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新6年生 今、気を付けたい5つのこと 後編

首都圏の大手中学受験塾で教室長をしているakiraと申します。今年は定期的にブログを書いていければ思っています。XやYouTubeでも「中学受験Walker」の名前で情報発信していますので、こちらの方も興味ある方はぜひご覧ください。


今月は6年生向けの話題ですが、それ以外の学年の皆さんにも参考になる内容もありますので、ぜひご覧ください。(今回は後編です)


③学校情報に敏感になろう

個人的には6年生の前期のうちに過去問をチラ見することをおすすめしています。1年後に自分が解く入試問題をあらかじめ見ておくことは意味があると思います。ゴールをイメージしながら進んでいくためです。そこでおすすめなのが、四谷大塚の過去問ダウンロードサービスです。こちらは無料で利用できます。また、各学校のHPや説明会で販売や配付してくれることもあります。スケジュールを把握しておきましょう。中には正答率を教えてくれる学校もあります。これは実際に過去問を解く際にも便利です。過去問の使い方などはまた後日話題にします。またこちらのnoteに過去問がダウンロードできる学校のリストが載っているので参考になります。


鴎友学園の過去問国語の表紙の言葉、校長先生から温かいメッセ―ジがあります。 



海城中学の算数の表紙の注意書き。分数は帯分数で答えるように指示があります。



④勉強体力をつけよう(積極性、集中と反復)

新6年生になると通塾日数も増えてきます。2月、3月は1週間ごとの勉強サイクルに慣れる時期です。このときおすすめしたいのが授業内で理解する気持ちを持つことです。家でもう一度やるからいいという気持ちでは1週間の勉強を回すことが難しくなってきます。まずは、授業内に鉛筆をしっかり握って自分で考える癖をつけましょう。先生が正解を板書したものを写して帰るだけではだめです。また、授業中に1回でもいいので発言するようにしてください。積極的に授業に参加するのです。間違えたっていいんです。そのほうが覚えます。入試間際に真剣になる人は多いですが、この時期から積極的に授業に参加するように気持ちを変えればライバルたちに差をつけることができます。


成績を上げた先輩たちにコツを聞いてみると同じ問題を反復して復習しているという共通点があります。逆に成績が伸び悩んでいる人は難しい問題ばかりできなくてはいけないと思っている人に多いようです。難しい問題(正答率が30%未満)を質問して自分のものにすることはとても時間がかかります。このゾーンに入る前にやることがあるはずです。まずは、授業でやった問題をしっかり復習するべきです。それができていないのに難問をできるようにしたいと欲張るのは遠回りになります。

テスト直しであれば応用クラスの場合は正答率30%以上、基本クラスの場合は正答率50%以上を目安に行ってみてください。


⑤覚えるものは覚えよう

5年生のときはうろ覚えであったものでも新6年生となった今、すばやく答えを出せるようにしっかり覚えておきましょう。代表的なものとしては算数では、平方数、小数=分数変換、3.14の段、正多角形の角度などがあげられます。


算数の暗記物はこちらからダウンロードできます


社会で今の時期であれば地理分野です。2月、3月は白地図で地理の記憶をよみがえらせておきましょう。多くの塾では4月以降歴史の2周目がはじまりますから、春期中には5年生のテキストなどで歴史の復習をしておくとよいでしょう。


私のYouTubeをざっと見るだけでも復習になります。4.6万回再生されている人気動画です。

中学受験】日本の歴史 [完全版]【90分耐久】


また、受験生でも世の中で起きていることにも関心を持つことが大切です。今年の入試問題でも時事問題はたくさん出されています。能登半島地震、南海トラフ、新紙幣発行、キャッシュレス社会、2024年問題、インバウンド、オーバーツーリズム、衆議院総選挙、ミャクミャクなどです。子ども新聞や「ジュニアエラ」、「ニュースがわかる」などで日頃から世の中のことに関心を持つようにしましょう。もちろん今後の模試にも出題されます。


歴史は漢字指定に注意しましょう。つい、ひらがなに逃げていませんか。入試では漢字指定のことがほとんどです。漢字で書くように日頃からチャレンジしましょう。今年の入試で出題された例としては、対馬海流、信濃川、新潟県、抑制栽培、聖徳太子、大宰府、和同開珎、阿倍仲麻呂、鑑真、御成敗式目、元寇、織田信長、太閤検地、寺子屋、日米修好通商条約、西郷隆盛、田中正造、公共の福祉、閣議、地方交付税交付金、津田梅子などです。中学校は塾でしっかり基礎基本を勉強してきたかどうかを見たいのです。


歴史では〇年前の出来事をテーマに出題されることが多いです。昨年であれば150年前の板垣退助らが明治政府に民撰議員設立建白書を提出(1874年)や70年前の自衛隊が発足する(1954年)、60年前 の東京オリンピック開催 東海道新幹線が開業(1964年)、50年前の佐藤栄作がノーベル平和賞を受賞(1974年)などが入試にも模試にも出題されました。新6年生の皆さんが受験する2026年入試は一の位が5の年に注意! つまり2025年の〇年前ということで出題されます。 


2025年の〇年前の例

100年前 普通選挙法/治安維持法が施行(1925年)

80年前 第二次世界大戦・太平洋戦争が終結/国際連合が発足(1945年)

30年前 阪神・淡路大震災が発生(1995年)

10年前 パリ協定を採択(2015年)


入試は楽しんだもの勝ちです。早く入試をしたいと思えるようにたくさん勉強しましょう!

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