【2026年5月】GW明けの今こそ確認したい!今年の中学受験の動向と「5月の学習計画」のポイント
- ユウキ先生
- 1 日前
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こんにちは!スリースターズのユウキです。
5月も半ばを過ぎ、新緑がまぶしい季節となりました。GWが明けて約2週間、お子さまの生活リズムは戻ってきましたでしょうか?
この時期は、GW中に少し緩んだペースを立て直し、本格的な学習計画を軌道に乗せていく大切な時期です。また、5月・6月は各塾で模試が増え始める季節でもあります。私自身、15年以上この仕事に携わってきましたが、毎年この5月の過ごし方が夏休み以降の伸びに大きく影響すると実感しています。
今回は、2026年の中学入試の結果から見えてきた傾向と、GW明けのこの時期に保護者の皆さまに意識していただきたいポイントについてお伝えします。
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2026年中学入試の結果から見える「首都圏受験の今」
2026年2月に終了した首都圏の中学入試について、いくつかの重要な動向が報告されています。
首都圏模試センターの集計によると、2026年の首都圏中学入試の受験者数は5万2050人で、受験率は18.06%でした。総受験者数は昨年から250人減ったものの、4年連続で5万2000人を超え、受験率も過去3番目の高さとなりました。
この数字が示すのは、少子化が進む中でも中学受験への関心が依然として高い水準を維持しているということです。
今年の入試では、都県別に見ると東京がやや増加した一方で、神奈川は目立って減少、埼玉・千葉は前年並みという傾向が見られました。
また、2026年入試では「人気校への集中」という課題が生まれており、特定の人気校に受験生が集中してしまい、想定外の結果になってしまうケースが増えているとの指摘があります。
つまり、全体の受験者数は高止まりしつつも、志望校選びはより戦略的に行う必要があるということです。お子さまの第一志望校だけでなく、併願校の選定においても「自分の子どもに合った学校か」という視点が、これまで以上に重要になっていると私は感じます。
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2026年入試の特徴「サンデーショック」の影響
2026年入試の大きな特徴として「サンデーショック」がありました。
2026年入試は、例年2月1日に入試を行うミッション系の一部の学校の受験日が2月2日に移動するという、いわゆる「サンデーショック」の年でした。11年ぶり(前回は2015年)のサンデーショックとなった今回、入試日が変更されると、ミッション系以外の難関校を第一志望校にする子にとっては、受験できる学校の選択肢が増えてチャンスになりますが、ミッション系の難関校を目指して受験する子にとっては受験者が増えて厳しい戦いになります。
2026年は女子学院が2月1日から2月2日に入試日を移動したことで、桜蔭や雙葉との併願が可能になり、女子校を中心に併願パターンに大きな変化が生まれました。一方、フェリス女学院は今回2月1日のまま実施するという対応を取り、学校によって対応が分かれる形となりました。
このように、入試日程の変動は志望者の動きに大きな影響を与えます。2027年入試を控えるご家庭では、志望校の入試日程がどうなるかを事前に確認しておくことが重要です。
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GW明けの今、大切にしたい「学習習慣の立て直し」
さて、ここからはまさに「今」のお話です。GWが明けてからの時期は、受験生にとって非常に重要なタイミングです。
ゴールデンウィークは受験生にとって、特に小学6年生にとって「天王山」とも呼ばれる夏休みを前に、まとまった学習時間を確保できる貴重な期間です。中学受験は、最終的には「自分で自分をコントロールする力」が合否を分けます。
GWをどう過ごしたかに関わらず、大切なのは「ここからどう立て直すか」です。
GW明けに模試が控えている場合は、それを具体的な目標にすることでダラけを回避できます。模試の3日前くらいから生活リズムをしっかり整え、過去の弱点単元を中心に復習することが効果的です。
私が長年生徒さんを見てきた経験から言えるのは、完全に学習から遠ざかると、5月の学習ペース回復に時間がかかるということです。エンジンを完全に切らないよう、最低限の学習習慣を維持することが大切です。
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保護者の皆さまへのアドバイス:5月にやるべき3つのこと
1. 生活リズムの再点検
GW中に夜更かしや朝寝坊の習慣がついてしまった場合は、今週中に「朝型リズム」に戻していきましょう。入試は朝から始まります。朝に頭が働く状態を今から作っておくことは、本番に向けた大きな準備です。
2. 「復習」を中心とした学習計画
GW中に新しい難しい単元に挑戦するよりも、既習内容の定着を図る方が不安が減ります。これは5月全体にも言えることです。
GWで成績を上げるポイントは、4月までの復習と積み残しの消化の時間に使うことです。この考え方は5月の学習にもそのまま当てはまります。新しいことを詰め込みすぎず、2月から4月に習った内容で「まだ曖昧な部分」を洗い出し、一つずつ潰していくことが、夏以降の飛躍につながります。
3. 模試を「目標」として活用する
5月・6月は模試が増える時期です。模試の日程を把握し、「この模試までにこの単元を完成させる」という具体的な目標を設定しましょう。
テストでできなかったところをもう一度解いてみることで、苦手分野の復習にもなります。解き直しが大切です。
模試の結果に一喜一憂するのではなく、「今の弱点を見つけるためのツール」として活用していただきたいと思います。
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おわりに:焦らず、着実に
第一志望校に合格できる子は、実はほんの一部です。第一志望に届かなかったご家庭では、親御さんの方がまだ気持ちの整理がついていない方もいらっしゃるかもしれません。
これは2026年入試を終えた方への言葉ですが、今まさに受験に向かっているご家庭にも大切なメッセージが含まれていると思います。
中学受験は長い道のりです。5月の今、焦る必要はありません。
日々の子どもへの学習サポートは、この数年で大きく変わることはありません。わが子の学力、特性にあった学習塾や学習環境を用意し、塾からの宿題は取捨選択してあげてください。塾の宿題をすべてやり切ることを優先するあまり、子どもの心身に負荷がかかりすぎては元も子もありません。
保護者の皆さまには、お子さまの「今できていること」にも目を向け、小さな成長を認めながら伴走していただければと思います。
新緑の爽やかな風を感じながら、お子さまと一緒に充実した5月をお過ごしください。次回のブログでは、夏に向けた準備についてお話しする予定です。
ユウキ
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参考リンク
中学受験ブーム終焉か《2026年中学入試結果》東京・茨城以外は減少(東洋経済オンライン)
中学受験2026、「偏差値と入りやすさ」にみる"真の穴場校"はここ!(東洋経済オンライン)
2024年首都圏中学入試は「受験率上昇」、話題のユニークな出題と来年以降予測(東洋経済オンライン)
【2026入試】女子受験者数の集計(中学受験ウォッチ)
【中学受験】2026年度 総まとめ「結果と繰り上げ状況」(metasc)
GWを「自立学習」の出発点に!(中学受験個別進学塾QLAN)
中学受験生とゴールデンウィーク(GW)(中学受験どっくす)
【学年別】GWで成績をあげる家庭学習のポイントを徹底解説(中学受験情報局『かしこい塾の使い方』)
GWの効果的な使い方(進学塾スリーアローズ)




