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執筆者の写真倉田宙

冬休みの有意義な過ごし方

いつもお世話になっております。倉田でございます。

本日はクリスマス、どの塾に所属していても、冬期講習や正月特訓(他塾はあるのか…?)の季節になりましたね。本日はきたる冬期講習期間にやるべきことです。

まず学校の宿題は出された日に終わらせましょう。毎日やる計算なんて知りません。配られた日からそれを最優先で終わらせて後顧の憂いをなくしてから冬期講習に全力で臨みましょう。つまり、W生は今日終わらせましょう。

では「冬期講習」でやるべきことは…


冬期講習のカリキュラムを完璧に消化することが最優先です!!!


保護者様としてはお子様と様々やりたいことがおありかと思いますが、4年生ならまだしも、5年生にすべてのカリキュラムの復習なんてできるはずもありませんし、確実にお子様はパンクします。4年生より授業時間は大幅に増えていますよね。6年生はもっと増えます。Wは夏期講習であれば日数も増えます。

参考までにWの冬期の授業時間を

小4 算国110分、理社50分 計160分×8日

小5 算国110分×2(休憩10分挟む)、理社110分 計330分×8日

小6 算国110分×2(休憩10分挟む)、理社80分×2(休憩10分挟む) 計380日×8日

です。

四年生ならば、授業のない時間に今までやった問題をすべてもう一度解き直します!みたいな芸当ができますが、週二回授業になった五年生にそれはできません。もはや六年生なんてどうやり直すんですか…?というレベルです。

じゃあ冬期受けないで自宅で勉強すれば… という考えも出てくると思いますが、現役講師からすると、「なるほど、家で勉強を選ぶくらい我々はロイヤリティが低いのだな。ほんなら成績保証もできません。責任も持てません、どうぞご勝手に」という思考になります。このサロンに入って考えが変わったのは週末の志望校別コースは他塾を活用するのもありだなと思い始めた(つまり、S生で、WのNN志望校別に通ったり、Wだけどジーニアスの志望校別に通ったりするのはありだと思う)一方で、平日塾をダブスクしている家庭は正直あまり成功例を見ていません。大体子供がパンクしてどっちつかずになっています。(私が基礎クラスばかり持っているせいもあるかもしれませんね…。)主に宿題が回らず、習熟度が低くなりがちな気がします。


さて、授業外時間の使い方の目安です。

① 午前で授業が終わる場合(四年生)

午後の使い方が大事ですね。例えばおにぎりなどを持たせて、食べたのち、自習室でその日の復習と次の回の漢字課題をこなすとよいのでは。

② 午後に授業がある場合(四年生、五年生)

逆に午前の使い方が大事でしょう。早く塾に行きその回で扱う内容のテストを解くなどが良い方法かと思います。

③ 午前から夕方にかけて授業がある場合(六年生)

授業後の時間が大事です。校舎で自習して帰るのか、自宅で勉強するのかはとても大事ですね。授業ごとの解きなおしと授業で扱うテスト対策で手一杯だと思われます。


このサロンにいらっしゃるかはわかりませんが、帰国子女として帰国生入試を受験される方は上の説明に当てはまりません。Wは今後、お茶の水だったかに帰国生向け校舎を設立予定のようですが、帰国子女アカデミー(ここが最大規模の帰国生集団塾かな…?) やJOBAなど、多数の帰国生専門塾があります。これらの講習会と普段お通いの塾の講習会が被ってしまうなんてことは日常茶飯事です。ですので、私はWでは得意科目を伸ばすか、苦手科目を克服するか(どちらかというと算数と英語の学校や算数英語作文の学校が多いので) 算数単科で受講して帰国塾と併用するという使い方をします。帰国入試を検討される方は特にしっかり考えていただければと思っていますし、一般のご家庭以上に受験校を選べますので、よくよく担当講師と連携を密にとって、面接練習などもするようにしてください。


冬期明けには志望校判定テストと組分けテストがあると思いますが、そこにかける比重について、最後にお伝えできればと思います。力のあるSS上位生は両者を同等にとっても良いですが、A,Bコースのご家庭は組分けに圧倒的比重を置きましょう。私の校舎含め、多くの校舎は志望校判定テストでSS基準のみ出して、1月組分けのみでWでいうSS,B,Aを決める仕組みになっていると聞きます。校舎の来年度仕様(新年度説明会の資料)をよくご確認いただき、1月組分けのみでSS,B,Aを決める校舎のお子様は組分けを最重要視して、冬期講習の学習に取り組みましょう。下手すると1月組分けで失敗して新年度を今までより下のクラスで受けるなんてこともありえます。それは阻止すべきですよね。別の記事で書きますが、対策のしようがない志望校判定テストは無理をして対策をすべきではありません。


体調管理にはお気をつけて、共に良い冬、よい新年そして2月からの新年度を過ごしましょう。

記事の続きは…

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