昨日、早稲アカ主催の模試を息子が受けて参りました。
こちらの模試は
「筑駒高校、開成高校、国立附属高校を目指す中学2年生のためのハイレベル公開模試」と書いてあります。
高校受験はしないのですが、今の自分の立ち位置はどれくらいなのか知りたい!という理由で申し込みをした次第です。
進学保護者説明会もあり、参加してきました。
こちらの模試は5年生でいうNNジュニアオープン模試みたいなイメージを持って頂ければ良いかと思います。
中学受験に関連するお話を書いていきたいと思います。
保護者会資料で配られた資料、これ、すごく良かったです。むしろ中学受験の段階でこの情報が欲しかった内容でした。
例えば開成、筑駒、筑附、渋幕、市川の直近4年間の大学進学割合と浪人の割合が出ておりました。
(他にも国立、都立の情報出ておりましたが今回は割愛します。)
開成 2022 2021 2020 2019
浪人率 33% 46% 45% 39%
筑駒 2022 2021 2020 2019
浪人率 40% 33% 39% 28%
筑附 2022 2021 2020 2019
浪人率 32% 32% 35% 47%
渋幕 2022 2021 2020 2019
浪人率 36% 30% 31% 41%
市川 2022 2021 2020 2019
浪人率 29% 31% 30% 37%
息子の学校は浪人率が大体14%~16%なので率直な感想としては上記の学校は浪人率が高いな。と思いました。
開成、筑駒、筑附は鉄緑会率も高いが浪人率も高い。。
中学受験にあたり、上記の学校を志望している方はこの情報も踏まえておいた方が良いかと思います。
4年間の主要大学合格実績も各学校、細かく記載ありました。
さて今日の模試5教科受けてみて自己採点してみた息子の感想ですが、
「簡単ではないが学校の定期テストよりは簡単。」でした。
保護者会で話がありましたが、今日の模試は国語だと平均点が50点いかないくらいで作問してるとの事。
全体の平均点が同じくらいだとしたら、各教科+20~30点は上回ると思います。
公立中学に通ってこの試験は厳しいかもしれません。しかし中学受験を経験して私立中学に在学していれば何の対策をせずにこの模試を受けても一定の成績は取れるだろうと思いました。
中学受験時に息子と同じ早稲アカのクラスだった子が私立中学に在籍しながら開成高校を目指して今、受験勉強している事を知りました。この子は今、偏差値60くらいの男子校に通っています。この子は元々中学受験で第1志望が開成中の子でした。リベンジ受験です。
又、別のお友達(女子)は今、偏差値50くらいの共学に通っていますが、高校受験すると中1の段階で決めておりました。
一方、あまり良いお話でない例を挙げますと、中学受験で偏差値49くらいの女子校に進学したけど、学校の厳しさに合わず退学して公立中学に変更→高校受験では偏差値40以下の学校しか合格できず現在専門学校生。
慶應義塾、早大学院、早実、慶應女子など中学受験では高偏差値の学校ですが、これらの学校を高校受験するとしたら、早稲アカのハイレベルテスト(3科目)で以下の偏差値があれば80%以上合格できるでしょう。というお話でした。
慶應義塾 56
慶應志木 54
早大学院 56
早実 58
慶應女子 62
早稲アカのハイレベルテストというのは今回の模試よりは簡単のようで、そう考えた時に、
中高一貫校偏差値60くらいの学校から再度高校受験して上記の学校に行くことは、さほど厳しいものではないのかもしれないと思いました。
中学受験で志望校に進学したけど、思ったような学校ではなかった、もっと自由な学校に行きたいなど気持ちの変化が起きた場合でも、中学受験期に積み重ねてきたたくさんの知識と通っている中高一貫中学の授業を普通に受けていれば、高校受験、普通に戦えると思います。
早稲アカのこの各学校のデータ収集力は凄いな!と今回の資料を見て思いました。
多分、中学受験と違って高校受験はある程度受ける学校が決まってくるから、ここまで詳細に1校1校調べ尽くせるのでしょうか。
本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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