
小6国語 最難関問題集の解説、第4回です。
最難関問題集を使ったトレーニングには慣れてきたころでしょうか?
模範解答が最も良い解答とはかぎりませんので、正解が出せたかどうかよりも解き方が正しいかどうかを意識して取り組んでいきましょう。
問一
「体の時間はそうではありません」とありますが、どういうことですか。説明しなさい。
まず、「どういうことですか?」という問いは、「下線部の内容がはっきりしないから、詳しく言い換えて説明してね」という意味です。
ですので、この問題も「そうではないって具体的に言い換えるとどういうことですか?」という問題だということを理解することが一歩目です。
下線部のつながりを見ると、
「社会の時間は桁違いに速くなったのですが、体の時間はそうではありません」
とあるので、
「そうではありません」=「速くなってはいません」
という言い換えになることが分かりますね。
これで、答えの「核」はできました。
あとは、
・なんで速くなってないの?→私たちの心臓のリズムは、昔のままで変わっていない
・なんで社会の時間は桁違いに速くなったの?→エネルギー消費量に比例して速くなった
という説明をつければ次のような解答ができます。
(解答例)
社会生活の時間はエネルギー消費量に比例して速くなったのに対し、人間の心臓のリズムは昔のままで変わっていないため、速くなっていないということ。

「どういうことですか?」は言い換え記述。下線部の言葉を具体的に言い換えていく!
というロジックを意識して解いてください。
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