小6国語 最難関問題集上巻 第14回
- 大谷琢也
- 6月3日
- 読了時間: 2分

記述出題校を目指すなら、とにかくこの教材に取り組め!とおすすめする最難関問題集
第14回の解説です。
この総合回をもって組み分けテストは終了、あとは合不合判定テストで実力を試しつつ、過去問で仕上げていく、という流れになります。
過去問演習が始まる前に、記述の解答に自信が持てるよう、ひとつひとつ丁寧に取り組んでください。
問三
「ママがいまいましげに、傘の骨をポキリと折った」とありますが、このときの「ママ」の気持ちを説明しなさい。
正しく解答ルートを進んでいきましょう。
まずは問題チェックです。
「傘の骨をポキリと折った」という【行動】を言い換えて【心情】にします。
モノに当たっていること、「いまいましげに」とあること、これらから「怒っている」「いらだっている」という心情が出てきますね。
次に、【きっかけ】となった具体的な出来事を探します。
「一人足りないの」
「客を積み残すなんて、取返しのつかないミスだわ」
ここがチェックできていますか?【きっかけ】は「客を積み残すという取返しのつかないミスをしてしまった」となります。
また、【同じ心情のかたまり】がないか追っていくと
「半分泣きそうになって」
「もう首よ。ガイドの免許もはく奪よ」
これらも材料としてチェックしましょう。
つまり、「自分のミスで仕事を首になってしまうとパニックになっている」という心情だと分かります。
こうしたルートをたどって材料を集めると解答が導けます。
【解答例】
遊覧船に乗っている客が一人足りないことに気づき、客を積み残すいう取返しのつかないミスをしてしまったことで、ガイドの免許もはく奪され首になると思い、自分に腹を立てている。

問三はこれまでも何度か扱ったタイプの記述なので、きっとうまくできたはず!
ちなみに、問四と問五が「難しいけれど良い問題」なので、是非動画を見てポイントを理解してください。
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