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個別指導と集団指導の違い

ブログを書くのはかなり久々かもしれません、倉田です

先日までの三日間、ユウキ先生の集中勉強会に参加させていただきました。

私は集団塾の講師であるため、基本的には「個別指導という形式」で教えること自体は初めて(授業の補習や質問対応、テスト後対応をしているくらい)でした

集団授業だとクラス全体の管理、宿題の管理の比重が多く、個人個人に目を向ける時間はなかなかとることができなかったため、今回の3対1指導は私自身にとっても非常に勉強になる機会でした。改めて、私のクラスだった皆様とこの場を設けてくださったユウキ先生に感謝の意を述べさせていただきたく思います。

今回の記事では、この三日間の中で得た個別指導と集団指導の違いについて文章化することで、自分の思考を改めて整理しようという試みを行っています。


そもそも私は基本的に校舎で国語と社会を教える授業をしており、算数は平常授業で教えることはなく、基本的に苦手な子向けに日曜特訓で対応していることがほとんどです。そのため、算数やその単元が苦手で「わからない」問題に対する指導の経験は多くありますし、テスト後補習という形で、テストの問題で分からなかった問題の解き方やポイントを伝えるということはやったことがありました。

ただ改めて、ある程度できる子の解き方の指導などという点ではあまりすることがなかったので、もし次の機会があるとしたら、個人的改善点はそこ(字を揃える 図を書くなど細かな意識を向ける点)にあると思っています。


さて、本編に入りましょう。

集団授業の良さは私語なく一方的に物事を詰め込める点です。集団という緊張感から基本的に私語が減り疑問点はまとめて後で処理するという形になります。また、質問という形もそう取れないことから、一回で身につけなければならないという集中もできることでしょう。そして何より集団環境の強みはお子様を競争環境における点です。テストもそうですが、国語や算数の問題演習でもスピードや正確性、授業の発問への反応速度などでたくさんの生徒の中で競い合うことができます。普段個別や家庭教師をつけて一人で勉強しているお子様も、集団の中に置かれると自分の立ち位置がわかり、追い付け追い越せで勉強ができる点は大きいでしょう。

一方で、教えられてもそもそも理解できていない生徒が生まれても、授業を進めるために置いてけぼりになってしまうことももちろんあります。その際にしっかり後で疑問点を解消できるようにならないといけません。その点内気な性格の子はちょっと不利かもしれませんね。また、親が教えられる環境・能力を持っていると、「家で教わればいいか」という思考になってしまい、塾での緊張感が多少薄らいでしまうことは集団塾、個別塾それぞれ変わりません。

逆に言えば個別指導の良さは困ったときにすぐにヘルプを呼ぶことができる点です。困ったときにすぐに質問ができ、疑問点をすぐに解消することができます。また、素早く進める子は素早く、ゆっくり進むときはゆっくりと、その子のペースに合わせて勉強できるのが個別の最大の強みと言えるのではないでしょうか。集団だとある程度のタイムテーブルに従ってまた、少人数の生徒とのコミュニケーションが取れるため、集団では目立たない生徒もしっかり注目してもらえる点も見過ごせません。集団では「できる子」や「悪さをする子」が目立ってしまいますが、そうではない「普通の子」に分類されやすい子も褒める、アドバイスなどのコミュニケーションが取れて新鮮な思いをできるという強みがあることを今回強く実感しました。個別で教えることでその個人の達成を褒めることができるという点はとてもその子のモチベーションの向上の助けになります。

一方で、すぐに教われるという点は思考を妨げる可能性があります。「わからない」→「答えを教わる・解法を教わる」→「わかった感じがする」で終わってしまうことがあるのは、集団塾の質問対応でも起きうる事態です。「わからないときに『考える』」ことこそが脳が最も働く行為と言えます。模試の最大の利点は誰の力も借りずに(カンニングしなければ…笑)自分で考える時間を取れること、そして、あまりの時間の使い方を考えることができることです。個別の利点でもあるすぐ聞けるというポイントは(上手に使っていればそういうことはないだろうけれど…)その成長機会を奪っていることもあることは念頭に置かなければなりません。私は今回普段の質問対応の時と同様に敢えてゴールをすぐに明示しなかったので、担当した三人にはすこし伝わりづらかったかもしれません。ただ、そこで考えてもらった部分が、その問題を解く際に確実に必要な能力だからこそ、そこまでは自分で考えてもらった形でした。

今回地味に気づいた点として、子供の遅れて気づく能力は見過ごせないということです。例えば基本問題1⃣(1)がわからなかったとしても、(2)で同じ使い方をしている部分を見て(1)はこうやって解いていたのかと納得している部分が見受けられました。ちょっと応用した問題を解くことでその問題にたどり着くまでの基本的ポイントを再確認したり、定着を試したりすることができる、そんな能力が備わっているように思っていたのですが、それがほぼ確信にかわりました。(だからといってむやみやたらに上位校の算数をやることは勧めません。十分予シリの基本問題やたまに類題、総合回の基本問題でも「ひとひねり」加わっているのでそこで確認が十分できます。)


個別は個別の良さ、集団は集団の良さがあります。両者の良さをしっかり生かせるように使えるといいですね。(私は個別で教わる側になったことはないので教わる側の視点はちょっとわからないです…)


夏期講習間の期間、大変ですが(私も入試問題をたくさん解いています…!) 頑張って(頑張らせて)いきましょう!

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