小6国語 最難関問題集上巻 第12回
- 大谷琢也
- 5月17日
- 読了時間: 2分

おそらくここにしかない、最難関問題集の解説、第12回です。
論説文の記述のポイントを見ていきましょう。
問一
「スマホに過剰に支配された姿を依存症と呼び、一つの『病』と考える」とありますが、この立場からスマホとの関係を改善するためには、どうすることが考えられますか。具体的に説明しなさい。
問題文が長いとそれだけで難しく見えてしまいますが、まずはしっかり問題チェックをして何を答えてほしい問題なのか、分析することが大切です。
「スマホに過剰に支配された姿を依存症と呼び、一つの『病』と考える」とありますが、この立場からスマホとの関係を改善するためには、どうすることが考えられますか。具体的に説明しなさい。
赤で色をつけたところにチェックできていますか?
ここに注目すれば、「スマホとの関係を改善するためにすること」を本文中から探せばいい、という解答ルートが見つかります。
そのうえで本文をたどってみると、21行目に
スマホを使う時間帯を制限するとか、学校でスマホの使用を禁止するとか、ある規制をつくりあげ、私たちとスマホの関係を改善していくという方向性です。
という一文が見つかり、材料がチェックできます。
ここだけでも部分点をしっかりもらえるのですが、さらに読み進め「段落頭の接続語」に注目してみると、22行目の頭に「また」が見つかります。「また」は並立の接続語なので、次の段落がもうひとつの材料になることが分かりますね。
スマホとの適切なつきあい方を、スマホとより円熟した関係をつくりあげている「先輩」からわかりやすい説明で、伝授してもらうという方向もあるでしょう。
ここも材料に使います。
このふたつの材料をまとめれば、きれいな解答が出来上がります。

まずは問題チェックをして、それから本文に材料を探す。
この解答ルートをしっかりたどるよう、トレーニングしてください。
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