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新6年生 今、気を付けたい5つのこと 前編

首都圏の大手中学受験塾で教室長をしているakiraと申します。今年は定期的にブログを書いていければ思っています。XやYouTubeでも「中学受験Walker」の名前で情報発信していますので、こちらの方も興味ある方はぜひご覧ください。


今月は6年生向けの話題ですが、それ以外の学年の皆さんにも参考になる内容もありますので、ぜひご覧ください。


①もう一度「計算と漢字」をはじめるタイミング

新学年がはじまったこの時期、気持ちを新たにもう一度しっかり「計算と漢字」をがんばりましょう。もし授業中に行う漢字テストが行われる場合は、満点を意識すべきです。1問ミスだったら満足していていいのでしょうか。私はこの1問が入試で合否を左右すると思います。漢字については模試の正答率が低いものであってもしっかり復習しておきましょう。


受験生の先輩たちを苦しませたもの、一つ目は訓読み漢字です。

刻む 染める 巧み 潔く 唱える など読むのはそれほど難しくないのですが、書きとなると悩まされます。二つ目は同音異義語です。務める 収める などは何度も模試や入試に出題されています。漢字に自信がない人は騙されたと思って同音異義語を集中的に勉強してみてください。


塾の漢字以外にプラスアルファしたい方にはこちらをおすすめしています。


中学入試 でる順過去問 漢字 合格への2610問 四訂版 


計算については皆さんも経験あると思いますが、慣れが重要です。毎日やっていると早くなりますし、

正確になります。また、計算体力という計算についての持久力や耐久力が知らず知らずについていきます。より負荷を強くしたい人は次の2冊から選んでやってみましょう。(今すぐはきついかもしれませんが、GWや夏休みなどにやってみてはどうでしょうか)


中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問 四訂版


合格する中学受験 動画でわかる計算ドリル 過去問1000

計算で大切なことはためないことです。ためても一日までです。それ以上は正直やる気がおきません。最低でも二日に1回はやってください。毎日やることがもちろん理想です。


実は算数にも時事問題があります。今年も多くの学校では西暦の2025にまつわる出題されました。

広尾の計算問題は部分分数分解できます。(解答は2020分の1)



攻玉社の問題、奇数列の和は「番目×番目の平方数」の知識で解けます。2025年の受験生にとっては

45×45=2025はおなじみの知識です。45番目の奇数は89なので答えは89です。


新6年生の皆さんは2026の素因数分解をしっかり把握しておきましょう。今年の公開模試でもきっと何度も出題されるでしょう。2026=2×1013を覚えておきたいです。


②模試やテキストの文章を読み直そう、そして読書をしよう

今年の入試問題も上位校では新刊本から出されることが多かったです。(約4割が新刊本)入試問題は中学校の先生が8月(夏休み)に作成することが多いので8月までに出版された本から作られることが多いです。今後の模試は大切に保管をおすすめします。(模試は新作から作成することが多いです)


2026年入試に向けての対策としては、模試をとっておいて12月ごろに読み直すことをおすすめします。


2025年の埼玉入試で話題になったのが「透明なルール」「アルプス席の母」です。(1月時点で出題が予想されたので読み直しを指示していました)物語文の「透明なルールはぜひ前期で余力があるうちに読んでおくといいでしょう。2026年以降も出題の可能性があります。


面白いという視点では「アルプス席の母」がおすすめです。本屋大賞にもノミネートされています。同じ著者、早見和真さんの新作「問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい」は登場人物が中学受験生です。来年以降、出題の可能性があるので私も早速購入しました。(3/7発売)





問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい



同じ中学受験生が主人公というと「金の角持つ子どもたち」は入試でもよく出題されます。こちらの著者、藤岡陽子さんの新作「僕たちは我慢している」にも注目しています。少し先ですが5月の発売です。日本屈指の進学校に通う高校生たちの大学受験がテーマです。この本が現時点で出題可能性が一番です。(出版社より見本を読ませてもらっています)


僕たちは我慢している



最近入試に出題されるのがちくまプリマ―新書です。「わからない世界と向き合うために」、「悪いことはなぜ楽しいのか」などが話題になりました。こちらも対策としては、模試で出題された本でちくまプリマ―新書のものがあれば手に取ってみるとよいでしょう。しかし、論説文は内容的に難しいのでGWや夏休みなどにチャンスがある場合でかまいません。


論説文のテーマとしては動物や植物の内容は読みやすいので入門編としてはおすすめです。今年の出題作品の中では「野生生物は「やさしさ」だけで守れるか?」や名作からはゴリラで有名な山極 寿一さんの本「ゴリラからの警告」や植物学でおなじみの稲垣 栄洋さんの本「はずれ者が進化をつくる」から入ることをおすすめします。(後編に続く)


野生生物は「やさしさ」だけで守れるか?



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