小6国語 最難関問題集上巻 第10回
- 大谷琢也
- 4月21日
- 読了時間: 2分

偏差値60以上を目指す受験生にとって、市販の教材では最高峰といえる、個人的大絶賛教材の最難関問題集、第10回随筆文の解説です。
随筆文は、論説文として構造をつかめる文章と、物語として構造をつかめる文章に分かれます。「随筆文が苦手!」と構えずに、「論説文か物語と同じ読み方解き方をすればいい」と肩の力を抜きましょう。
問四
筆者は、息子の芸大受験に対して、どのように気持ちが変化していきましたか。
気持ちの変化をとらえる問題なので、使いたい材料は3点
・マイナスな心情
・変化のきっかけ
・プラスの心情
ですね。
この3つのどこから攻めるかは、問題によって異なりますが、今回は問1で筆者の「マイナスな心情」をまとめていますので、それをそのまま材料に使えます。
【マイナスな心情】
日本画がやりたいという息子の希望を、現実的ではないと否定していた。
あとはそこから読み進めていき、この心情が変化したきっかけを探していきます。
すると
【変化のきっかけ】
彼の目の光や頬のやつれ具合を見れば、どんなに必死に努力しているかよくわかる。
息子が必死に努力をしていれば、否定ではなく応援に心が動くのが親心ですね。
ここから、「応援する」という心情を探してチェックしていくと、
【プラスの心情】
・「私が信じてやらなくて誰が信じるのだ」と強く思った。必ず勝利はあると思い続けた。
・「頑張るのよ」と、私は心を鬼にしなければならない。
これで材料がそろいました。

心情変化の記述のフォーマットは、記述を攻略する武器になりますので、すぐにマスターしてくださいね。
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