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てこ・滑車でつまずく子への教え方


みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験の理科で「ここで一気に脱落者が出る」という単元があります。そう、**てこと滑車**です。先日も、それまで理科が得意だったある男の子が、てこの単元に入った途端に週テストで6割を割り込み、お母さんが「急に理科を嫌がるようになった」と慌てて相談にいらっしゃいました。 でも、これは才能の問題ではありません。ぶっちゃけ、**教える順序がほんの少しズレているだけ**で、てこ・滑車は驚くほどスッと入ります。今日はそのつまずきの正体と、ご家庭での教え方を具体的にお話しします。

つまずきの正体は「公式の丸暗記」 まず、てこでコケる子のほとんどに共通するのが、**「支点からの距離×おもり=反対側も同じ」という公式を、意味を理解しないまま暗記している**ことです。 公式自体は正しい。でも、なぜそうなるのかが腹落ちしていないと、ちょっと問題の形が変わっただけで手が止まります。支点が端っこにある問題、棒自体に重さがある問題、ばねばかりが絡む問題——少しひねられると「習った形と違う」と固まってしまうんですね。 冒頭の男の子も、典型的なパターンでした。基本問題は解けるのに、応用になると白紙。原因を探ると、「てこが回ろうとする力」というイメージがまったく頭に入っていなかったんです。**公式の暗記は、理解の代わりにはならない**。ここが出発点です。

「シーソー」から入ると腹落ちする では、どう教えるか。僕がおすすめするのは、いきなり問題集を開かず、**身近なシーソーの体験から入る**ことです。 体重の重い子と軽い子がシーソーで釣り合うには、軽い子が外側に座ればいい——これは多くの子が直感で知っています。「重さが軽い方は、支点から遠くに座ると釣り合う」。この感覚さえあれば、「おもり×距離」という式は**「自分の知っている現象に名前をつけただけ」**になります。 そのうえで、棒の重さは「棒の真ん中に、棒全体の重さ分のおもりがぶら下がっている」と置き換えてあげる。滑車も同じで、動滑車は「2本のひもで支えているから力は半分、でも引く長さは2倍」という**コスト保存の感覚**でつかませる。図に矢印と数字を書き込みながら、ひとつずつ「なぜ」を埋めていくのが鉄則です。実際この順序で教え直したところ、その子は3週間で週テストの理科が8割台に戻りました。

親が手を出す前に「図を描かせる」 ご家庭で教えるとき、ひとつだけ守ってほしいことがあります。それは**親が先に答えを言わず、まず子どもに図を描かせる**ことです。 てこ・滑車は、問題文を読んで自分で図に起こせるかどうかが9割を決めます。距離と重さを図に書き込めない子は、頭の中だけで処理しようとして必ずパンクする。パソコンでアプリを開きすぎてフリーズするのと同じで、情報を外に出さないとキャパオーバーになるんですよね。「まず図」を口グセにするだけで、正答率はぐっと上がります。

まとめ てこ・滑車のつまずきは、才能ではなく「公式の丸暗記」が原因です。シーソーの体験から入って「なぜ釣り合うのか」を腹落ちさせ、棒の重さや動滑車も身近なイメージに置き換える。そして、問題を解くときは必ず図を描かせる。この順序を守れば、中学受験理科の最初の関門であるてこ・滑車は、ちゃんと得点源に変わります。 --- スリースターズ(Three Stars★★★)の土台は、**学年別・単元別の解説動画**です。てこ・滑車も、図の描き方から「なぜ釣り合うのか」の理屈まで全問ていねいに解説しています。まずはこの動画を、ご家庭の予習・復習に取り入れてみてください。お子さんが自分で理解を進められるようになり、**親の伴走がぐっとラクになります**。 そのうえで、「うちの子はどこで図につまずいているのか」といった個別・具体的なご相談が必要になったら、**有料カウンセリング**や、継続的に支える**プレミアムプラン**をご活用ください。動画で日々の学習を回し、要所だけプロが伴走する——これがいちばん効率のいい中学受験のかたちです。 それでは、また! ※本記事の事例は、複数のご相談内容をもとに、個人やお住まいが特定されないよう再構成しています。


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