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小5国語 最難関問題集下巻 第3回解説

執筆者の写真: 大谷琢也大谷琢也


第3回では、問五が「差のつく問題」でした。


問題

「先生はもう一度、今度はもっと大きく首を横に振った」とありますが、このとき「先生」は、どのようなことを考えていましたか。具体的な内容にふれながら、七十字以内で答えなさい。



では、「材料」にマーキングしていきましょう。


まず、下線部の直前、「わたし」は「先生が悪いわけじゃないのに」と言っています。

それに対し「首を横に振った」と続いていますから、「自分が悪かった」と思っていることが分かります。


この「自分が悪かった」ことを具体的に説明している部分を材料として線を引きましょう。


・私にも責任があるんだよ

・何度か町で会ってたからな。春に会ったときも、ちょっと顔色が悪いなっていうのはわかってたから

・検査を受けに来るようにって声をかけてればよかったんだよ

・それが町医者の責任だよ


以上4点がチェックできます。



この材料を説明として前半に持っていき、「自分が悪かった」という核につなげましょう。


「町で会ったときに顔色が悪いと思ったら検査に来るよう声をかけるのが町医者である自分の責任であり、それをしなかった自分が悪かったということ。(68字)」


これで解答が作成できました。



ただ、「自分が悪かった」という内容を、もう少し良い表現が無いか探してみると…


・205行目 悲しさや無念さが伝わった


とあるので、ここを活用します。


「町で会ったときに顔色が悪いと思ったら検査に来るよう声をかけるのが町医者である自分の責任であり、それをしなかったことは無念である、ということ。(70字)」



このように解答が作成できます。





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