き言葉の特徴である空間的広がり」という説明
が追加できます。
これで、次のように解答できます。
(解答例)
テレビの普及により、話し言葉が書き言葉の特徴である空間的広がりを兼ね備え、拡大したから。
ちなみに、なぜか模範解答は45字以内になってないですね!

これにて論説文の記述回は終了!記述に対して自信はつきましたか!?
ここから先は過去問で照準を合わせていきましょう。
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