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  • 執筆者の写真Aya

マンガ 二月の勝者より



新刊が発売されて読まれている方は涙、涙だったのではないでしょうか。

二月の勝者では受験期、合格、不合格の連絡をして塾に行って次の日の受ける学校の対策をするストーリーになっておりました。

では、現実、早稲アカはどうだったか?について今日はお話ししたいと思います。


①早稲アカでは合格、不合格の連絡は必ず本人がするように説明がありました。

二月の勝者では保護者の方が電話して、その後、子供に代わる流れですが、早稲アカは最初に子供、その後親に電話を代わる流れです。

合格の電話ならノリノリでかけられますが、不合格の電話はしづらいですよね。


②漫画では、合格発表になると、生徒達の受験番号から合格かどうかを調べるシーンありました。

早稲アカでは直前期、2回、受験校と受験番号を提出しなくてはいけません。

これで先生達が漫画のように生徒全員の合格を確認しているかどうかは分かりませんが、調べることはできるわけです。

もしかしたら、この紙を出さないご家庭もあるかもしれませんが、これは先生達、結構本気で回収していた記憶があります。


③次の日の受験校の対策を塾でしてくれるかどうか?

ありませんでしたね。

電話はかかってきますし、応援はして下さいましたが、併願校対策は無しです。

早稲田中に限っては2/1不合格だった生徒の為に2/2の午後から算数と理科の対策授業はしてくれます。

これはNNの特典みたいなものです。


知り合いの高2のお子さんが早稲アカで中学受験をして、2月は連日不合格でした。

早稲アカの担当講師の勧めもあり最終日、全く受験する予定もなかった学校を受験することになりました。

当然、この学校の過去問は持っておらずだったようですが、この時は校舎に行き、

過去問を解き、解説をしてもらって、次の日の受験に備えたそうです。

無事に合格を頂き、進学されました。

2月、どこも合格を取れていない子は校舎に呼ばれて対策をしてくれるかもしれませんが、ごく少数でしょう。


息子と同じ校舎に通っていたSAクラスの子が全落ちして公立中に進学されている子がいます。

幼稚園が同じで年長の冬くらいにスーパーキッズの試験受けに行っていて、幼稚園の中ではちょっと話題になったんです。「教育熱心なお宅なのね~。」と。よくあるママ達の会話です。

6年間早稲アカに通っていて全落ちした事は、他のママさんから聞きました。


よほどの事がない限り全落ちは無いと思いますが、あるかもしれないのが受験。


通っていた校舎の先生が不合格体験記を子供達に話してくれた事がありました。

「あの時、もっとこれをやっておけば良かった。」と昔の教え子のリアルな話です。

合格体験記はいくらでも世の中に出ていますが、リアルな不合格体験記ってなかなか目にしませんよね。

子供達に結構響きますよ。「今、私、勉強ちょっとサボってるけど、このままだと、不合格体験記みたいになっちゃうのかな。。。」と気付かされます。


二月の勝者、ちょうど今、合格発表のシーンが描かれております。

これ、親の在り方も考えさせられますし、お子さんにも読んでもらいたいですね。

御三家以外の学校は違う学校名で表記されていますが、なんとなく分かると思うんです。

お子様の志望校と同じ登場人物いますか?その立場だったら、何を思いますか?


本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。



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