小学校高学年から中学生くらいの間に思春期特有の体調不良に悩まされる事が出てきます。
偏頭痛、起立性調節障害、成長痛などは皆様、耳にした事があるのではないでしょうか。
小学校高学年で過度な受験勉強から自律神経が乱れてしまう事もありますね。
もしお子様がこのような症状になり、学校を休みがちになったら、遅刻が多くなったらどうなるのか?
今日はそのお話をしたいと思います。
息子が小学生だった時、受験期の時は、このような事は考えもしませんでした。
ニュースなどでこのような症状で学校に行けなくなったりなどは、どこか他人事の感じで気にもしませんでした。
ところが、息子の学校の子であったり、周りの学校の子であったり、体調不良で悩んでいる子、多いんです。
息子もその一人。
息子は極度の低血圧で目眩など起こり、学校を休んだ日がありました。
原因が分かったので薬を服用するようになってからは目眩もなくなり、学校にも行けておりますが、学校の対応としては、「登校中に体調不良が起こった場合、自分のいる場所が自宅に近いか、学校が近いかを考えて、学校に近かった場合は、教職員が迎えに行きます。」と言って下さいました。こんなに親切な対応をして下さり、親としては安心できました。
しかし、学校によっても対応は様々でして、遅刻何回したら退学の学校や、大学付属校は付属の大学に行けなくなるなどの学校もあるようです。
ある女子校では担任が生徒全員の生理日程を把握しているようで、例えばダルそうにしていると「あなた、今日生理じゃないのにどうしたの?」と聞かれるそうです。
(これを良いと思うか微妙と思うかは読者次第ですが。。)
近所の公立中学校は、思春期特有の体調不良で遅刻したりを繰り返していれば当然、内申に関わってきて高校受験に響くようです。
思春期特有の体調不良に理解があまりない学校もありますが、こればっかりは実際に入学してみないと気づけない事でもあります。
受験期、色々な学校説明会に行きましたが、このような質問を聞いた事がありません。
いじめがあった時の学校の対応や通塾率ばかりは、よく質問には出ていましたが、体調不良の時の学校の対応については誰も質問していませんでした。
でも、これ、すごく大切な事です。
元気に毎日登校できて学校生活を送れれば問題ないですが、そんなのは分からないんです。
今回、息子の事で感じたのは、「この学校で本当に良かった。」と安堵の気持ちが大きかったです。
学校休むと「授業出られなかった分、どうしよう。。。」と親は不安にもなりましたが、先生によっては休んだ授業内容を動画で撮影してメールで送ってくれたり、休み明けに放課後、休んだ授業を補講してくれたりと、手厚かったので不安は解消されました。
学校説明会で個別に質問できる機会がありましたら、「起立性調節障害などで登校時間までに来られない生徒さんはいますか?そのような生徒さんには学校はどのような対応をしていますか?」と聞いてみて下さい。
この回答で学校のカラー分かりますよ。
本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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