先日のAERA dot.に渋渋の記事があり、この記事についてTwitterでコメント書いている人がいたようで、その話が保護者の集まりで話題に上がりました。
学校名をはっきりと書いていたものだった為、多くの保護者、そして生徒もこのTwitterに気付いたみたいです。
このブログは会員様以外の方も見てくださいますので、渋渋を受験したいと思っている方に向けて本当の正しい情報をお伝えしたく、書かせて頂きます。
Twitterのコメントに書いてある内容としては、
①渋渋の先生と保護者が「御三家受かったけれど渋渋を選びましたけど何か?」みたいな雰囲気があったようでそれが苦手。
②説明会にタンクトップ、ショートパンツ、ビーチサンダルで来ていた保護者がいて、そういうのもありの学校なんだ。
③同級生になるかもしれない保護者の様子は大事。
このような事が書いてありました。他の保護者の方がスクショしていたものを見せてもらいまして、実際の文章は、文末に「W」を使って小馬鹿にしている文章に感じました。
①について
うちが6年生の時、渋渋の行事があったのは2021年8月のオープンスクールと、10月と11月の学校説明会のみ。オープンスクール、説明会には、在校生の保護者は参加していないので、この時に話を聞ける機会はないですね。
オープンスクールの時も学校側が保護者に向けて説明する機会はなかったですし、個別にこの保護者が先生に質問したとしても、「御三家蹴って渋渋にしましたけど、何か?」なんて雰囲気を出す訳もないです。
②について
タンクトップ、ショートパンツ、ビーチサンダル着用の保護者とありますが、説明会ではなく、8月のオープンスクール(説明会ではなく、校舎を自由に見て回るイベント)かと。
帰国子女の保護者は、普通にあり得ますし、帰国子女を受け入れている学校では他校でもよく聞く話。渋渋の先生方も、そういう方がいらっしゃてもwelcomeな感じです。
Twitterに書いた人はタンクトップ、ショートパンツ、ビーチサンダル着用の保護者を「普通じゃない」と思ったから、このような書き込みをしたのだと思いますが、「多様性が理解できない人なんですね。」という思いです。
うちの学年の保護者は8月のオープンスクールも説明会も参加した方がほとんどでしたが、「え?ビーチサンダルの人いたっけ?でも、帰国多いし、多分違和感感じなかったから、覚えてないのかも~。」という感じです。
③について
Twitterにコメントしていた人は、渋渋が嫌なんでしょうから、もちろん渋渋を受験する事はなく、他校に進学されたと思います。
ここまで書いておいて「実は、受験していました!」とかだったら、ますます訳が分かりませんが。。。
御三家受かって渋渋に進学した方は本当にいます。私の知っている方は渋渋が第1希望だけれど、塾に頼まれて、2/1に御三家女子校、2/2に渋渋で受験して両方合格して渋渋進学した方。
でも、Twitterにあるような雰囲気?微塵もないです。
そもそもにして、Twitterにコメントしたような方は渋渋の保護者の中にいないですね。
どんなファッションをしていても、どんな考え方をしていてもそれは個性なので、否定する人はいないですし、子供達もお互いの個性を認め合っている生徒が多い印象です。
いろんなキャラの子が居て、先生方もそれを尊重してくれるから居心地が良いし、毎日が楽しい。私は「この学校で良かった。」と思っております。
中1は長年の受験勉強が終わった開放感から、子供達も「これでもか!」というくらい遊びました。机上の勉強だけが全てではなく、課外活動やボランティア活動、子供たちのやりたい事を先生たちも応援してくれます。
息子はeスポーツの大会に友達とチームを組んで出場したり、みんなで遠出したり、学生生活を楽しんでおります。
受験勉強期間は遊ぶことも制限され、当時はこんなに楽しい日常が待っているなんて、想像もできませんでした。
でも、「あの時、頑張って良かった!」って思える日は必ず来ます。
この場をお借りしまして正しい学校情報を伝えさせて頂き、ありがとうございました。
追記です。
この記事をUPした数時間後、問題のTwitterの記事は削除されておりました。
ただ、このTwitterにコメントした方の内容は残っているため、削除の内容は何となく分かりますね。
削除しても、この画面スクショして保存したりしている人もいますし、どういう出回り方をしても不思議ではない今の時代。SNSの危険性を理解していない子供たちが、ちょっとおふざけの気持ちで撮った動画が拡散してしまい、学校が謝罪し、個人情報は次々と公表され、大変なことに先週なっていたのは、記憶に新しいのではないでしょうか。
今回の件は、中高生の子供がいる親のやったこと。
SNSの危険性を教えるべき立場の親が、やったことです。
今回の一件は、子供にたとえTwitterでも誰かを傷つけたり、不快に思わせる内容を書くとどういうことになる可能性があるのかを、学ばせる良い機会ではありました。
追記コメント失礼いたしました。