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社会の学習方法 学年別

更新日:2024年2月23日



新年度が始まりました。Wでいうと、小4生は多くの教材に、四谷準拠でいうと、小5生は分量の増えた演習問題集に、そして小6生は「四科のまとめ」の扱いをどうしようか悩んでいるのではないでしょうか。

新予習シリーズを経験した受験生(2024生)が受験を終えたことにより、新しい予習シリーズでの初めての受験結果が出ました。そこで、今回の記事では、基礎クラスを主に担当していた一講師による、生徒に身につけてもらいたい学習ポイントや宿題の取り組み方についてアドバイスができればと思い記事を書かせていただきました。学年別に書かせていただくのでとても長い文になっています。自分に関係ない学年は飛ばしていただいて結構です。また、基本的には練成問題集のある早稲アカ生を考えています。


全学年


は出た次の日までにある程度(反復学習をするものを除く)学習しましょう。そして、予習シリーズを一読してから宿題に取り組むのがよいです。鉄は熱いうちに打てとはよくいうもので、覚えているうちにしっかり復習を完了していただきたいです。火曜日に授業があるならば水曜日に、水曜日に授業があるならば木曜日になどといったように(ただし授業がある日は仕方ないと思います。) 理社の宿題は片付けるのが忘却曲線の考え方からも重要だと考えています。また、必ず漢字で書くように努力しましょう。近年どんどん漢字指定が増えていますし、そもそも歴史の人物以外は漢字で覚えることで語句の意味も覚えられますし、読解の語彙力にもつながります。ですので、ひらがなで書いてしまったら横に漢字で直すことを確実に続けることが大事です。


小4


教材の優先度は『都道府県マスター』、『演習問題集』>>>『練成問題集』です。これを言うのも問題なのですが、正直『練成問題集』はどのレベル帯を目的に作っているのかがわかりません。『練成問題集』の「トレーニング」は一問一答形式で取り組みやすいですが、「基本問題」の時点で記述問題が出てきてしまい、正直扱いづらいです。社会が好きで、自分の意志で取り組んでいるのであれば、取り組んでもらいましょう。

まず、『都道府県マスター』ですが、最優先です。地理のすべての基礎になるので空欄はしっかり覚えましょう。一方で、カリキュラムテストで高得点を目指すならば穴埋めだけでなく、2回ごとにある説明の部分および、各回の最後の文章を熟読させるようにしましょう。レベル別と謳いながらなんとすべてのコースで『都道府県マスター』からの出題は固定されており、穴埋め部分以外からの出題が目立ちます。結局来年以降とても役に立つので、今のうちに覚えておくに越したことはないです。

逆に言うとAコースのお子様には大問3の『都道府県マスター』範囲は酷です。レベルが高すぎますので、カリキュラムテストは大問2(それぞれの回の内容)まで正答できていれば、そして、正答率を確認したうえで最低限の大問3を正答してくれればOKでしょう。

『演習問題集』は「まとめてみよう!」を確実に完成させましょう。余裕があれば「練習問題」に取り組むのがよいです。一方で上位生は「応用問題」にも取り組みたいところですが、「記述問題にチャレンジ!」は危険信号です。というのも、Wの授業は50分しかなく、お子様の宿題チェックは回りません。その中で記述問題の答え丸写しは見つけられないからです。記述問題は予習シリーズに載っていないので、思考力が問われます。なので、答えと同じように書くのはほぼ不可能に近いと言えるのですが、当然のように答えと同じことを書いているお子様が散見されましたので、私は「やるな」と指示した覚えがあります。

私の知る人物が教材開発に回ったことも影響しているかもしれませんが、今年度から回ごとの「確認テスト」は質が大きく上がりました。通常の「確認テスト」の裏にもう一段レベルの高いものが追加されています。授業で必ず扱うように指定されたのですが、時間配分的には片方しか扱えないでしょう。

総合回ごとに「ポイントチェックプリント」というものが発行されますが、私としては社会の練成問題集をやるよりはこの「ポイントチェックプリント」を実施するのがよいでしょう。一方で、SSクラス用の「レベルアッププリント」は組分けテストの対策にはなりませんが、実際の入試問題のように思考力を問う良問が揃っています。可能ならば印刷しておいて、6年生になったときや長期休みなどに実施してみるのも楽しいと思います。ただ、お子様にすべて与えると量が多いので、保護者の方が目を通していただいて、「これはおもしろい!」と感じたものだけ実施するとよいと思います。

優先順位

①    『演習問題集』「まとめてみよう!」

②    『演習問題集』「練習問題」

③    『練成問題集』「トレーニング」(ポイントチェックプリントを扱う場合、順番としてはどちらかを最初に置くとよく、日を改めて実施するとよいでしょう。)

