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中学受験:小5の秋で成績が落ちる理由



こちらのTweetが中途半端だったので具体的にその原因と解決策を書いていこうと思います。

多くの方にリツイートいただき、「あれ?これってうちのこと?」と共感をいただきましたが、このご相談は昨年の秋にも多数いただきましたし、僕が塾講師現役の時にも、小5の秋はよく「中弛みの時期」というテーマで、保護者会でも話をしていました。


毎年同じ悩みが出てくるってことは、ネットのどこを探しても解決策がないのだと思いますので、このブログを保存版として記録したいと思います。


成績が伸び悩む理由1:そもそも量が多すぎる

中学受験のカリキュラムのきつい点として、小5の秋はすでに入試問題で出題されるような内容をバンバン取り扱い、しかもそれが毎週新出単元として出るくるものですから、それは普通の小学生が学ぶ量としては「異常」とも言える量になっています。


しかも冷静に考えて、1回のたった100分程度の授業しか受けず、残りは自宅学習どうぞ、っていう指導だと、(それが塾のシステムとはいえ)上位クラスであったとしても理解しきれる量ではないのです。


でも、それでも毎回上位にいて成績安定している子もいるのでは?と疑問を感じると思いますが、そういう子は得てして「とんでもない努力」をしています。それこそ朝勉強、塾、夜は23時頃か24時までなど、壮絶な努力です。


小学生にそういう努力が適切かどうか?という議論は置いといて、やってる子は壮絶なまでの努力をしている=だから成績が安定している、と考えるべきでしょう。

努力の仕方といえば、みなさんお馴染みスクマ運営者のyokkoさんの本に、その壮絶な努力が書いてありますので、一読してみると良いでしょう。yokkoさんも壮絶なる努力をされた方だとわかります。


そういう意味で昨今の塾システムは、壮絶な努力を親子ともに覚悟を持ってできる一部の超難関校を目指す子に最適化されていると言えるでしょう。実際、そういうご家庭の通塾満足度って結構高いんですよね。


ちなみにこの時期で言うなら、以下の基準くらいの成績を満たしていることを1つの指針にしてください。


偏差値65以上の学校を目指す:偏差値58〜62くらい

偏差値60〜65の学校を目指す:偏差値55〜60くらい

偏差値55~60の学校を目指す:偏差値48〜53くらい

偏差値50~55の学校を目指す:偏差値43〜48くらい


ほんとに、このくらいでも、全然戦えます。模試の偏差値じゃなくて、将来の過去問の得点で判断することが重要なんです。

そして6年の夏を超えて「正しいモチベーション」で戦えている子は、ちゃんと伸びますからね。そうそう、よくいう6年で伸びる子は「正しいモチベーション」を持っている子だったりします。この話は長くなりそうなので、別の機会で。



成績が伸び悩む理由2:疲れ、反抗期などのメンタルの要因✖️対話不足

小5の秋くらいになると、徐々に成長が早い子は心身ともに成長期を迎えます。(うちの子なんかだと体も小さくて、幼いままでしたが)


女の子とかは流行やアイドル、早い子は美意識など、男子でもカードゲーム、アニメ、最新のスイッチのゲームなど、学校でのコミュニティでそういう話題が中心になったりします。一方で中学受験生は、普通には遊べず、勉強をしなければならない環境に身を置いているので、その輪に入れなかったり、ちょっと居心地の悪い状態になっていたりします。

いじめ問題とか学校トラブルも、小4まではなかったのに、この時期に起こったりもしますし、よく聞きます。


このように、学校という1日の大半を過ごす場所、しかも親からは何が起きているか分からない場所で、子どもが何を感じ、どう過ごしているのか?(さすがにそこまで親が管理、把握するのは難しいと思いますが)を知らない状態で、親の身勝手なモチベーションだけが高くなっている状態になっていないでしょうか?

親だけが危機感にとらわれ、あと1年しかない!と強烈なプレッシャーをかけるわけです。親子のモチベーション格差に気づかないまま、子どもの学習サポートをしていても、成績は伸びるわけはないのです。


これは学習カウンセリングを通じてよく感じることです。親子で参加してもらうことが多いのですが、子どもの意見より親の意見が先走る、親が子どもの意見を代弁するような形になっている、そういう場面に出くわすと、親子の対話不足、子どもの状態理解不足になっているなぁと感じます。(そういう時、僕は本人に声をかけ、本人との対話の時間を設けてもらいます)


心身ともに不安定な時期だからこそ、この時期に勉強以外での対話の時間を増やすと良いでしょう。僕もそうでしたが、帰ってきたら

・確認テストどうだった?

・勉強できているのか?

・宿題やったのか?

という、声がけだけではダメなのです。妻に指摘されて気付きましたし、その時期、勉強以外の話題に触れてあげてなかったなぁと反省した記憶があります。(本人も塾の話しかしないパパは嫌だと妻にこぼしていたそうです)


成績が伸び悩む理由3:塾が合わない

正直、ここが結構1番の問題だったりします。塾の合う・合わないって本当に「講師」によります。講師のレベルが高ければ、どのクラスにいようが成績って伸びるんですが、そうでない講師がクラスを担当していた場合、成績が伸びないです。


ちなみに、これは上位クラスではなくボリュームゾーンクラスで起こりがちなんですが、素人の大学生講師がメイン科目とかを担当している場合、正直危険だと思います。


本人は本人なりに一生懸命なのはわかります。現役で塾講師している大学生の方には申し訳ないですが、子どもの人生がかかっているのに、思考の中心が大学のサークルとか飲み会の人間に、僕も息子を預けたいとは思いません。


実は最近、たまたまズームで理社の授業を見た時に、さすがに絶望して直接校舎に相談に行いきました。教えている内容ではなく、そのクラスにあった説明、空間管理がまったくできておらず、私語満載、ズームだと聞くに耐えない授業だったのです。これが現場で繰り広げられてるのか、、、とちょっと悲しくなりました。


今の四谷カリキュラムは特に算数の進度が早く、限られた授業時間内で本質的なところまでを理解させきるのは難しいと思います。その中で、いろんな生徒の指導をしないといけないという講師に求められるスキルはめちゃくちゃ高いのですが、そういう講師にリアル塾で出会えるのは稀なんですよね。


この場合、進学くらぶへの切り替えが吉です。あのサービスは正直安すぎますねw 進学くらぶで費用を抑えられれば、高額でも指導力のある家庭教師に週1回でも依頼する方がよっぽど成績が伸びます。また、進度を気にせずゆっくり取り組むこともできますから、子どもらしい生活にも戻すこともできますし、習い事だって継続できます。


なにも全て塾に任せる必要はないのです。親がしっかりサポートができるなら、進学くらぶで自宅学習×外部コンサルや家庭教師×スポット単発リアル授業、これが結構最善手かな、と思います。


だいたい3つくらい書いて、まだまだあるなぁ〜と思いつつ、キリがないのであとはコメント欄でこういう時はどうすればいいですか?などの質問を受け付けます!

(会員さんはLINEにて)





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