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理科を「暗記科目」と思っていると失速する

更新日:8月29日


みなさんこんにちは!ユウキです。 中学受験を始めたばかりのご家庭から、よくこんな声を聞きます。「理科は暗記すれば点が取れるから、後回しでも大丈夫ですよね」。先日も、あるお母さんが「うちは理科を暗記でなんとかするつもりなので、算数と国語に時間を集中させたいんです」とおっしゃっていました。 その気持ち、よく分かります。でも、正直に言わせてください。「理科は暗記科目」という思い込みこそ、5年生以降に理科が失速する最大の原因なんです。今日は、なぜこの思い込みが危険なのか、いっしょに整理していきましょう。

「暗記でいける」のは4年生まで まず事実から。理科を暗記で乗り切れるのは、せいぜい4年生のうちだけです。 4年生の理科は、植物・昆虫・星座・身近な自然など、覚えれば点になる内容が中心です。だから「理科=暗記」という成功体験を、この時期に親子で持ってしまう。ところが5年生になると、てこ・濃度・電流・中和・ばねといった計算と思考を要する単元がどっと増えます。ここで暗記一本槍の戦法は通用しなくなる。 実際、ある親御さんは「4年で理科の偏差値が58あったから安心していたら、5年の後半で48まで落ちた」と振り返っていました。原因は明白で、4年の暗記の貯金が、5年の計算・考察にはまったく効かなかったから。理科を暗記科目だと信じ込んでいたぶん、失速に気づくのが遅れてしまったんですね。

理科は「暗記・計算・考察」の三層構造 ここで知っておいてほしいのが、理科は単なる暗記科目ではなく、性質の違う3つの層でできているということです。 - 暗記の層:知識を覚える。これは確かに理科の一部。 - 計算の層:濃度や電流など、算数の力で数値を処理する。 - 考察の層:初見の実験を読み解き、根拠から結論を導く。 つまり、暗記は理科の3分の1にすぎません。残りの計算と考察は、覚えるだけでは1点も取れない領域です。「理科=暗記」という前提でいると、この3分の2を最初から捨てていることになる。これでは5年以降、点数が頭打ちになるのは当たり前なんですよね。近年の入試は、むしろこの計算・考察の比重が年々増しています。暗記だけの子が不利になる流れは、今後も強まるばかりです。

「考えて理解する科目」と捉え直す では、どうすればいいか。発想を一度ひっくり返してください。理科は「覚える科目」ではなく「考えて理解する科目」だと。 知識を覚えるときも、丸暗記ではなく「なぜそうなるのか」をセットで理解する。たとえば「金属は熱で膨張する」を覚えるだけでなく、「だから夏は線路に隙間が空いている」とつなげる。この「なぜ」を伴った理解は、計算にも考察にも応用が効きます。逆に丸暗記した知識は、問われ方が変わった瞬間に使えなくなる。ぶっちゃけ、理科を暗記科目だと思っている子と、考える科目だと思っている子では、6年生の時点で別の景色を見ています。 だから、できれば4年生のうちから「理科は考える科目だよ」というスタンスで関わってあげてください。中学受験の理科は、この前提ひとつで、伸びしろがまるで変わります。

まとめ 「理科は暗記科目」という思い込みは、暗記でいける4年生のうちは通用しても、計算と考察が増える5年生以降に必ず失速を招きます。理科は暗記・計算・考察の三層構造で、暗記はそのうちの3分の1にすぎません。「覚える科目」から「考えて理解する科目」へと前提を切り替えること。中学受験の理科は、この捉え方の転換が、長い目で見て大きな差を生みます。 スリースターズ(Three Stars★★★)の土台は、学年別・単元別の解説動画です。理科を「なぜそうなるのか」から理解できるよう、暗記・計算・考察のどの単元も全問ていねいに解説しています。まずはこの動画を、ご家庭の予習・復習に取り入れてみてください。お子さんが自分で理解を進められるようになり、親の伴走がぐっとラクになります。 そのうえで、「うちの子の理科の勉強法、暗記に偏っていないか不安」といった個別・具体的なご相談が必要になったら、有料カウンセリングや、継続的に支えるプレミアムプランをご活用ください。動画で日々の学習を回し、要所だけプロが伴走する——これがいちばん効率のいい中学受験のかたちです。 それでは、また! ※本記事の事例は、複数のご相談内容をもとに、個人やお住まいが特定されないよう再構成しています。


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