2026年入試の動向と学校説明会の活用法
- ユウキ先生
- 2 時間前
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こんにちは、ユウキです。
ゴールデンウィークが終わり、お子さんの生活リズムも整ってきた頃ではないでしょうか。この時期は、模試も増え始め、本格的な受験準備のギアが一段上がるタイミングです。
今回は、2026年中学入試の結果に関する最新の動向と、先日開催された大規模な学校説明会についてお伝えします。保護者の皆さまにとって、今後の学校選びや受験戦略を考える上での参考になれば幸いです。
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2026年中学入試の全体像:受験率は高止まり
まず、今年1月〜2月に行われた2026年入試の結果を振り返りましょう。
首都圏模試センターの集計によると、2026年の首都圏中学入試受験者数は5万2050人で受験率は18.06%。4年連続で5万2000人を超え、中学受験への関心は依然として高止まりしています。
特に注目すべきは地域による差です。都県別に見ると、東京都は受験者数を伸ばした一方、神奈川県は減少傾向が見られるなど、地域によって動向が異なっています。
また、埼玉県では開智学園の合同入試が注目を集めました。一度の受験で開智中・開智所沢中・開智未来中・開智望中などの複数校で同時合格が得られるシステムが多くの受験生に利用され、特に開智所沢中の人気が高まっています。
私がこのデータから感じるのは、「学校側の入試改革が受験者動向に大きく影響する」という点です。入試日程や科目数の変更は、保護者の皆さまにとっても志望校選びの重要な判断材料になります。気になる学校の入試要項は、こまめにチェックしておくことをお勧めします。
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先日開催!「Discover私立一貫教育2026 東京私立中学合同相談会」
5月17日(日)に、年に一度の大規模イベント「Discover私立一貫教育2026 東京私立中学合同相談会」が開催されました。
東京国際フォーラム地下2階ホールEを会場に、10時から17時30分まで開催され、各入場時間の定員は4,000名前後でした。時間帯別の事前予約制で、多くの来場者が訪れました。
東京の私立中学校171校が参加し、各校それぞれのブースでポスターセッション方式による学校説明が行われました。
私は15年以上この仕事をしていますが、この合同相談会は毎年「学校との出会いの場」として非常に貴重な機会だと感じています。
先生たちの熱意や雰囲気といった資料だけでは分からない情報も得られる貴重なチャンスであり、多くのご家庭にとって有意義な機会になったことでしょう。
この合同相談会の良いところは、「まだ第一志望が決まっていない」「併願校を探している」という段階のご家庭にこそ最適だという点です。一つの会場で多くの学校の先生と直接話ができるため、パンフレットやウェブサイトでは伝わらない学校の「空気感」を感じ取ることができます。参加できなかった方も、今後の個別説明会などで同様の機会を活用されることをお勧めします。
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5月は学校説明会の「黄金期」!他にもイベント続々
合同相談会以外にも、5月は各地で学校イベントが開催されています。
首都圏では多くのイベントが行われており、世田谷エリアや多摩エリアなど、地域別の合同相談会も開催されています。
各校の説明会は、学校によって開催時期がバラバラです。「気づいたら予約が埋まっていた」ということがないよう、志望校の説明会情報は早めにチェックしておきましょう。
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保護者の皆さまへのアドバイス
1. 合同相談会は「広く浅く」ではなく「戦略的に」活用を
多くの学校が集まる大規模イベントでは、つい「たくさん回らなければ」と焦ってしまいがちです。しかし、限られた時間で全てを見ることは不可能です。
私からのアドバイスとしては、事前に以下の準備をしておくことをお勧めします。
第一志望候補の学校:じっくり話を聞く(20〜30分)
気になっている学校(併願候補):重点的に質問する(10〜15分)
名前は知っているけど詳しくない学校:パンフレットをもらい、興味があれば短く話を聞く
また、お子さんと一緒に行く場合は、「この学校、どう思った?」と感想を聞いてみてください。意外な学校に興味を示すこともありますし、それがきっかけで新しい志望校が見つかることもあります。
2. 今の時期だからこそ「視野を広げる」姿勢を
5月はまだ受験本番まで8〜9ヶ月あります。この時期に大切なのは、志望校を「絞り込む」ことではなく、「視野を広げる」ことです。
偏差値表だけで学校を判断せず、実際に先生の話を聞いたり、学校の雰囲気を感じたりすることで、お子さんに本当に合った学校が見えてくることがあります。
3. GW明けの生活リズムを大切に
5月はGWの余韻でまだペースが乱れがちな時期です。この時期にしっかり生活リズムを整えておくことが、夏以降の学習効率に大きく影響します。
特に6年生は、夏期講習に向けて体力・学力ともに充実させる準備期間として、5月・6月を有効に使いましょう。
4. 模試の結果に一喜一憂しすぎない
この時期から模試の回数が増えてきます。結果が出るたびに気持ちが揺れることもあるかと思いますが、5月の模試は「現状把握」のツールです。本番はまだ先ですから、弱点を見つけて対策を立てるための材料として活用してください。
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今年の中学受験では、2026年は2月1日が日曜日となる「サンデーショック」の年でした。これは2015年以来、11年ぶりのことです。
サンデーショックとは、プロテスタント系の私立中学校の一部が、宗教上の理由から入試日程を変更することによって生じる影響のことです。2026年入試では、女子学院中学校が入試日を2月1日から2月2日に変更するなど、例年とは異なる入試日程や併願パターンとなりました。
来年以降の受験を考えているご家庭も、このような入試日程の変動がある年があることを頭に入れておくと良いでしょう。
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受験生のお子さんも保護者の皆さまも、焦らず着実に前に進んでいきましょう。学校説明会などのイベントを上手に活用して、お子さんにぴったりの学校との「良い出会い」があることを願っています。
何かご質問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
ユウキ
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