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今こそ押さえたい、2027年度に向けた3つの変化



こんにちは、ユウキです。


「先生、うちの子は来年が本番なんです。今年の入試結果って、来年にどう影響しますか?」――先日、小5のお子さんを持つ保護者の方からこんなご質問をいただきました。来年度を見据えるご家庭にとって、この問いはまさに核心を突いています。


今回は、最新の入試動向と2027年度に向けた変更点を整理しながら、この時期に押さえておくべきポイントをお伝えします。


2026年入試を振り返る――「5万2000人時代」の継続と構造変化


まず、2026年2月に行われた首都圏中学入試の結果を振り返りましょう。


首都圏模試センターの集計によると、2026年入試の受験者数は5万2050人、受験率は18.06%でした。総受験者数は昨年から250人減ったものの、4年連続で5万2000人を超え、受験率も過去3番目の高さとなりました。


数字だけ見れば「横ばい」に見えますが、その中身には注目すべき変化があります。


都県別に見ると、東京都は対前年比101.1%で過去最高の13万3687人を記録しました。一方、茨城県は対前年比118.2%で1万2683人と大幅に受験者数を伸ばしています。


茨城県が大幅に伸びた背景には、江戸川学園取手中学校が1月9日に入試を新設し、また昨年までの英語を含む5科目型入試から4科目型入試に変更したことで多くの受験者を集めたことが挙げられています。


つまり、全体の数字は安定しているように見えても、地域ごと・学校ごとに大きな動きがあるということです。「うちには関係ない」と思わず、志望校周辺の動向には常にアンテナを張っておくことが大切です。


2027年度入試で注目すべき学校の変更点


次に、来年度の入試変更について見ていきましょう。すでにいくつかの学校が2027年度入試の変更を発表しています。


城北中学校は2025年12月21日、2027年度入試から入試制度の一部を見直し、新たに「帰国生選抜」と「算数選抜」を導入すると発表しました。従来の4教科選抜に加えた新制度の実施により、社会や教育環境の変化に対応した多様な生徒の受け入れを図るとしています。


これは大きな変化です。算数が得意なお子さんにとっては、午後入試で算数1教科で挑戦できる新たな選択肢が生まれました。


また、2027年中学入試において入試変更のある私学として、大妻、城北、東京農大第一、日本女子大、東京家政学院、日大第二などが挙げられています。


さらに、ノートルダム清心学園は2025年10月8日、岡山県倉敷市の清心中学校・清心女子高等学校を2027年度から男女共学とする方針を発表しました。それに伴い、校名は「清心中学校」「清心高等学校」と改められます。


共学化の流れは各地で続いており、学校選びの選択肢が広がっています。


模試の名称変更について


2027年度受験を目指すご家庭にとって、模試の活用は非常に重要です。


2026年度の重要な変更点として、首都圏模試センターのテスト名称が刷新されました。2026年3月に首都圏模試センターはONETES株式会社として新たに始動し、模試名も変更されています。旧「合判模試」は新「合格ONEテスト」に、旧「適性検査型模試」は新「適性ONEテスト」に、旧「スタート模試」は新「スタートONEテスト」に変更されています。


首都圏なら自分のレベルに合わせて、サピックス・四谷・日能研・首都圏模試を使い分けることが重要です。大切なのは「何のために受けるのか」を親子で共有することです。


保護者の皆さまへのアドバイス


5月のこの時期、2027年度入試を目指すご家庭に私からお伝えしたいことが3つあります。


1. 学校説明会の予約を早めに


GW明けから学校説明会が本格化します。人気校は予約開始直後に埋まることも珍しくありません。気になる学校のホームページをチェックし、説明会日程を把握しておきましょう。特に入試変更を発表している学校は、説明会で詳細が語られることが多いです。


2. 「偏差値だけ」で選ばない視点を


学校選びが「偏差値中心」から変わり始めています。ここ数年、保護者の視点は少しずつ変化しており、「この学校に入ったら、どんな6年間を過ごせるのか?」という視点が重視されるようになっています。


実際に学校を訪問し、お子さんとの相性を肌で感じ取ることが、後悔のない学校選びにつながります。


3. 夏前に「基礎固め」を


模試が増え始めるこの時期は、つい「結果」に一喜一憂しがちです。しかし、6年生の夏までは基礎の完成が最優先。苦手単元を放置せず、一つずつ潰していくことが、秋以降の伸びを左右します。


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新たな受験年度が始まり4ヶ月が経とうとしています。


「数字は動かなくても意味は変わる」――この視点を持つことが、これからの中学入試を読み解く上でますます重要になっています。


焦らず、でも着実に。お子さんの「その先」を見据えた準備を、一緒に進めていきましょう。


次回も最新情報をお届けします。


ユウキ


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参考リンク


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