植物・生物の暗記を図鑑で乗り切る方法
- ユウキ先生
- 8月21日
- 読了時間: 4分
更新日:8月29日

みなさんこんにちは!ユウキです。
中学受験の理科で、保護者の方が地味に頭を抱えるのが植物・生物の暗記です。双子葉類と単子葉類、花のつくり、昆虫の育ち方、メダカの飼い方……覚えることが膨大で、しかも文字だけだと頭に入りにくい。先日も、ある5年生のお母さんから「テキストの植物の図を丸暗記させているのに、写真で出されると分からなくなる」というご相談がありました。
これ、実はテキストの図だけで覚えようとしているのが原因なんです。結論から言うと、植物・生物の暗記は「図鑑」を相棒にすると一気にラクになります。今日はその使い方を具体的にお話しします。
テキストの図と「本物」のあいだに溝がある
まず、なぜテキストの図を覚えても本番でつまずくのか。
中学受験のテキストに載っている植物や昆虫の図は、必要最低限に簡略化されたイラストです。覚えやすい反面、実物や写真とのあいだに大きな溝がある。テキストの「アブラナの花」のイラストは覚えていても、入試で実物のカラー写真や別アングルで出されると「これ知らない」となってしまうんですね。
冒頭のお子さんがまさにそうでした。テキストのイラストは完璧に再現できるのに、写真問題になると正答率が半分以下。これは知識が足りないのではなく、「同じものでも見た目が変わると別物に見えてしまう」という、暗記の落とし穴にハマっていたんです。近年の入試は写真や実物に近い図版が増えているので、ここは無視できません。
図鑑は「ビジュアルの引き出し」を増やす道具
そこで図鑑の出番です。図鑑のいちばんの価値は、1つの植物・生物について、複数の角度・季節・状態のビジュアルが載っていること。
たとえばアブラナなら、花のアップ、葉のつき方、種子の状態、畑に咲いている全体像——いろんな姿を見ることで、子どもの頭の中に「アブラナ」という概念が立体的に作られます。こうなると、入試でどんな角度の写真が出ても「あ、これアブラナだ」と気づける。バラバラの暗記項目が、図鑑を通して「実物のイメージ」でつながるんですね。
使い方のコツは、テキストで新しい単元を習ったら、その場で図鑑を開いて「本物」を確認する習慣をつけること。テキストの「ホウセンカの実ははじけて種を飛ばす」という一文を読んだら、図鑑ではじける瞬間の写真を見る。文字情報と映像がセットになると、記憶への定着が段違いです。実際、図鑑を併用しはじめたその子は、2か月後の模試で生物分野の写真問題をほぼ取りきれるようになりました。
「眺める時間」を勉強にカウントしない
ご家庭で図鑑を取り入れるとき、ひとつ意識してほしいことがあります。それは図鑑を「勉強」にしないことです。
「今日は図鑑で20分覚えなさい」とノルマにした瞬間、子どもにとって図鑑は苦行になります。そうではなく、リビングの手の届く場所に置いておき、気が向いたときにパラパラめくる「娯楽」として転がしておく。トイレや食卓のそばでもいい。ぶっちゃけ、好きで眺めている子の生物の知識は、無理に覚えさせた子をあっさり抜いていきます。図鑑は「覚えさせる道具」ではなく「好きにさせる道具」だと考えてください。
まとめ
植物・生物の暗記は、テキストの簡略図だけでは本番の写真問題に対応しきれません。図鑑を相棒にして、1つの生き物を複数の角度・状態のビジュアルでインプットすれば、知識が立体的につながります。大事なのは、図鑑をノルマにせず「眺めたくなる環境」に置いておくこと。中学受験理科の生物分野は、図鑑をうまく使えば暗記の負担をぐっと減らせます。
スリースターズ(Three Stars★★★)の土台は、学年別・単元別の解説動画です。植物・生物の分野も、実物に近い映像とともに覚えるべきポイントを全項目ていねいに解説しています。図鑑とあわせて使えば、ビジュアルの記憶がさらに強くなります。まずはこの動画を、ご家庭の予習・復習に取り入れてみてください。お子さんが自分で理解を進められるようになり、親の伴走がぐっとラクになります。 そのうえで、「どの図鑑をどう使えばいいか」といった個別・具体的なご相談が必要になったら、有料カウンセリングや、継続的に支えるプレミアムプランをご活用ください。動画で日々の学習を回し、要所だけプロが伴走する——これがいちばん効率のいい中学受験のかたちです。 それでは、また! ※本記事の事例は、複数のご相談内容をもとに、個人やお住まいが特定されないよう再構成しています。






