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社会がグンと伸びる!家庭でできる歴史の“得点アップワザ”5選①

こんにちは。首都圏で中学受験塾の教室運営をしておりますakiraです。

「社会の点数が安定しなくて…」「歴史が出てきた途端に伸び悩んでいるような…」

そんな保護者の声、よく聞きます。でもご安心ください。

実は歴史は、「家庭のサポート」が最も効果を発揮する分野なんです。

今回は、私が長年現場で見てきた中で「これは本当に効いた!」という学習法を厳選し、

5つの“家庭ワザ”としてご紹介します。前編では、①〜③をじっくりお届けします。


① “先読み”で使いこなす歴史漫画――「2巻からはじめる」が正解!

「歴史漫画って、読んでるだけで勉強になるんですか?」

これはよく聞かれる質問です。答えはもちろん「YES!」。

でも、いきなり20巻フルセットを購入して「全部読んどいてね!」は、

お子さんにとってなかなかハードルが高い…。

特に5年後期になると、他教科のボリュームも増え、

「時間がない!集中力も続かない!」という状態になりがちです。

そんな中で歴史を得点源に変えるには、「最初の2巻だけ読ませる」がベストな選択。

おすすめは、学研の《中学入試まんが攻略BON! 歴史(上下巻)》です。


歴史 古代~戦国時代編 改訂新版 (中学入試まんが攻略BON!)


  • 全2巻だから手に取りやすい

  • 順を追ってストーリー形式で進められる

  • 受験で問われる重要人物・用語が網羅されている

とにかく“短くて完結している”という点が最大の魅力です。


■ 読ませるタイミングは「授業前」が理想

歴史漫画の使い方で一番差が出るのは、“読むタイミング”です。

  • 授業前に読む → 「知ってる話」として授業が入ってきやすい

  • 授業後に読む → 復習には使えるが、理解が浅い場合も…

私のおすすめは断然、予習として読む方法。予習 → 授業 → 復習…というサイクルで、歴史の流れが何重にも記憶に刻まれます。


■ 漫画は“読んだあと”の声かけが決め手!

「うちの子、読んでるだけで終わってしまって…」という声もよく聞きます。そんなときは、親御さんのひと言が効果絶大です。

  • 「今日の漫画、どんな人物が出てきた?」

  • 「授業の内容とどう違った?」

  • 「一番おもしろかったところは?」

声に出すことで、インプットした内容をアウトプットする機会になり、記憶にぐっと定着します。何を覚えているか、何が曖昧かが“見える化”されるのも大きなメリットです。


② 書けなきゃ点にならない!歴史語句の“漢字攻略法”

社会のテストで「惜しい減点」が発生しがちなのが、「読めるけど書けない」歴史用語。特に中学受験では、社会の記述も“漢字指定”が基本です。

  • 「卑弥呼」は読めても「卑」の字を間違える

  • 「蘇我氏」の「蘇」が出てこない

  • 「墾田永年私財法」→ 漢字で減点されること多数!

「わかってたのに…」というパターンで点を落とすのは、本当にもったいない!


■ 授業中の“漢字チェック意識”を育てよう

日頃から、板書やプリントに出てきた歴史語句を「読めるかな」だけで終わらせず、「書けるかな?」まで意識させるようにしましょう。

大人でも「竪穴住居」や「御成敗式目」など、正確に書こうとすると迷いますよね。

たとえば、

  • 「墾」→ 線を1本足してしまいがち(16画)

  • 「叡」→ 比叡山の“叡”はなかなかクセモノ(16画)

こういった難漢字は、“画数”で覚える方法もおすすめです。


■ 書けるようになるには「小テスト」感覚で!

1回1回の暗記は、数問でOK。たとえば、月曜から金曜まで、毎日2語ずつ確認するだけで、週10語をマスターできます。

家でできる工夫としては…

  • 歴史語句だけをピックアップして「漢字だけ」書く練習帳を作る

  • 夜の5分だけ“漢字タイム”を決めて書き取りする

  • 書いた後に「どこを間違えたか?」まで確認する

「知識があるのに書けない」は、最ももったいない減点です。“アウトプット前提”での漢字チェック習慣、早めに取り入れてみてください。


■出題頻度ランキング&重要語句(2024入試より)※2025入試は集計中です。

第1位(9校出題)

  • 豊臣秀吉 ※「豊富」と書き間違え注意。「太閤検地」もセットで。

第2位(8校出題)

  • 三内丸山遺跡 ※「遺跡」は「~遺跡」の形で書けるように。世界遺産にも注意。

第3位(7校出題)

  • 聖武天皇 ※「東大寺」「大仏」や「古事記」「鑑真」「正倉院」とセットで。

同率第4位(6校出題)

  • 足利義満 ※「満」の字ミスに注意。「勘合貿易」「義政」「尊氏」など室町関連も。

  • 武家諸法度 ※「徳川家光」「参勤交代」とセットで。

  • 富本銭 ※「和同開珎」も要確認。「同」の書き間違え注意。

  • 源頼朝 ※「執権」「北条泰時」「御成敗式目」「元寇」など鎌倉時代セットで。

🎖第8位(5校出題)

  • 伊藤博文 ※「博」に点を忘れない。初代総理大臣。

  • 西郷隆盛 ※「大政奉還」「大久保利通」も関連語。

  • 菅原道真 ※「菅」の字ミス注意。「学問の神様」。

  • 津田梅子 ※新札の図柄。女子教育の先駆者。「渋沢栄一」「北里柴三郎」もセットで。

  • 徳川家康 ※江戸幕府初代。年によっては「吉宗」も頻出。

  • 日米和親条約 ※「下田」「箱館」などの港とセットで。→「はこのなかにはひょう」で覚える(函館・長崎・神奈川・新潟・兵庫)

※注意したい歴史漢字リストはこちらからどうぞ


③ テキストは“読み込む”ことで記憶に定着する

「歴史って結局、単語さえ覚えれば点取れるんですよね?」この考え、実は一番危険です。

受験問題は、「知っているか」だけでなく「どうつながっているか」「何が背景にあるか」を読み取る力を問うてきます。つまり、“国語力”が歴史でもモノを言うんです。


■ 社会も「読解力」で差がつく!

たとえば、こんな問題。

聖徳太子は大宝律令を制定した正しい?間違ってる?

国語力がないと、「なんか“正しそう”」という印象でマルをつけてしまう…。実際には、「大宝律令」は文武天皇の時代の話です。

こうした“ひっかけ”を回避するためにも、歴史のテキストは「ただ読む」のではなく「読み解く」つもりで。

段落ごとの要点まとめや、音読も効果的です。


■ 「読む日を決める」と学習が習慣になる

社会の授業がある曜日を基準に、

  • 授業翌朝に10分音読

  • テスト2日前に15分精読

など、1週間の中で“読む日”を決めておくと、無理なく定着が図れます。


■ 正誤問題で引っかからないための習慣とは?

テストでよく出る「まちがいを1つ選びなさい」という問題。これ、正しい選択肢に〇をつけてしまう子、多いんです。

なぜかというと、人間の脳は「正しいもの」を選びがちだから。

だからこそ、ふだんから「設問文をちゃんと読み切る」習慣が超重要!国語の読解とまったく同じです。


以上、前編では

  1. 歴史漫画の効果的な活用法

  2. 漢字を得点につなげるための習慣

  3. テキスト読解でミスを防ぐ方法

をお届けしました。

後編では、

  • 年号の“使える覚え方”

  • 地図と歴史をつなぐ方法

  • ワンランク上の学習法(資料・音声・動画)

などをご紹介していきます!


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