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私立中高一貫校 在籍しつつの海外留学

  • 執筆者の写真: Aya
    Aya
  • 2024年3月8日
  • 読了時間: 5分


通っている私立学校に在籍しながら、子供を海外に留学させたい、将来的に海外留学に興味を持つかもしれないから情報を知りたい、という方向けに、先日、息子校で海外留学の説明会を受けてきましたので、興味がありましたらお読み下さい。

留学を検討するにあたり事前知識としてあった方が良い内容を記載しました。


留学団体を選ぶ際のチェックポイント


①自分に合ったプログラムがあるか?

・自分が行きたい国がある場合、その国に派遣されるプログラムがあるか?

・派遣される国、地域に関して、どの程度まで希望を考慮してもらえるか?

・奨学金などは用意されているか?他の奨学金制度を利用する必要があるか?


②どんな団体か?

・実績があり、十分なフォローをしてくれる信頼できる団体であるか?

少なくても一度は、その団体の説明会に親子で足を運び、協力体制がきちんとできた信頼できる団体かどうか確かめる。可能ならば、同じ団体を利用した先輩に話を聞く。

団体例の一部

AFS日本協会/ロータリー財団/YFU 日本国際交流財団/EF エデュケーションファーストジャパン/

EIL 日本国際生活体験協会/BIEE 特定非営利活動法人文際交流協会/トビタテ!留学JAPAN  等。


③留学システム詳細は?(以下がきちんと説明できるかが団体決定の鍵)

・選考方法とその基準は?

→選考方法によって、そのプログラムが何を重視しているか分かる。

ELTiS(English Language Test for International Students)の受験を義務づける団体がほとんど。


・費用の内訳は?

→渡航費用、保険、オリエンテーション費などは含まれているか?


・ホストファミリーとのマッチングを丁寧に実施しているか?

→応募書類または合格後の書類はどんなものになるか、何を基準にホストファミリーを決定しているか?


・渡航前、帰国後のオリエンテーションが充実しているか?

→非英語圏への留学の場合、事前語学研修の有無や内容も要確認。


・トラブルが起きた時の対応はどうか?

→過去の事例とその時の対処法を確認。


・留学中のサポート体制は?

→到着後、ホストファミリーに向かう前に現地でのオリエンテーションはあるか?/何かあった時の連絡体制/滞在中、定期的に現地の団体担当と連絡をとる機会はあるか?/留学生同士の集いや催しはあるか?


留学の種類


          交換留学            私費・個人留学


目的      異文化体験≧勉強         交換留学より勉強は厳しい。


受付窓口    営利・非営利の交換留学      ①留学関連団体・会社に手続代行依頼

        プログラム団体          ②希望する学校に直接申込


受入学校    主として現地の公立校        主として現地の私立校

        (私立の場合もある)       (国によっては公立校に可能な場合も)


対象者    (日本出国時)高校1~3年生     日本の中学、高校に該当する年齢層の者


滞在形態    ホームステイ              学生寮/ホームステイ


滞在国    成績等により団体が決定する場合が多い    自分で決定

       (その国のどこに行くかは分からない)


期間      最長1年間               制限なし(留学先で卒業も可能)


選抜方法   各実施団体の独自の試験         各学校から要求される能力証明書

      →推薦書・成績証明書/語学テスト/                →推薦書・成績証明書など

       作文/面接(日・英)          志望動機書/電話面接/語学テストなど

      *語学テストとはELTiSなどの検定や    が課される場合もあり。

       団体独自のテスト


費用総額     1年間100万~160万          1年間200万~500万

(小遣い、   (うちプログラム費用          (留学関連団体・会社を利用する

渡航費含む)    80万~130万)           場合は、+50万~100万円)


うち滞在費・   無料                  全額自己負担

授業料



留学後 復学/単位認定の取り扱い


選択肢としては①進級(同じ期に戻る)②原級留置(1期下の学年に入る=留学前にいた学年)という2つの選択肢があるが、多くの生徒は①を選ぶ。

ただし、次のような場合、原則として②になる。

・現地で単位を落とした→学年末の成績がF(落第)だった/出席不足

・途中で、諸事情により帰国(素行不良により留学打切り→強制送還)


文部科学省による学校教育法施行規則第61条の2第2項により、海外での1年間の通学は日本における履修と同じ扱いを受けることが可能になっている。


大学入試などで提出する「調査書」では、習得科目は記載されず、「30単位」の旨のみ記載される。


☆留学中の日本の在籍学校の学費は基本かからない。(休学扱いになるため)

復学する際に単位認定料(留学月数×月額授業料20%)がかかる。

息子校だと、1年間の留学で11万くらい。


留学期間中は学年主任が保護者宛への連絡、配布物の郵送を行う。


帰国後の進路


①一般選抜

国公立大学も私立大学も他生徒と同じように受験している。


②総合型選抜・学校推薦型選抜(指定校推薦、公募推薦)

留学で広めた見識を活かしてこれらの入試に挑む者も多い。

但し、「1年間留学していた」というだけでは、今では全くウリにならない。

注意点;出発時点で所属していた学年の授業は「未履修」となるため、AO受験資格がなくなった事例もあり。

(特に理系は注意が必要)


③帰国生入試

私費・個人留学での長期の場合がほとんど。

1年の留学では交換・個人を問わず、帰国生入試資格なし


④海外

交換留学→日本から海外大学を目指すのと同様

私費・個人留学(長期)→現地校を卒業し、そのまま海外大学進学、というルートも。



私立中高一貫校で海外留学に積極的に行っている学校、一応海外留学をした生徒はいるけど、そんなに学校が関与していない学校など様々です。

海外留学を積極的に行っている学校は海外大学についての情報もたくさん持っていますので、進路の選択肢が増えて良いと思います。

実際に1年間留学して帰国した生徒さんのお話も聞いた所、勉強面は帰国後、かなり努力しないと厳しいと言っていました。1年間、受けられなかった授業の補講などは特に学校はしてくれないので、自分で頑張るしかないようです。それでも例年、海外留学に行かれた生徒さんたちは素晴らしい大学に進学されております。


長くなりましたが、最後までお読み頂きましてありがとうございました。


 
 
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