④    『演習問題集』「応用問題」

⑤    『練成問題集』「基本問題」

⑥    『練成問題集』「練習問題」

⑦    『演習問題集』「記述問題にチャレンジ」


総合回

①    『予習シリーズ』「練習問題」

②    『演習問題集』「練習問題」

③    『練成問題集』「基本問題」

④    「レベルアッププリント」

⑤    「ポイントチェックプリント」

⑥    『練成問題集』「練習問題」

小5


都道府県マスターがなくなりましたが、演習問題集のまとめてみよう!が見開き2ページになりました。予習シリーズも8ページから12ページに増え、文字も小さくなっていますね。この年も優先順位は演習問題集>練成問題集です。

まずは『演習問題集』の「まとめてみよう!」を音読しながら穴埋めしましょう。また、後期(歴史)では4ページ目に「年表でまとめよう!」がありますが、これが最も大事な部分になります。もはや「年表でまとめよう!」を最初にやってから学習するのもありだと思うくらい重要です。そして、ついに『練成問題集』に使用する価値のある問題が生まれます。「トレーニング」は一問一答形式なので続けていただけるとよいのですが、「基本問題」に図表の整理問題が増えてきます。後期は年表を用いた問題が出てくるので、優先順位的には第二のレベルに入ってきます。

「確認テスト」はA,B,SS用に3段階用意されていたはずです。A用のBASICは完全に一問一答と○×問題、B用のSTANDARDはSS用の問題を簡単にしたもの、SS用のADVANCEは昔からある確認テストで、たまにとても難しい問題が挟まっています。

一方で、今年は質が上がるとよいのですが、総合回の「ポイントチェックプリント」ですが昨年度は質が悪く、使いづらいものが多かったです。今年度は小4の形式と同じになっているとよいのですが…。

優先順位

⑧    『演習問題集』「まとめてみよう!」

⑨    『練成問題集』「基本問題」

⑩    『練成問題集』「トレーニング」

⑪    『演習問題集』「練習問題」

⑫    『演習問題集』「応用問題」

⑬    『練成問題集』「練習問題」

⑭    『演習問題集』「記述問題にチャレンジ」

総合回

⑦    『予習シリーズ』「練習問題」

⑧    『演習問題集』「練習問題」

⑨    『練成問題集』「基本問題」

⑩    「レベルアッププリント」

⑪    「ポイントチェックプリント」

⑫    『練成問題集』「練習問題」


小6


昨年度の二つの教材に加えて『四科のまとめ』が入ってきます。基本的に使い方は担当講師、校舎に従うようにしましょう。Wでの実施方法として、基本的には季節講習会や後期に1週間指定範囲を準備して「ポイントチェックテスト」を実施する形になります。

歴史の範囲が終わり、生活に結びつかないと実感がわかない公民の単元になります。子供たちが公民に興味を持ってくれるかは担当講師の力の見せ所でもありますが、特に歴史が大得意だったお子様は歴史と比べてしまい公民を苦手科目にしがちです。(私もそうでした笑)

学習のポイントとしては「目で見て覚える」です。三権分立や国会の人数の表を『演習問題集』「まとめてみよう!」や『練成問題集』の「基本問題」でしっかり確認することが大事ですね。それでもストーリーを読んで、聞いて理解していたお子様にとってはちょっと進度甥単元であることは間違いないです。逆に地理が得意だったお子様はもう一度復権するチャンスだとお考えいただけるといいですね。

また、授業回に応じた範囲も『四科のまとめ』にはあるので、優先順位としては

①    『演習問題集』「まとめてみよう!」

これは必須です。音読しながら丁寧に取り組むとよいですね。また、基礎クラスでしんどいお子様は以下のものからもうひとつだけと、YTのある土曜日の午前中にまとめてみよう!をもう1周するのが、学習サイクルとして適しているかなと考えています。以下は上段が一問一答的な基本問題、下段が実践的な問題になります。お子様の能力「インプット不足」か「アウトプット不足」かで実施するものを決めるとよいです。

②    『練成問題集』「基本問題」

③    『練成問題集』「トレーニング」(②とともにやる場合は②より先に実施しましょう)

④    『四科のまとめ』該当ページ

⑤    『予習シリーズ』要点チェック

⑥    『週テスト問題集』Aコース


⑦    『演習問題集』「練習問題」

⑧    『週テスト問題集』BC,Sコース

⑨    『演習問題集』「応用問題」

⑩    『演習問題集』「記述問題にチャレンジ」

となります。

ただ、小6カリキュラムは算数と理科の宿題がさらにしんどくなります。ですので、上記のものを4つ以上実施することは全くお勧めできません。宿題の比率としては

算数:国語:理科:社会

6 : 1: 4: 2くらいになるとお考えいただけるとよいと思います。

総合回などはまだ教材がアップロードされてらず、確認不足なため改めて記事にしたいと思います。

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