以前に別の記事でも書かせて頂きましたが、夏休みになると通常通っている塾以外に個別などの塾に重課金するご家庭が増えてきます。
夏休みは過去問対策ではなく、苦手科目対策を目的にされる方がほとんどです。
あとは通常の夏期講習の後に時間が空くから、だったら個別に行かせよう!とかの話もよく聞きます。
個別に行かせる、行かせないは各ご家庭のお考えなので、ご家族が納得されていれば行かせても良いとは思いますが、夏休み明けに周りから聞こえてくる声は、「成績伸びない」「むしろ成績落ちた」しか聞いた事ありません。
我が家は2022年終了組ですが、同年代、夏休み、個別行ってた人、たくさんいました。
でも夏休み明け成績落ちている子ばかり。
NNで同じクラスだった子は一気に3クラスダウンして直前期の1月までクラス上がってこれなかった子もいました。
Aクラス在籍で何とかBクラスくらいの偏差値に上げたくて個別にかなりの重課金したご家庭でも夏休み明けむしろ成績が下がり、個別の担当講師に「英検を考慮してくれる学校探しましょう。」と言われ秋に英検を何度も受け続けてきたご家庭もありました。
個別にかけた数十万円、全て川に捨てたのと同じだった。これだったら家族でハワイに行った方がマシだった。と夏休み明けボヤいた方もいました。
親子で勘違いしがちなのですが、夏休み、これだけ塾に行っているんだから、成績が上がるはず!と。
ただ塾に行っているだけでは、成績は上がりませんよね。
子供は塾に行く事で勉強している気になっている。
夏休み重課金して成績が下がったご家庭の母親が「成績下がったのは全て先生のせい!」と大騒ぎしたご家庭も目の当たりにしました。
親に言われたから塾には行くけど、帰ってきたら勉強している様子がまるでない、机に座ってボーッとしている、そんな様子だと個別でどんなにお金をかけたって本当に意味ないです。
夏休み明け成績が上がるにはどうしたら良いか?
お子様自身が自主的に勉強する姿勢がまず第一ですね。
「今日の夏期講習でこの問題ができなかったから復習しよう。」「ここの分野よく分からないから予習シリーズ読み直そう。(ユウキ先生の動画見てみよう)」「明日の小テスト絶対に満点取れるように頑張ろう!」とお子様自身が思って行動できれば、夏休み明け、結果がついてきますよ。
6年生、どれだけ自学自習できるかです。
時間が空いたから個別入れよう!ではなく、その時間を自学自習の時間に充てる事をお勧めします。
我が家の夏休み、個別は入れておりません。家庭教師を2回入れただけです。
夏期講習のあとはひたすら自習をし続けた結果、9月の合不合判定は7月の合不合判定より偏差値+5上がりました。
明日が終業式の学校多いと思いますが、小学校の宿題は早めに終わらせて夏期講習モードに切り替えましょう。
本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
Comments