前回からの続きです。
2/2は渋渋の第2回入試と前日受験した第1回入試の合格発表です。
結果が分からない状態で第2回入試を受けるので、油断はできません。
朝は前日と同じ時間に出発して学校の体育館に行くと明らかに前日の朝より受験者が多いのが分かります。
2/2の受験者はほとんどが2/1に御三家を受験している子達が受けに来ていると早稲アカの先生から聞いていたので、みんな頭良さそうに見えてしまいます。
特に男子の人数が明らかに前日より多く、「昨日は開成受けてきたのかな?」とか勝手に想像してしまいます。
息子を見送った後、私は自宅に一度戻りました。
合格発表は14時。きっと大丈夫。きっと大丈夫。と心の中で唱えながらも、不安はあります。
自宅に戻っても、特にやる事はなく、朝の情報番組を見ながらゆっくり過ごしていました。
試験終了に合わせて学校に戻ると、お迎えの保護者の人数がとても多く、外のテニスコートで待つことになりました。
合格発表は学校に掲示される為、14時に学校に戻ってこなくてはいけません。
13時前に息子と合流して学校の近くのバーミヤンでランチをして合格発表まで時間を潰します。
この日の問題用紙をバーミヤンで全部、確認すると、前日と違うのは、答えを問題用紙にもう書き込んで来ていない事でした。
私;「答え、何で書いてきてないの?」
息子;「第2回入試は解答速報どうせ上がらないから意味ないじゃん。」
との事。
確かに私は渋渋の問題見て合っているかどうかの採点はできないし、入試はこれで全部終了なので丸付けする事もないんですよね。
13時50分頃、バーミヤンを出て学校に向かいます。周りも同じ状況の親子が何組かいました。
合格発表は朝、集合した体育館に掲示されているようでした。
体育館の入り口に入ると、端っこで子供が泣いているご家族を2組見かけて、遠くに貼られていて人だかりでまだ見えない合格発表を見る事が怖くなりました。
子供が泣いているご家庭は番号がなくて泣いているのです。
息子が自分の受験番号を最初に見つけました。「番号、あった!」と。
私も自分の目で確認して「良かった。。。」の言葉しか出てきませんでした。
確認後、受付で合格証が手渡しされて入学書類を頂きます。最高の瞬間です。
この後、ちょっとしたハプニングがありました。合格証を受け取った後、息子が鼻血が止まらなくなってしまい、渋渋の先生が多目的トイレに案内して下さいました。
落ち着いてトイレから出ると、案内して下さった先生が「渋渋に入学してね。待ってるよ。」とおっしゃって下さり、この学校に絶対進学します!と決めました。
学校を出て早稲アカに合格報告の電話をしました。
先生が喜んで下さっているのがとても伝わってきました。
2/2の第2回渋渋入試の結果も翌日、電話で教えて欲しいことを先生からお願いされた所で別の先生に電話が変わりました。
2/3の早稲田中第2回入試を受けないか?というお話です。
確かに出願はしているので、受験はできますが、進学先が確定しているのに受験するのはどうなんだろう?という気持ちもありました。
息子に「先生が早稲田中の受験しないか?って言ってるよ。」と息子に聞くと、息子は「渋幕受かったから受けなくて良いんじゃなかったっけ?気が向いたら受けに行くよ。と言っておいて。」と言うので、そのまま先生に伝えました。
先生は「気が向いたらですか。。。」と少し困った感じでした。この電話の時間は15時頃。
実はだいぶ後に知る事になるのですが、早稲田中第1回入試の合格発表で早稲アカが思っているほど合格者数が出なかったらしいです。
2/2の午後、早稲田中の第1回入試で不合格だった子が2/3には合格できるように算数と理科の対策授業が行われていました。家に帰ってからちょっと気になり息子にzoomで入室させると、参加している生徒の名前が全部見れるので不合格者が分かりました。
息子は「こんなにみんな駄目だったの?」と。確かに多過ぎる。
進学先が確定したので、数ヶ月ぶりのSwitchでフォートナイトです。
小学校の友達が息子がゲームにいることに気付いて「受験終わったの?」と聞いてきます。
息子が「終わったー。第1志望の学校受かったから、受験終わり。ゲームできるよ!」と久々の小学生に戻っていました。
小学生に戻ってしまったので、早稲田中はもう受験しないだろうな。と。このゲームをやっている姿を見て確信しました。息子は合格稼ぎをするタイプだと思っていましたが、ちょっと意外でしたね。
私は渋渋の入学金をコンビニで支払い、お世話になった家庭教師の先生方にお礼の連絡をしました。
翌日の2/3は渋渋の第2回入試の合格発表。この時のお話は次回書いていきます。
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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