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【中学受験】失敗しない塾選び!押さえておきたい重要ポイント

こんにちは、ユウキです。


中学受験を考え始めると、まず頭を悩ませるのが「塾選び」ですよね。特に新4年生や現3年生のお子さんをお持ちの方は、これから秋から冬にかけて、具体的な塾選びを始める方も多いかと思います。


僕自身も以前、早稲田アカデミーで校長を務めた経験から、塾選びで絶対に見逃してはいけないポイントをお伝えしたいと思います。


1.校舎の質は「校長」で決まる

大手塾の場合、サービスの質は校舎によってかなり差があります。これは校長の力量によるところが大きく、働く先生たちの能力やモチベーションにも直結しています。

塾選びの際は、ぜひ無料の公開テストや模試と併設される保護者会に参加して、校長の話を聞いてください。そのトークがただのパフォーマンスなのか、それとも具体的な事例や入試情報を含んでロジカルで情熱的なのかを見極めることが重要です。


2.面談で校舎の実力を見極める

テスト後に実施される返却面談も貴重な機会です。面談では校長や教務主任がどれだけ家庭やお子さんの状況をしっかりヒアリングしてくれるか、また具体的な指導やアドバイスを示してくれるかを確認しましょう。

逆に一方的に話すだけ、質問に明確に答えられない校長のいる校舎は注意が必要です。


3.体験授業の「ここ」をチェック!

体験授業を受ける際、ぜひ見ていただきたいポイントがいくつかあります。

  1. 挨拶と規律の徹底生徒が先生に挨拶をするのは基本ですが、意外と見逃しがちなポイントです。挨拶ができていない生徒が多い塾は授業の質も疑わしいと考えてよいでしょう。

  2. 先生の身だしなみ先生の服装や清潔感は、自己管理能力に直結します。だらしない先生が多い塾は授業や管理面でも問題が起こりやすい傾向があります。

  3. 事務スタッフの対応事務スタッフの接客や電話対応の印象が良くない塾は、管理が行き届いていない可能性があります。明るく丁寧な対応ができるスタッフがいる校舎を選びましょう。

  4. 先生の机の上や掲示物の状態整理整頓が行き届いていない校舎は、先生や管理職の指導力に問題がある場合が多いです。机の乱雑さや古い掲示物が放置されているようなら要注意です。

  5. 授業後の生徒の表情授業後に生徒が適度な疲れを感じつつも、前向きで落ち着いているなら良い授業が行われている証拠です。逆に過度に騒がしい、またはぐったり疲れているようなら、授業の質や管理体制に問題がある可能性があります。


4.合格実績は「基本クラス」を見る

合格実績は華やかな難関校だけでなく、中堅校や基本クラスの進路指導実績に注目してください。塾の実力は、一番基本的なクラスからどれだけの子が合格を勝ち取っているかで見極められます。塾が家庭と積極的に関与して進路指導を行っているかを確認することが大切です。


5.条件やブランドに惑わされない

近いから、安いから、大手だから、という理由だけで塾を選ぶのは避けましょう。逆に地元の小規模でも熱心で丁寧な指導を行っている塾があるかもしれません。また、転塾不可でプロフェッショナルな指導をする知る人ぞ知る塾もあります。

これから塾を探すこの時期、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にして、納得できる塾選びをしてくださいね。皆さんのお子さんが良い環境で中学受験に向けてスタートを切れるよう応援しています!


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