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算数の勉強法

更新日:2022年5月27日



①計算の重要性

中学受験において「計算力」はとても重要です。難関校になればなるほど、その計算の正確性が問われる問題が出ます。

例えば2022年の開成では、3.14×3.14÷2であるとか、9.577÷(20×3.14)という処理が必要な問題が出ています。しかもこのレベルは開成受験者は絶対間違えません。


将来こういう問題に対応できるようにするためには、難しいロジカルな問題だけではなく、計算力そのものもとても大切になるのです。


しかし、ただガムシャラに計算をガリガリやるのが良いわけではありません。

計算を学ぶ上では、いかに工夫するか?が大切です。次のページでは、僕が提唱するいくつかの計算の工夫をお伝えします。


②図形は自分で書いてみる

続いて図形問題。苦手な子結構いますよね。そういう子は得てして『見えない』んです。立体なんか特に。図形な得意な子は頭の中で回転してるイメージが勝手に湧いちゃう。もう僕もその世界では勝てないレベルの子も小学生でたくさんいます。


では、そんな図形を得意にするためにはどうするか?これはシンプルだけど結構やってないケースが多いのですが、『図形を写すということ。模写ですね。問題を解く前に指定条件の図形を書くことで、その図形の特徴を捉えることができます。図形の特徴を捉えることで、図形の性質を手で体感して、頭で処理できるようになります。目の情報だけに頼ろうとするから、イメージが湧かないんですよね。だから図形はまず写すところから。これ結構大切ですよ!


③解き直しは復元!

さて、間違えた問題をどうするか?これも算数では結構重要です。算数は、あれやこれやと色々考えて解きスジを練るのが楽しい学問ではありますが、その前に一定の『思考の型』があるわけです。その型がないのに、あれやこれやと考えてもうまくいきません。武道にも強くなるプロセスに型があるように、勉強にも型があります。型なしでは強くなることは出来ませんね。では、勉強の型とは何か?です。


勉強の型とは、解法です。こういう問題はどういう順番で考えると良いか?という『考える順番』を学ぶことが大切です。ただ解けた!ではなく、どんな順番で考えたのか?を意識するのです。強いパンチも、偶然ではなく必然にするためには方法がありますね。


だから解法を真似て復元できるのが解き直し。ただ解けたじゃなくて、どんな解き方をすればいいのか?を考えることが大事。なので、ウンウンうなってわからない問題と向き合うなら、まずはどんな順番で考えるのか?を解説を見て理解し、その後自分でやってみる。これが解き直しですね!


まとめ

計算、図形、解き直しの重要ポイントについて、それぞれ実践してみてください。1つでも継続できれば成績は伸びるはず!逆に伸びてこない子はこういう基本ができてないことがほとんどです。基本を疎かにしないこと!もっと具体的に聞きたい方は、僕のオンラインサロンまで!

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